霞が関中央合同庁舎第四号館 金融庁物語

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著者 : 江上剛
  • 実業之日本社 (2006年6月25日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (363ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408534930

霞が関中央合同庁舎第四号館 金融庁物語の感想・レビュー・書評

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  • 金融庁と銀行の対決をテーマとしていて、ノンキャリアの金融庁検査官松嶋哲夫と、その弟でメガバンクのエリート行員である松嶋直哉の双方の視点から話が進んでいく。かなりのところ、実際の日本の金融界の流れに即しているように思われる。立場は違えど、兄弟それぞれの思い(職業倫理など)に共感するところが多かった。腐敗したメガバンクの内情にはあきれた。竹中元大臣がいかに「大物」大臣であったかも再認識した。

  • ミステリー色はなく、人に焦点を当てた小説。金融庁に勤める哲夫と、銀行に勤める直哉。2人の視点で物語は進み、
    最後に倉敷があっさり善人みたいになるのが納得いかない。哲夫の師である井上を無実の罪で逮捕させ、自殺させるところまで追い込んでおきながら、その結末はないだろう。

  • 今回は金融庁検査官の兄と三和銀行(旧UfJ銀行)に勤める弟がこの作品のモデル。

    江上剛作品の中では一番面白いと思う。

    それにしても経済小説を書く筆者(黒木亮、池井戸潤、高杉良)がいるが、江上と黒木がUFJ銀行に対して批判的であるのに対して、高杉は竹中が仕組んだ国策調査として金融庁に対して批判的である。

    それほど金融庁がおこなったUFJに対する臨検は評価が分かれるのか。

  • 金融庁の検査官、松嶋哲夫と銀行員の弟、直哉。
    相対する立場から、銀行を取り巻く環境が書かれています。

    どちらサイドの立場、考え方もなかなか興味深いものがありました。

  • 2009/11/9

  • ごまかしも不正も許さない金融庁の検査官
    なんとか立場を守るために手段を選ばない銀行側
    息詰まる攻防戦

    ・・・と、ここまではわりとよくあるパターン
    ちょっと変わってるのがその2か所に兄弟が関わってること。
    でも、先の読める展開でした

  • 証券等監視委員会について世間は知らないだろうし興味もないだろう、関連する仕事をしている人にが読めば面白い。知らない人にもガイド的にもなるかも。

  • なんか、読んでて高杉良の小説みたいだと思ったら、実際高杉さんの小説のモデルになった人らしい。金融庁検査に係った人なら結構面白く読めるけど、出てくる人がカッコ良すぎる。ノンキャリの検査官を褒めているのは、微妙。いい検査官もいるけど、不必要に威張ってる気もするんですが・・ 後検査官も勉強してから来て欲しい。検査期間中にヒアリングと称して担当者を問い詰つめることで、自分の勉強にしないように。ところで、金融庁は増員しすぎて、最近仕事がないんでしょうか。重箱の隅つつくような仕事してませんか?

  • 古い銀行の体質が結構実際にありそうで面白かった。この兄弟の真面目さに救われる。検査の独立性とかを考えるとこんなシチュエーションはなさそうだけど。でも良し。星3.5

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