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この作品に関連する談話室の質問
みんなの感想・レビュー・書評
先週新幹線移動が多かったので、3日間の移動時間で読破!
財閥系自動車会社のリコール隠しと、それに立ち向かう零細運輸会社が小説の舞台。すごくリアルで、実話小説かと思ったくらい。
「会社の常識は世間の非常識」。勉強になりました。
それにしても、池井戸潤の小説は面白い。
直木賞を受賞した「下町ロケット」も、名作ではあったが、私的にはこちらのほうが質・量ともに5割増しの絶対おもしろ保証的作品。
内容は・・・読んでください。フィクションとノンフィクションの境目をうろうろしながら。
中小企業(運送業)の社長が、プライドをかけて大企業に挑む姿。企業小説であり、社会小説であり、なによりの家族/ヒューマン小説なのです。
ごくごくたまにある「読み始めたら止められない」(コピーではなく)作品です。
夢中で読んだ。大企業に中小企業が噛み付き真実を勝ち取る話。上下二段の厚い本だったが、時間を忘れた。勝ち取るまでが長い長い!中小企業の社長に感情移入するも悪代官満載で八方塞がりの現状に胸が締め付けられる。しかし我慢した分、逆転劇には胸が熱くなり読後の爽快感はハンパない。登場人物も沢山だが、大企業の真っ黒な悪役がとても分かりやすいし、そこの社員達との駆け引き、子供の学校でのモンペトラブルや、得意の銀行介入、中小企業の社員の絆、とても良いスパイスになっていて飽きさせない。面白かった!
巨大企業のリコール隠しで起きた死亡事故、その真実を巡り戦う中小企業社長を描いた話。重いテーマを扱っている筈なのに、やめられない止まらない。一進一退の描写が上手すぎる。銀行、マスコミ、被害者家族など、登場人物も多く、場面も多岐にわたるが、ダレなく最後まで一気読みした。読後の気持ちよさは今年一番かもしれない。
タイヤ脱輪事故による傷害致死事件を扱った、ノンフィクションにかなり近い作品で、かなり濃厚でした。読んでるほうが絶望に沈む程の展開でも、少しずつ光が差し込んでいき、感動の結末へと一気に走り出します。文句なしにおもしろかったです。これを読むと埼玉の赤いクラブには絶対に負けるわけにはいかんと思いました。
三菱ふそうの事件を基にした話。ただの浪花節で終わらず、事実を事実として受け止め、それに立ち向かう人たちが主人公だ。それは被害者の遺族もそうだし、運送会社も同じ、銀行も、文屋も、腐った会社にいる人間もそう。矜持を持って生きることは、強さであり、未来を見ることができる。
飼いならされた豚に未来は無い。ただ先を見つめ、人として大事なものを守る強さ。できることを見つけ、愚直に突き進めること。
実際に亡くなられた人もいると思うと非常に複雑で悲しいと思うが、転落、挫折からの再生が生々しく、しかしドライに描かれている。
頭の良い人が数多く集まりだすと、企業は外(顧客)ではなく、上(上司)を見るようになる。それは、財閥系だけではなく、普通に社会で起こっていることであり、事実。どう折り合いをつけるのかは、割り切れない限り非常に難しい。
ボリュームがあるが、読み始めの掴みがうまい!次の展開が気になり引き込まれる。この本があり、より洗練された「下町ロケット」で直木賞獲ったんだな。
本を手にした時は文書量にたじろいだが、読み進めるとどんどん嵌まっていった。企業に勤めたことがあるものなら、実感する話が緻密に繰り広げられ、一見敵役にも共感できるところがある。正義は勝つという結論だが、興味深い。
下町ロケットも面白かったが、こちらも面白い。
勧善懲悪型(?)ストーリー。分かりやすいけど、読み応えもある。
「下町ロケット」を借りようかと思ったら、近くの図書館で予約の行列ができていた。それでこの本を読むことにしたが、すごく面白かった。
何事にも諦めることなく、一生懸命働いてる人っていいな。
この小説に出会えて本当に良かったと思う。
赤松運送の社長の行動力は、読んでいて勇気づけられる。
自分がいろんな壁にブチ当たったときには、何回も読み返してみたくなるような話。
「なべちゃんのエンジョイ田舎暮らし」
http://enjoyslowlife.blog.eonet.jp/
下町ロケット同様弱き(中小企業)が強き(大企業)に勝つストーリーです。下町ロケットに比べると厳しく耐える時間が長く感じましたが、その分勝ったときの爽快感がたまらなかったです。
しかしこの作者の描く悪者のキャラクターはホントににくたらしくて、目に浮かびますね。
「正義は勝つ!」ですね。安心して読めます。スピード感もあるので、あっという間に読んでしまえます。
ただ、主人公の赤松運送の社長が、脱サラして父親の中小企業を継ぐあたりや整備不良が問題になっているあたりが、「下町ロボット」と被るので、今一つ新鮮さはなかったです。
ただ、真実を追及する姿勢やその主人公を取り巻く家族愛、仲間愛などは、いいものだなぁと感じます。
トレーラーの走行中に外れたタイヤは凶器と化し、通りがかりの母子を襲った。タイヤが飛んだ原因は「整備不良」なのか、それとも…。自動車会社、銀行、警察、週刊誌記者、被害者の家族…事故に関わった人それぞれの思惑と苦悩。そして「容疑者」と目された運送会社の社長が、家族・仲間とともにたったひとつの事故の真相に迫る、果てなき試練と格闘の数か月(amazonより抜粋) 久しぶりに読み終わるまでに時間がかか... 続きを読む »
運転する身としては、かなりつらい本。。。
日本車なんだから、法定通りメンテナンスしていれば
事故なんて起きないだろうと私なんかは思い込んでるから
こんな基本的な失陥が隠ぺいされてたらと思うと
本当にぞっとする。。。
そして、本当に1つの事故によって
さまざまな人の人生が変わってしまうんだなと
いうことを認識させられた作品だった。
本の分厚さと文字の細かさ(しかも1P2段)に驚きつつも、ぐんぐんと話に引き込まれ、読んでいてここまで力が入ってしまった本は久しぶりでした。 ホープ自動車、グループ銀行の狡さにイライラとし、そこで働いている人たちにかなりむかつきましたが、大なり小なり「会社員」は歯車でしかなく大企業であればあるほど組織の中で生き延びていこうとすると、こんな組織人になってしまうのかと悲しく感じた。 だからこそ、... 続きを読む »
最初は、なんだか重苦しくて嫌だなぁと思ったが、やめられなかった。ドキドキしながら一気読みした。この事件はニュースで知っていてハッピーエンドだとわかっていたから。企業の不条理や人間の欲やズルさと正義感などがよく描かれていて、おもしろかった。
小説ながら大企業の社内闘争がなんとなく分かる。顧客よりも社内政治を優先する古き財閥企業はいくつもの中小企業の屍を積み上げて生き存えようとするが、時の洗練に耐えきれずいつか自壊する運命に合うのだろう。一方の中小企業の経営も一度崩れると一寸先は闇、主要取引からも銀行からも見放されるがそこを救うのもやはり人の縁。
ビジョナリーカンパニーとは何か、中小企業が窮地に陥った時に世間の評判やコンプライアンスといった建前でなく本当の意味で支援できる仕組みとは何か、考えさせられる一冊。
おもしろかったです。
とにかく夢中で、二日で読み切りました。
文章が一定の水準に達しているので、
展開が気になって所々斜め読みしてしまったけれど内容を楽に掴めました。
それに、心理描写に無理がなく、情景描写も適度で、
絵や人物を瞬時に浮かべられました。
こういうヒーローものは、
読んでて気持ちがいいですね。
展開読めてもはらはら!
そしてみーつーびーしー!!
もろわかりです、三菱を題材にしたこと。
それもあって、リアル。

『下町ロケット』を書いた作者の作品。
タイトルから想像したのは、タイヤは空を飛ばないから、やっぱり町の小さな工場が、空飛ぶ何かを発明するような、そんな話だと思っていた。
ところが、いざ読み...





