- Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
- / ISBN・EAN: 9784408535760
作品紹介・あらすじ
生死の境をさまよう患者・沙緒里を深夜の病室で見守る医師・拓也。二人の間には誰にも話していなかった二十年にわたる愛の物語があった。沙緒里の娘に出会いと別れの軌跡を語る拓也。沙緒里が彼の前から忽然と姿を消した驚きの真相も明らかに-。現役医師が描く究極の恋愛小説。
感想・レビュー・書評
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なんと評価するのがいいのか、悪くないが、そんなにうまくいくのか、と。
最初からラストが透けて見え、少々幻滅。
この著者さんの自伝プラスアレンジなのでしょうが、この方の学歴が素晴らしすぎて、ただの僻みになってしまう。
それとこれは個人的な感想ですが、名前がとても気になり、話に入り込むことが難しかった…詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
川渕圭一さんの実体験におそらくかなり脚色を入れた恋愛小説。
川渕さんの本はノンフィクションか脚色かの線引がわかりづらいせいか、純粋に小説として楽しめない残念さがあります。
明らかに自分の大学生活を描いている箇所が多々あるので、多分脚色部分について「そんな小説みたいな話ないだろうw」と思ってしまうのです、小説なのに!w
お話は都合よく綺麗に多少の自虐はありながらも基本自慢話のように進みます。
最後もとても美しくご都合よく締めくくられます。
私的にはもう川渕さんの本はもう読まないかなw
東大工学部から京大医学部から医師免許取得と言う超高学歴。
大学病院勤務を経て今はフリーの内科医と小説家・講演という悠々自適さが鼻につくというか妬んでしまう私がさもしいのか。 -
10年も20年も想い続けて、小説はすぱんと場面切替で一瞬だけど、実際はとても長い年月だよね。
はぁ。ため息出るほどの時間と想い。
想う人がいることは、すてきなことかもしれないけど、大変だ。
うらやましい反面、私にはむりだ。
だけど、本の中で擬似体験しつつ浸るのもまたよろし。 -
■ 1201.
<読破期間>
2012/1/3~2012/1/4 -
ふかいい
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右京中央図書館より。
京都が舞台ってことで借りてみた。
作者自身が脱サラでお医者さんになられたということもあり、
主人公の医者っぷりはリアルだった。
主人公、ヒロインより脇の友人達が個性的でよかった。 -
登録日:10/6