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この作品に関連する談話室の質問
みんなの感想・レビュー・書評
シリーズ第3弾。
中編3作は過去の出来事で、イタリアのシスティーナ礼拝堂にある「最後の審判」の修復作業への参加と、シモーナとの出会いから結婚・妊娠の話を軸に、身近で起こる死亡事件について瞬介が推理を働かせます。どの物語も読み応えがありました。最後の短編は、場所はイタリアですが時は現在です。ここでの推理は、過去に起きた事件の回想みたいな感じです。
私は絵画にあまり詳しくないので、どこまでが真実でどこからがフィクションなのか、読んでいて本当に分からないんですよね~。だからこそ、すべてが真実のように楽しめるのかもしれません。
装丁 / 大塚 充朗
写真 / copyright・Alinari Archives,Florence/AMF/amanaimages
初出 / 月刊J-novel'09年2〜5月号、'09年9〜12月号、'10年5〜8月号、書き下ろし1本。
瞬介のイタリア時代の話を集めた中短編集。
タイトルにもなっている、ミケランジェロのが一番どっきりしたです@@;
そうかあ、瞬介は奥さんとこういう出会い方をしたのかあ~(・_・、)
絵画修復士、御倉瞬介シリーズ。
第3作の今回は、彼が若き日にイタリアで遭遇した事件の数々、そしてシモーナとの出会いが描かれている。
ミステリでもあるが物語はどれも美術的な蘊蓄や考察に満ちており、今回はボッティチェリの「ナスタジオ・デリ・オネスティの物語」、ミケランジェロのシスティーナ礼拝堂の天井画、佐伯祐三に酷似した運命の画家などが登場する。
中でも表題作は圧巻で哲学的な荘厳さを感じさせるが、個人的な好みからいえば構想の素晴らしさに比べて表現が地味というか、物語としての盛り上がりに欠けるような気がするのが残念。
絵画修復士御倉瞬介シリーズ第三弾。
第一弾、二弾は読んでいないのだけれど、時系列が一本ではないので特に問題なく読めた。
圧巻だったのは表題作『システィーナ・スカル』。
天地創造を見ると毎回思い出すだろうな、と思うインパクト。
絵画修復士御倉瞬介シリーズ3作目。
まさかの過去編でした。
なんだかダヴィンチ・コードを思い出すような話の流れ。
人は死んでますが、そんなことより絵画に込められた謎を解くみたいな。
なんとなく、ミステリ作家って大変だなあとか、話と関係ないところでしみじみしてしまった。
絵画修復師、御影修介を主人公にしたミステリ第3弾。
柄刀さんの作品はいくつか読んでいますが、このシリーズが一番好きです。ミステリーだと謎解き以外はおざなりになっている人間関係の微妙な部分をきちんと描いている。もちろんミステリーとしても成立している。
あとは、主人公の職業に興味があって、そのディテールもしっかり書き込んであるところでしょうか。
御影は子供がひとりいる、いわゆるシングルファザーなのだけれど、今回は過去をさかのぼって子供の母親との出会いから描かれます。収録4編中3編が、過去。舞台はイタリア。おもしろかったです。
婚礼祝いという依頼で描かれたボッティチェリの4枚の連作の絵「ナスタジオ・デリ・オネスティの物語」。その残虐さが意味するものは・・・「ボッティチェリの裏窓」 ミケランジェロの傑作、システィーナ礼拝堂の「最後の審判」。そこ隠された秘密と、第二頸椎を握りながら死んだ女性の謎とは・・・「システィーナ・スカル」 佐伯祐三に境遇が酷似する若き画家・西木健秋。彼が病床の中で描き切った「腕」に込め... 続きを読む »
絵画修復師御倉瞬介シリーズ第三弾。今回は彼の若き日の姿が描かれます。全体的にテーマは生と死といった感じ。荘厳な雰囲気の中に魅力的な謎がいっぱい含まれたミステリ中短編集です。
中ではやはり表題作の「システィーナ・スカル」が圧巻。「最後の審判」図録は最初にぱらぱらっと見たときに目に留まったし、知ってもいたけれど。まさかそんなことが!!!という驚愕でした。うわー、ぜんぜん気づきませんでしたよ。
そして個人的には「時の運送屋」がかなり好き。真相を知ったとき、悲しくも美しい情景と「サイキ・パープル」が目に浮かびました。

絵画修復士の御倉瞬介がイタリアで出会った絵画にまつわる出来事の真相を推理する。
絵画好きとしては、とっても興味深いお話でした。
先人たちは、絵画に色々託してはいたけど、そこまで深く考えて描かな...





