ウエディング・ベル

著者 :
  • 実業之日本社
2.88
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本棚登録 : 518
感想 : 110
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  • Amazon.co.jp ・本 (292ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408535876

作品紹介・あらすじ

銘和乳業課長のわたし(川村晶子)は、38歳にして14歳年下の児島くんと結婚を決意。だが、友人は好奇の目で見る、双方の家族の反応もばらばらで、賛成あり、微妙な品定めあり、断固反対もあり。くわえて、新しい人気ドリンクでも、難問山積。二人がウエディング・ベルを鳴らす日はいつのこと…。

感想・レビュー・書評

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  • 2014.6.29読了
    3巻のための2巻なんだろうけど、親の反対がダラダラと…何度同じ話してんだってね。そりゃすんなりはいかないだろうけど、それだけ反対する父親に、いい加減「自分の娘がどんだけのもんやねん!!」って突っ込みたくなった…笑(図書館)

  • 前作の「年下の男の子」がすごく良かったのでドキドキワクワクしながらページを開きましたが、、うーむ、、前作ほどではなかった。。。
    前作の時は晶子と児島君の恋愛にこっちまでハラハラドキドキして大変だったんだけど、今回は仕事と親のことで大変な晶子のお話って感じで、児島君も「ですます」口調が多くてイマイチ頼りない感じ。魅力も半減よ。
    タイトルらしからぬ結末で、これはどう考えてもミスタイトルでしょー!
    仕事のゴタゴタがここで活かされたわけね、というオチだったけど、続編がないと納得は行かない。
    14歳差はあっても幸せになれるんだっていう説得力のある続編を期待します!!

  • ええっ、これで終わり?前作は14歳年下だけどぐいぐい押す児島くんが魅力的で一気に読めたのに、続編これは正直期待外れ。タイトルで釣られた~。

    何より、モナの話に分量割きすぎ。モナモナうるさい。
    恋愛と結婚の違いは当事者たちだけの問題じゃなく、両家の親族が関与すること。予想はしていた展開だけどフィクションなんだからもう少し夢見させてよ…

    結婚するなら両家の親族に祝福される結婚をしたい。もちろん愛し愛されてる人と。それを願わない人はいないと思うけど、親は親なりに我が子の幸せを願うあまり反対したりもするわけで。

    「両親が亡くなってからの人生の方が長いんだから、自分が選んだ人と強行突破でも想いを貫くべきだ」と言っていた友人のことをふと思い出した。

  • やばいやばい

    児島くんの言動にいちいちキュンキュンしてしまうわたしはおばさんなのか?!ふとした拍子に前向きになる晶子さん好きです。そうだよ、児島くんは彼なんだからって。うんうん。

    娘をもつ父は複雑なんだな。いろんなことすっ飛ばして結婚を決めた私が踏んでない段階をこの二人は踏んでることに羨ましく思う。

  • 「年下の男の子」、続編出てたんだなあ。
    交際を始めたが14歳の年の差で周囲が・・・というところで終わった。
    これが田舎だったらもっとものすごいことになるだろうなあ、と読みながら心底げんなりした。
    がんばれふたりとも。

  • 銘和乳業課長のわたし(川村晶子)は、38歳にして14歳年下の児島くんと結婚を決意。
    だが、友人は好奇の目で見る、双方の家族の反応もばらばらで、賛成あり、微妙な品定めあり、断固反対もあり。
    くわえて、新しい人気ドリンクでも、難問山積。
    二人がウエディング・ベルを鳴らす日はいつのこと…。
    (アマゾンより引用)

    前回の話のときも思ったけど、何で晶子さんのこと好きでいられるの?
    そんな魅力的な女性には思えない。
    児島くんのことも私は好きじゃないし
    そして、物語としてちゃんと解決して欲しかったなぁ

  • さすがに14歳下ってすごい。
    妹の成人式までに結婚するのが目標

  • 結婚問題にしても、会社の「モナ」問題にしても、同じ事の繰り返し。 

  • 年下の男の子、続編。

    14歳年下の男の子、児嶋くんとよりを戻した晶子。

    将来的に結婚を意識するようになった2人だが、互いの両親はあまりいい顔はしなかった。

    特に晶子の父は頑なに児嶋くんとの交際と結婚を認めない状態だった。

    並行するように、仕事もうまくいかなくなり、八方塞がりの晶子の心の支えは、やっぱり児嶋くんだった。

    年齢差に社会的立場に収入と、なにもかもに格差のあること
    女性の方が年上なのを気にするのは、もう晶子たち本人たちではなく周囲だった。

    晶子の両親には内緒で、無理やり両家の親とばったり対面で終わり。

    続きがまたあるのかな?
    ゴルゴンゾーラと湯葉のピザってどんな味だろう。

  • 38歳の晶子と14歳年下の24歳児島くんのラブコメディ「年下の男の子」の続編。

    交際は順調ではあるものの、きちんとした形を好む晶子は、お互いの両親にふたりのことを認めてほしい。
    今回は、その堂々巡りで終始してました。
    確かに、両親に認めて欲しい気持ちはわかるけど、全てそこばかりで、ふたりの魅力的な関係が伝わってこなかったのが残念。
    安定しているからこそ、なのでしょうけど。

    晶子の仕事の話も、同じく堂々巡りを繰り返してましたね。
    結果は、無事解決を見ましたが、今回は秋山部長に魅力を感じませんでした。これも残念。

    両家族が揃ったところで終わり。
    続編に期待です。

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著者プロフィール

1961年東京都生まれ。成蹊大学文学部卒業。『リカ』で第2回ホラーサスペンス大賞を受賞し、翌02年デビュー。以来、警察小説・青春小説・サスペンス・時代小説等、ジャンルにとらわれずに活躍中。

「2023年 『交渉人・遠野麻衣子 爆弾魔』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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