霧の城

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著者 : 岩井三四二
  • 実業之日本社 (2011年10月20日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408535951

霧の城の感想・レビュー・書評

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  • 女城主として有名な通称おつやの方と、その亭主となった敵方の男の物語。歴史というより、恋愛かも。期待していた霧の描写はなかったような。

  • 信長が政略結婚として叔母を岩村城主の遠山家に嫁がせたことによる悲運の女性おつや。城主の夫の死後、織田の敵方である武田勢に攻められ、遠山家を守るため苦渋の決断で敵の大将と結婚し新たな城主として迎えることに。その後悲劇を迎えてしまう。
    この悲劇的な史実だけは知った時は、織田信長の残忍さとあまりにも悲しい人生を送った人だと言う思いが強かった。けれど、もしかしたら作品(史実に基づいたフィクションであるとは思うけれど)のように善右衛門とおつやの心が結ばれていたなら悲劇に中にも救いがあるような気が。
    そういう意味でこの作品は歴史を舞台にした恋愛小説と言ってもいいのかも。映画や大河ドラマにも出来そう。

  • 織田にせよ武田にせよ大勢力につかないとやっていけない小勢は大変だなと。

  • 戦国時代の歴史秘話。
    美濃・岩村城 元城主の奥方おつやの話です。

  • 戦国時代の真っただ中で信玄が最後の戦いを進めながら京を目指す中で信玄の信頼が厚い武将秋山善右衛門は先立って美濃の岩村城を落とす命を受ける。難攻不落の岩村城を和議で手に入れる。この条件は全員今まで通り、城主に善右衛門が座り、後家のおつやを娶るとの内容であった。事は上手く進んだが善右衛門とおつやは相思相愛の中となっていく。しかし織田を裏切ったと信長の兵は岩村城を囲み降伏させられる。一類の望みをもっていたおつやも河原のつゆと消えていく。この時おつやのお腹には二人の子供が宿っていた。歴史小説には欠かせない武功のくだりがあっさりと描かれており読んでちょっと物足りなさを感じる。

  • 救われないのがわかりつつ読んだが、やはり救われんかった。おつやが受け身体質なのは、時代とか出自とかで、まぁ、こんなもんなんだろうかと読んだ。しかし男は勝手なもんだよ、全く。人を巻き込んでおいて責任の一つもとらん。

    文章自体は大変読みやすくおもしろかったです。タイトルが霧の城だけど、霧の描写は余りに少なくてちょっとね…というだけで。

  • 岩村城の城主夫妻が主人公。秋山の岩村城攻めから始まり、おつやの処刑場面で終わる。この小説では夫婦の処刑は岐阜城下。

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霧の城の作品紹介

武田軍に攻められ、落城寸前の美濃・岩村城。元城主の妻として、城を守るおつやの方に敵の大将・秋山善右衛門から一通の書状が届けられた。そこには和議の条件として、おつやと夫婦になりたいという驚きの申し出が-著者渾身の歴史時代長編。

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