白銀ジャック

著者 :
  • 実業之日本社
3.18
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  • (11)
本棚登録 : 1670
感想 : 71
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  • Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408535999

作品紹介・あらすじ

ゲレンデ全体が乗っ取られた。このスキー場にいるすべての人々が人質だ。

感想・レビュー・書評

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  • 東野圭吾に初期に読んだ、
    スポーツ物かな。
    そこまで心に残ってない。

  • カッコいい男と女がたくさん出てくるスカッとするミステリー。スキー場に届いた爆弾を仕掛けたという脅迫状。警察には届けずに解決しようとする会社側とスキー客の安全を考え抵抗する現場に近い社員。犯人は身代金をゲレンデで受け取り逃げるがその滑りがカッコいい。映像化を意識して書かれた小説かな。ラストはハッピーエンドです。死人が一人もいない爽やかな?ミステリーでした。

  • なんとなく途中からそうじゃないかなと思ってた・・・・

  • 3.5
    本格推理よりかはドラマ向けかな
    描写が読みやすい
    結末はそんなもんかなって感じ
    ん?って箇所はいくつかあったけど面白かった
    倉田っておじさんかと思ったら、エルと付き合うんかい笑

  • やっと雪が積もったスキー場に脅迫状が届いた
    コースの何処かに爆弾を埋めたと
    爆破されたくなければ身代金を払えと
    風評被害が怖いスキー場側は黙って従うことに。。。
    複雑に絡み合うスキー場関係者、地域の思惑
    緊迫の身代金引き渡し、犯人は誰なのか、目的は
    スキー場はどうなってしまうのか。。。

    他の東野圭吾の雪山作品にも登場する
    スキー場パトロール隊員の根津 昇平 (ねづ しょうへい)と
    スノーボードアスリートの瀬利 千晶(せり ちあき) が出会うお話
    そうか一連の作品の一番最初がこの作品だったのか。。。

    2016年11月01日発売「白銀ジャック」
    2013年11月15日発売「疾風ロンド」
    2016年11月01日発売「恋のゴンドラ」
    2016年11月29日発売「雪煙チェイス」

    スキー場を舞台にした圧倒的な疾走感があるお話で面白かったです

  • スノボが趣味なのでストーリーの情景がイメージしやすかった。展開的にはベターな感じがしたが、犯人の二重構造には驚いた。
    最後のアクションのところをもう少しハラハラするような感じに描いてほしかったなと思った。
    パトロール隊の活躍はとてもかっこ良かったし、根津と桐林のチェイスは熱くなった。
    もうすぐ夏だけど、早くスノボしたい!

  • 2019(R1)7/22-7/25

    東野圭吾「スキー場シリーズ」としては、これが第1弾なのかな?
    結局僕は、「スキー場シリーズ」を完全に逆から読み進めてしまいました。
    でも、単体で十分楽しめる。しかもライトな感じだから、サクサク読める。

    スキー場乗っ取り事件に振り回される話が、多くの視点で語られていきます。
    僕には珍しく「犯人は〇〇かなあ…。」と予想がついたので、途中で「おっ、これが世にいう“ミスリード”か??」などと、作者の上をいった感じがして少し自慢げだったのですが、最後の最後でヤラれました。「そこかあ!」って。
    やっぱり東野圭吾には勝てませんでした。
    「スキー場シリーズ」の脳みそ状態で読み始めたので、一気に読んじゃいました。
    おもしろかった!

  •  「我々は、いつ、どこからでも爆破できる」とゲレンデに埋めた爆弾で新月高原スキー場を脅迫。そのスキー場には
    北月エリアという過去に事故歴があり、オーナーにはお荷物のゲレンデがあった。そこで社長らは北月エリアに爆弾を
    仕掛け、雪崩を起こして永久封鎖の目論見を、地元住民の英也が知り、先に爆弾宣言をした。メインゲレンデに爆弾が
    ある事を匂わし、国際クロス大会を北月エリアで実施させることが狙いだった。
     が北月エリア毎買取る人物が現れ、爆弾騒ぎも内密に処理され、スキー場も継続できるというハッピーエンド。

  • 久々の東野圭吾。やっぱり面白い!
    スッと世界観に引き込まれるのはさすが!
    結末も爽快でした。スキーやスノボを上手に滑れたら気持ち良いんだろうなぁ〜。

    千晶がいい味出してました。

  • 面白かったが、後半のどんでん返しをもう少し楽しみたかった。

    物語が終わる直前にタネあかしをするのではなく、もう少しだけ早いとその分、どんでん返しの楽しさを小説を読みながら体感できたんじゃないかと思う。

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著者プロフィール

1958年、大阪府生まれ。大阪府立大学電気工学科卒業後、生産技術エンジニアとして会社勤めの傍ら、ミステリーを執筆。1985年『放課後』(講談社文庫)で第31回江戸川乱歩賞を受賞、専業作家に。1999年『秘密』(文春文庫)で第52回日本推理作家協会賞、2006年『容疑者χの献身』(文春文庫)で第134回直木賞、第6回本格ミステリ大賞、2012年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(角川書店)で第7回中央公論文芸賞、2013年『夢幻花』(PHP研究所)で第26回柴田錬三郎賞、2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞を受賞。

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