総理の夫

著者 :
  • 実業之日本社
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感想 : 272
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  • Amazon.co.jp ・本 (348ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408536279

感想・レビュー・書評

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  • 3.5
    こんなのも書きますか・・・マハさんは。
    先日終わったドラマ「民衆の敵・世の中おかしくないですか?」の総理大臣版。
    こちらが先なので、むしろドラマがこれの市長版なのか?

    表現は漫画チックでも、テーマはリアルな問題。
    マジで、信を問う選挙をして見たら良いのにね。

  • 普通に面白かった。うまくいきすぎる部分があることはあるが、小説はこのくらいのほうが良いかと。

  • 日本初の女性総理大臣誕生物語を夫が日記風に綴るはなし。ちょうどテレビドラマで、素人女性が市長になる話を放送してたのとイメージが被った。

  • 総理となる相馬凜の夫、相馬日和の日記を読む形。多少のハラハラドキドキはあるけれど安心して読めるお話し。

  • 面白い!
    そーりんに私も期待したい。
    現実社会にもこういう人がいてくれたらいいのになぁ。

  • もっとひどい展開からハッピーエンドへ、となるかと思ったらちょっと物足りないくらいのほわほわな展開。面白くてドラマ向きだと思うけど、半年後には忘れていそうな内容。

  • 唯一無二の総理の夫。絶滅危惧種ってか、日本には存在しないな。いればいいのに。

  • 面白かったです。
    リアリティが無いのがいいですね。
    現実もこんな感じだったらハッピーなのにね。

  • 42歳の若さで、日本初の女性総理大臣となった相馬凛子。
    清廉潔白、行動力抜群、美貌の人。
    日本の行く末をしっかりと見つめた政策は、国民の熱狂的支持を集めます。

    その夫、日和は鳥類学者。
    天然で癒し系の年下夫。
    自宅の庭に集まる野鳥を数えることから一日がスタートするゆったりした生活が、妻が総理になったことから一変。
    自身もファースト・ジェントルマンとして妻を支えると心に決めます。

    凛子は第111代総理大臣という設定なので、少し未来の政治ファンタジー。
    本当にこんな政治家がいたら、日本はきっとよい方向へ進んでいくに違いないと思わせる展開で、まるで女性版「竜馬がゆく」のように引き込まれます。

    それでいて、政治一色のストーリーではなく、夫婦の出会いや結婚の微笑ましいエピソードもあり、千々に楽しませてくれる1冊です。

    巻末の解説は、現総理夫人安倍昭恵さん。
    今注目の人だけに、思わず食い入るように読んでしまいました。

    ご自分の立場から、実体験を踏まえたファーストレディの役割・考え方なども書いておられるだけに、今の騒動をたいへん残念に思います。

    図書館スタッフ(学園前):山姉さん

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    帝塚山大学図書館OPAC
    https://lib.tezukayama-u.ac.jp/opac/volume/777662

  • タイトル通り 女性総理大臣の夫目線の一歩引いた話と思えば 面白いのかも知れないけど
    凛子さんがどう闘い 日和くんがどう関わっていったのかわからないし
    しょっちゅう 話が前後するしで
    ほぼ斜め読み

    日和くんのお母様は好きだな

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著者プロフィール

1962年東京都生まれ。関西学院大学文学部、早稲田大学第二文学部卒業。森美術館設立準備室勤務、MoMAへの派遣を経て独立。フリーのキュレーター、カルチャーライターとして活躍する。2005年『カフーを待ちわびて』で、「日本ラブストーリー大賞」を受賞し、小説家デビュー。12年『楽園のカンヴァス』で、「山本周五郎賞」を受賞。17年『リーチ先生』で、「新田次郎文学賞」を受賞する。その他著書に、『本日は、お日柄もよく』『キネマの神様』『常設展示室』『リボルバー』『黒い絵』等がある。

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