可愛いベイビー

著者 :
  • 実業之日本社
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本棚登録 : 421
感想 : 69
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  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408536446

作品紹介・あらすじ

銘和乳業課長のわたし(川村晶子)は、38歳にして14歳年下の児島くんと結婚を決意し、交際は順調…ではあったが、契約社員の児島くんがリストラにあってしまい、生活費節約のため二人で暮らすことに。仕事は部下も責任も増え、売れっ子モデルのCF撮影と、休む暇なし。折しもわたしの体に変調が。二人はこれからどうすれば…?"年下"シリーズ完結編。

感想・レビュー・書評

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  • 年下の男の子シリーズ第3弾。
    タイトル通り、期待しながら読みました。

    今回は、お仕事小説感が強く、そこが良かった。
    2人の関係が安定しているからこその展開に、安心して読み進めることが出来ました。

    児島くん、いい奴ですね~
    晶子さんは幸せもの。
    晶子さんの今までの頑張りがあったからこそ、周りも認め応援してくれたのだと思います。
    このまま行けば、お家もあるし、経済的にも不安はなさそうだし、幸せに暮らして行けるだろうなと思いました。

    ラストは両手放しのハッピーエンド♪
    楽しい読書でした。

  • 正直なところ、途中までは読み進むのが辛かった。

    前半は主人公にあんまり魅力が感じられなくて
    晶子はホントに児島くんのことが好きなのか
    児島くんは晶子のどこを好きになったのか
    全く見えなかった。
    博報堂を蹴った児島くんを晶子が責める辺りは
    申し訳ないがホントに本を投げようかと思ったくらい。

    だがしかし、児島くんが博報堂を蹴った理由が判る辺りから
    話が魅力的な方向に転がり始めて
    晶子の異変で急転直下、俄然面白くなった。
    晶子が金のわらじを履いて探すに値する魅力があるかどうか
    同性の自分にはよく判らなかったのだが
    晶子が児島くんのどこに惹かれたのかは再認識できた、と思う。

    子供を盾にして無理矢理纏めた感は若干否めないけど(爆)
    それも含めてめでたしめでたしでよかったのかも。

  • 今どきそんな父親っているのかな。

  • 年下の男の子 の続編

  • 読みやすくて面白いです
    最後のお母さんが必見

  • 年下シリーズ第3弾
    2作目を飛ばして読んでしまった(汗

    主人公 晶子 38歳 一流乳製品メーカーの課長
    彼氏 児島くん 24歳 出入りのPR会社の派遣社員・・・のはずがリストラで無職!

    双方の家族は付き合いに大反対
    前途多難の2人に更なる試練が・・

    これね、小説だから頑張れ~って思えるけど
    実際だったら、やっぱり反対するよねぇ~、な感じ(笑)
    アラフォー出来婚のウエディングドレスかぁ~

  • 王道な、鉄板な、流れででき婚かぁ…。

  • 年の差カップルの恋愛話、と言うよりも、仕事小説として面白い。
    晶子の仕事っぷり、上司や部下との関係、CM撮影現場の話、どれも「そうなのか~」と思うような内容ばかり。
    小嶋君の女系一家の様子と晶子の家の対比も面白いし。
    五十嵐さんの作品は「リカ」シリーズよりも、こちら系の方が断然いい!

  • シリーズ完結。
    14歳年下の彼との話。
    結婚、出産、体のこと、世間体やら仕事のこと。
    自分達がこうしてきたから、多くの人はこうしてきたらから、聞いたから見たから、こうしないさい。というのは、あまりに乱暴だなぁと思っていたけれど、そんなものは言い訳でしかなかった。
    親という立場に立っていないので、何となくしか分からない。しかし、自立はしてほしいけれども誰かの元には行かせたくない、という気持ちは共感できないかもしれない。それを、ビンタ一発で!というのが爽快すぎて笑ってしまった。ビンタという機会があって、前を向けるならば、それもありかもしれない。

  • (図)

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著者プロフィール

1961年東京都生まれ。成蹊大学文学部卒業。『リカ』で第2回ホラーサスペンス大賞を受賞し、翌02年デビュー。以来、警察小説・青春小説・サスペンス・時代小説等、ジャンルにとらわれずに活躍中。

「2023年 『交渉人・遠野麻衣子 爆弾魔』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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