恋のゴンドラ

著者 :
  • 実業之日本社
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  • Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408536958

感想・レビュー・書評

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  • 人も死ななし、怖いミステリーでも無いけど、かなり没頭して読める作品だった。
    沢山の登場人物が、色々絡み合う人間模様が楽しめた。
    オチが、なぜそのオチになったのか、色々考えてしまったが。

  • 東野圭吾さんの本は78冊目。
    ですが、前作『ラプラスの魔女』を読んでから約1年ぶりでした。

    東野さんの濃厚な作品ではなく、さらさらと読めるラブコメ(?)
    スキー場を舞台に繰り広げられる恋模様が可笑しくて。
    気が付けば一気読みでした。

  • 1話目から、ヒヤヒヤドキドキ、やばいよ〜と思いながら、あ〜ぁバレちゃったみたいな。短編かと思ったら、繋がってるんですね。東野さんもこういうラブコメ書かれるんだ。軽く読めて、面白かった。まっこんな偶然ないだろうけどね(^_^;)

  • 再読。
    久々に読んでも、面白かった。
    恋愛がテーマのコントのような連作短編集。
    「怪笑小説」のような笑いを含んだ作品だ!

  • 殺人が起こらなくても安定の読みやすさ!
    短編集かと思いきや話が繋がってラストのどんでん返しはさすが東野圭吾。
    男の浮気、アホさはどんだけ反省しても性根は変わらないんだなぁとつくづく思った。

  • 「東野圭吾」の恋愛コメディ小説『恋のゴンドラ』を読みました。

    「東野圭吾」作品は、今年の1月に読んだ『たぶん最後の御挨拶』以来ですね。

    -----story-------------
    この恋の行方は、天国か地獄か。
    怒濤の連続どんでん返し!

    真冬に集う男女8人の運命は?
    あの「東野圭吾」が“恋愛"という永遠のミステリーに真っ向から挑む。
    衝撃の結末から目を逸らすな!
    -----------------------

    「東野圭吾」が真冬のスキー場を舞台に“恋愛"という大テーマに挑む作品、、、

    「東野圭吾」作品なのに、殺人も犯罪も起きず、ドキドキ、ハラハラ、驚愕… そして、絶叫とゴンドラのように揺れ動く恋愛模様に翻弄される物語でしたね。

     ■ゴンドラ
     ■リフト
     ■プロポーズ大作戦
     ■ゲレコン
     ■スキー一家
     ■プロポーズ大作戦 リベンジ
     ■ゴンドラ リプレイ

    2016年(平成18年)~2017年(平成29年)に、スノボ雑誌等に特別付録として収録された作品で、一篇ずつが、それぞれ愉しめるような構成となっており、長篇というよりも、連作短篇的な装いの作品でしたね、、、

    でも、話はつながっているので、一気に読んだ方が愉しめる作品です… 犯罪が起きないので、やや物足りない感じ印象はありますが、心理描写が秀逸だし、ミステリのように伏線が張ってあって、それが終盤のひねりや、どんでん返しに繋がる展開となっているところが、「東野圭吾」作品らしさを感じさせましたね。

    それにしても、最初の『ゴンドラ』と、最後の『ゴンドラ リプレイ』で2度の大失態を見せる「広太」って、馬鹿だよなぁ… と思うけど、現実にはありそうなことだし、実際に身近に居そうなキャラですよね、、、

    でも、読み終えてから、よくよく考えると、本作品に登場する個性豊かなキャラって、こんな奴いるいる… って、感じがしました。

    リアルな性格設定や人物描写ができているところが、「東野圭吾」作品の魅力のひとつなんでしょうね、、、

    いつの間にか感情移入して、若かりし頃を思い出しながら読んでいた感じです… さすがですね。

  • 東野圭吾の連作短篇小説、記憶にないんだけどいままであったかな。そしてテーマはラブコメ。サクサク読めて、ちょっとしたどんでん返しがあったり、にやにやしたり。恋ってスリル満点ある意味サスペンスですね!
    浮気男達に制裁がくだるシーンはいいですね。どのキャラもいやなひといなくて読んでいてとってもおもしろかったです。
    おそらく日野くんと桃実ちゃんはくっついてると思うな、空気読めない日野くんですから気にしないでしょう◎

  • 展開がスピーディーでサラッと読めて面白かった。
    最後にそうなるのか!って伏線回収が素晴らしかった。
    根津さん出てきたのが地味におーってなりました。

  • 最初から最後まで驚かされっぱなしでした、、、、、おもしろかった!!
    日田くん、少し報われて欲しかったなぁ、、、、、

  • ハッピーエンドと思ったのに…!いや、ハッピーエンドなのか!?
    胸くそ悪いっ!と思ったけど、スカっとしたのか?
    でも冒頭はハラハラした…
    そんで、こうつながるのか…と唸った。
    ミステリじゃない東野圭吾もたまにはよいですね。

著者プロフィール

1958年、大阪府生まれ。大阪府立大学電気工学科卒業後、生産技術エンジニアとして会社勤めの傍ら、ミステリーを執筆。1985年『放課後』(講談社文庫)で第31回江戸川乱歩賞を受賞、専業作家に。1999年『秘密』(文春文庫)で第52回日本推理作家協会賞、2006年『容疑者χの献身』(文春文庫)で第134回直木賞、第6回本格ミステリ大賞、2012年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(角川書店)で第7回中央公論文芸賞、2013年『夢幻花』(PHP研究所)で第26回柴田錬三郎賞、2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞を受賞。

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