- Amazon.co.jp ・本 (392ページ)
- / ISBN・EAN: 9784408537009
作品紹介・あらすじ
長野・群馬県境で、自衛隊の運搬車が襲撃を受け、核燃料が強奪された。同時刻、岐阜県の飛騨山中で、大学教授らの乗った車が土石流に流された。生き残ったのは八神准教授、ただ一人。その後、八神は見えない敵からつけ狙われる。一方、自衛隊の運用支援・情報部の溝口は、襲撃犯の洗い出しを厳命される。襲撃犯は誰か?その目的は?そして、「T」とはなにか?恋人、家族、仲間、国のために、男たちは真実を追い求めて戦う。壮大なスケールで描く、パニックサスペンス小説の新傑作!
感想・レビュー・書評
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地震学者と公安、防衛省を交えた展開で引き込まれた。一気に読み込んでしまう
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怒涛のストーリー展開です。
謀略が渦巻く事件の裏には何があるのか。
情報官が迫りくる情報の翻弄されつつも、真相にたどり着いていきます。
伏線が収束に向かうときに、思いもよらない敵が姿を現します。
それにしても、すごい作品です。
この作家の次回作も楽しみです。 -
自衛隊の運搬車が襲撃され、核燃料が奪われる。陸上自衛隊の溝口は犯人を特定するよう命じられる。また、同時刻に土石流に押し流され、恋人と教授をなくした准教授の八神。2人は何者かに何度も阻まれながらも、それぞれの立場で真相を追う。
好きなタイプの話でスピード感もあり一気に読めた。謎が深くなっていくのは興味深かったが、そこに落ち着くのであれば、もう少し政治的な話があっても面白かったかなと。
ラスト近く、少々一方的にやられすぎでは・・・ -
好きなジャンルの内容ではないけど安生正さんということで手に取ってみた。
ただただ巻き込まれた感じの准教授が可哀想。ラストでどんどん人が死んでいく。簡単に死に過ぎな気もするけど。 -
自衛隊の運搬車が襲撃され、核燃料が奪われる。地震学者と自衛官と刑事。誰を信用したらいいのか。
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自衛隊の皆さま、日々日本を守ってくれてありがとう
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衝撃。
読み終わった後の爽快感、そして脱力感。
余韻に浸るってこういう事って教えてくれる一冊。 -
予想を裏切るストーリー展開に、一気に引き込まれる一書。登場人物は多いが、それらが複雑に組み合わさって話が展開する点が、分かり難い訳ではない点が非常に良い。
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20190110-3国家陰謀とパニックもの。人が簡単に死にすぎる。ストーリーの深みにチャレンジして欲しいです(๑˃̵ᴗ˂̵)