ぐるぐる♡博物館

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著者 : 三浦しをん
  • 実業之日本社 (2017年6月16日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408537078

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ぐるぐる♡博物館の感想・レビュー・書評

  • 学芸員さんがマニアックであればあるほど、博物館は面白いのです。

    博物館大好きな著者が、全国の博物館をレポートする本。
    旅行本とかじゃなくて、博物館そのものと、さらにそこで働くひとたちに焦点をがっつり当てた一冊です。

    紹介される博物館も「国立科学博物館」(日本の科学博物館の総本山みたいなところだ)な超メジャーどころから、「石ノ森漫画博物館」や大阪の「ボタンの博物館」みたいな超マニアックな博物館まで多種多様。
    マニアックな人々を描くことに定評のある小説家・三浦しをんさんが、いろんな博物館に携わる人にインタビューしながら博物館の魅力をレポートします。

    そう、この本の魅力は、博物館に関わる人にスポットを当てたことだ。

    博物館を作るには、めちゃくちゃなエネルギーが必要だ。
    博物館の存在意義である資料を、収集して、保管して、展示して、そして深く調査することは膨大な時間と労力がかかる。
    それを実現させるには、学芸員さんはじめ博物館さんの情熱と努力にかかっている。

    だから、学芸員さんがマニアックというか、偏狂というか、いっそ変態であればあるほど、魅力的な博物館ができる。
    本書でも出てくる変な石ばっかり集めた「奇石博物館」みたいな、なんでそんな博物館作っちゃったの?なユニークな博物館ができるのだ。

    本書を読むと、そんなマニアックな学芸員さんを見ることができる。
    ぜひ、著者さんとともに、そんな変態な皆さんに恐れおののきながら〜〜

    「風俗資料館」(東京)をレポートした著者の感想

    ↓↓↓

    これほど専門的な図書館があっていいのか!私が犬だったら、地面に寝転がって腹を見せ、降参のポーズを取りつつ「うれション」をしているところだ。いずれは蔵書を元にBL(ボーイズラブ)図書館を作り、愛好家が集える場所を持ちたいと夢想する身としては、風俗資料館はまさに夢を具現化した先輩である。(p171)

    変態じゃないか!
    著者も十分に変態じゃないか!!


    博物館が好きな人も、変態な人も、博物館に行く前に読んでほしい一冊です。

  • いろんな博物館をしをんさんとめぐる、
    いえ、めぐったしをんさんの文章を読む。

    楽しかったぁ!!!
    さっすがだしをんさんの好奇心と
    しをんさんの勘所が
    もう、ツボ。

    ボタン博物館は行ってみたいけど、
    大阪はなくなっちゃったんだね。
    残念。
    いつか、東京で行ってみよう。

    めがねミュージアムも行ってみたいなぁ。
    藤岡陽子さんの「おしょりん」を思い出すねえ

    で、やっぱり、
    国立科学博物館だわねぇ
    謎めく、美しいあの建物。

    行ってみたぁい。

    と思わせる、楽しい楽しい本でありました。

  • しをんさんの文章は本当に面白い。何度声を出して笑ったか。日本は美術館や博物館の数が突出して多いと聞いたことがあって、それだけ知りたい、見たいという意欲の旺盛な国民性なんだろう、とは思いますがこれ読んだら巡礼のごとく全部行きたくなります♪間に日本製紙石巻工場が登場して、「紙つなげ」を思い出してちょっとページを撫でてみたり。どの博物館で働かれている方も熱意、情熱に溢れていて素敵♪国立科学博物館とボタンの博物館に特に行ってみたい。当分先になるだろうけれど。

  • 三浦さんが行かれた全国の博物館の紹介。
    私はそのうち2館に行った事がある。
    博物館のイメージは専門性が高く、知識が無いとちょっと入り難いって感じ。
    だけどボタンやメガネなど身近な物の博物館もある。
    ひょいと覗いてみるのもいいよねと思った。

  • 各地にある色々な種類の博物館を紹介した本です。博物館好きにはたまらん内容で、さらに笑いと感動もアリ。もちろん考えさせられる場所もありで、全ての博物館に行きたくなること請け合い。

  • 行きたい博物館が3箇所見つかった。感じたことを書くのがさすが作家さん、面白くまとめてる。

  • 博物館好きの著者が独自の目線で博物館の面白さや意外な1面、驚いた事や、為になることを紹介していく。『石ノ森漫画館』、『風俗博物館』は著者らしさ全開でキラキラしている目が浮かばれる。めがねミュージアムで作ったメガネはより愛着湧くと感じる。自分も行く機会があれば作ってみたいと思う。風俗博物館があることに驚いてしまったが、興味ある人はたまらないだろう。ボタンの博物館はボタンの量に壮観さがあった。紹介された博物館はどれも行きたいだが特に『大牟田石炭産業科学館』、『めがねミュージアム』は行ってみたいと思う。

  • しをんさんがいろんな博物館を紹介してくれる。熱海の、私も行ったことあるー!笑 石ノ森萬画館でめっちゃテンション上がるしをんさんが好き!めがねミュージアムで手作りしたのはフレームは虎柄、テンプルは紅白の市松模様のめがね。なんか目がチカチカしそう〜笑 ボタンの博物館、楽しそうだな〜!

  • 初読。図書館。しをんさんの博物館への愛が溢れだしている。文楽エッセイを思い出す熱さ。そして紹介された博物館の魅力的なこと。しをんさんの高揚した気持ちに引きずられ、読んでいるこちらも楽しくなってきて、どの博物館も今すぐ行ってみたくなる。うここに紹介されていない博物館でも新たな気持ちで見れそう。

  • 「ふむふむ おしえて、お仕事!」の博物館編という感じ(^^)どの博物館も行ったこと無いけれど、目次を見て興味があるのは「奇石ミュージアム」と「熱海秘宝館」だな♪と思って読み進んでいくと、紹介されている博物館の全てに行ってみたくなる‼(^^;)特に行きたくなったのは「石ノ森萬画館」(*≧∀≦*)

  • 日本中の少し変わった博物館を巡るエッセイ集。
    行ったことがあるところも、何か所かあったが、基本的に博物館のチョイスが面白く、楽しく読めた。

  • 少し変わった博物館10館と3箇所.
    展示物へのワクワク感とその博物館の馴れ初め?のようなインタビューなど,一般人が疑問に思うことなどすーと尋ねたりしているところ,臨場感があり良かったです.
    風俗資料館などは知らなかったですし,たとえ知った今でも行けないので為になりました.石ノ森漫画館は私も行って本当に楽しかったです.

  • 博物館は敷居が高くあまり興味がなかったが、興味を持って見て文章力がある人が紹介すると面白そうに見えるもんだと思った。しをんさんの語り口が。しをんさんのエッセイ好きだ。
    なんでも斜に構えず好奇心を働かせる事は大事だなと思う。とはいえ、嗜好で楽しめるもの楽しめないものあるだろうが。元々の嗜好で文章では興味を持ちづらかった炭坑がらみも体験するなら面白いかもしれない。ボタンや鉱石は見てみたいと思う。こんなに様々な博物館があるとは知らなくて、行ってみたいなと思える博物館もあったのは収穫。

  • どの博物館も行きたいが、一番はモチロン風俗資料館である。

  • 作家・三浦しをんの博物館探訪記。
    三浦さんはエッセイ口調が独特なので、私のような、彼女のエッセイのファンは楽しめると思う。
    文章を読むと彼女が自ら行きたくてこれらの博物館を選んだのだな、とわかる。
    すごく楽しんでいるのが伝わってくる。

    収録作品:茅野市尖石縄文考古館 国立科学博物館 龍谷ミュージアム 奇石博物館 大牟田市石炭産業科学館 雲仙岳災害記念館 石ノ森萬画館 風俗資料館 めがねミュージアム ボタンの博物館 熱海秘宝館 日本製紙石巻工場 岩野市兵衛さん

  • しをんちゃんの博物館巡りがおもしろくないわけがないっ!

    土器にメガネに漫画にボタン···全国にはいろんな分野に特化した博物館があるのですね。
    奇石博物館は小学生の頃に行ったけれど、今はさらに展示に磨きがかかっている様子···これは行ってみなくては!
    職業柄気になるのは、風俗資料館。
    会員制のSM·フェティシズム専門図書館···どんな資料が並んでいるのか、見てみたくてうずうずするけれど、思い切って飛び込めるほどの度胸はないなぁ···。

    しをんちゃん、あいかわらず興味の対象へのテンションの上がり方がすてき。
    そのあふれでるわくわく感が、こちらの好奇心も刺激してくれました。

  • 思い出してみると博物館って、個人的には行った事って片手で足りるんじゃないか…ってぐらいだけど、この本を読んで、しをんさんを通しての博物館巡りは面白くって、どの博物館も行ってみたくなった。しをんさん流石です。

  • これまで博物館にはほとんど興味がなかったけど、三浦しをんのレポートを読んでると行きたくなる^_^取材相手の愛も相当だけど、この人がその熱をガシッと受け止めてるからこそなんだろうなぁと思った。

  • 久々に三浦しをんの新作が出てると思ったら、小説じゃなくて博物館の紹介というか、旅行記のようだった。最初は堅めだったけど、後半は風俗とか眼鏡とかボタンとか楽しそう。ボタン博物館は大阪にあるっていうから、次の旅行で行こうかと思ったのに、なんと今年閉館したそうだ。残念。風俗資料館も行ってみたいけど、やっぱハードルは高かった。そうだよなー、冷やかしがおしかけそうだもんなー。石巻の萬画館も行っとけば良かったかなー。三浦しをんのテンションの上がり具合がほほえましい。

  • しをんさんの愉快な博物館巡りエッセイ。お堅いイメージの博物館も、しをんさんの軽快な語り口にかかれば楽しいアミューズメントに早変わりです。実際の博物館の解説文もしをんさんが書いてくれたらどれだけ楽しくなるだろうか。さて私も博物館好き。今回取り上げられたうち、3か所行ったことがありました。その中でも何度も行っている大好きな『奇石博物館』が登場したのは本当に嬉しいです。幼少の頃から毎年通いました。今でもここで購入した「砂漠の薔薇」は宝物です。この本も奇石博物館も本当に面白いので、皆さんもぜひ。

  • 10カ所の博物館を巡るのに2年以上かけての取材。
    他の小説などのお仕事もお忙しいのでしょうが、これは博物館を「選ぶ」事に時間を費やしたからなのではないでしょうか?
    時間を掛けて選んだだけあって(本当に…?)面白い博物館ばっかりでした。
    行ってみたい。
    「紙つなげ!」の紹介が載っていたのも◎

  • 著者の三浦しをんは、旅先で博物館を発見したら、とりあえず入ってみるというくらい博物館が好きらしい。
    そんな著者が各地の博物館を訪ね、その様子や魅力をレポートしている。

    紹介されている博物館も様々で、歴史、自然、災害、産業、風俗、漫画と多岐にわたる。

    どういった内容の展示をしているのか、なぜこんな博物館を作ったのかなどを、 学芸員や館長へ取材したり、展示品を見た著者の感想が、多くの写真とともに紹介されている。

    博物館というと、何かと堅苦しいイメージや勉強するところと思ってしまいがちだが、この本を読めば、そういったイメージが変わると思う。
    博物館の方は、来館者に楽しんでもらったり、展示品のことをより知ってもらおうと、いろいろな工夫をしていて、仕事に対して熱い人たちだなと思った。

    美術館はたまに行ったりもするが、博物館はなかなか行くことがなかったように思う。これを機会に、近隣の博物館に行ってみようかなと思った。

    気になった博物館は…

    国立科学博物館
    今までこの分野は本当に興味がなかった。だけど、この本を読んで、ちょっと行きたくなった。ハチ公の剥製が見てみたい。

    奇石博物館
    その名の通り,石の博物館。入ってすぐに館員の方から説明が聞けるところが魅力的。腹筋背筋するというコンニャク石も是非見てみたい!

    めがねミュージアム
    めがねに関する展示のほか、めがねショップやめがねグッズのミュージアムショップもあるとのこと。また、めがね作り体験もできるようで、こちらはかなり気になった。

    図書館スタッフ(東生駒):あおむし

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    帝塚山大学図書館OPAC
    http://opac.tezukayama-u.ac.jp/mylimedio/search/search.do?target=local&mode=comp&category-book=1&category-mgz=1&materialid=1100397341

  • こういうの大好き。次も楽しみ。

  • しをんちゃん いつもおもしろい

  • さすが三浦しをん!笑えるし、博物館に行きたい欲がムクムク湧いてくるエッセイだった。
    国立科学博物館から風俗資料館まで、10の博物館が紹介されている。風俗資料館って…個人のスクラップブックって…。私は雲仙岳災害記念館と、めがねミュージアムに行きたくなった。めがねミュージアムの榊さんのトイレのくだり、とても好き(笑)
    あと寄り道の紙漉き職人・岩野市兵衛さんの章も面白かった。力の入ってない気さくな人間国宝の職人って、カッコいい!
    しかし三浦しをんのように想像力(妄想力)があって興味を抱いてくれたら、案内する人も楽しいだろうな。私なんか「へー、そうなのかー、納得」で終わってしまうのに。今度博物館に行くときは、もっと妄想力を働かせてみようっと。

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