ぐるぐる♡博物館

  • 492人登録
  • 3.58評価
    • (8)
    • (39)
    • (33)
    • (4)
    • (1)
  • 43レビュー
著者 : 三浦しをん
  • 実業之日本社 (2017年6月16日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408537078

ぐるぐる♡博物館の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 学芸員さんがマニアックであればあるほど、博物館は面白いのです。

    博物館大好きな著者が、全国の博物館をレポートする本。
    旅行本とかじゃなくて、博物館そのものと、さらにそこで働くひとたちに焦点をがっつり当てた一冊です。

    紹介される博物館も「国立科学博物館」(日本の科学博物館の総本山みたいなところだ)な超メジャーどころから、「石ノ森漫画博物館」や大阪の「ボタンの博物館」みたいな超マニアックな博物館まで多種多様。
    マニアックな人々を描くことに定評のある小説家・三浦しをんさんが、いろんな博物館に携わる人にインタビューしながら博物館の魅力をレポートします。

    そう、この本の魅力は、博物館に関わる人にスポットを当てたことだ。

    博物館を作るには、めちゃくちゃなエネルギーが必要だ。
    博物館の存在意義である資料を、収集して、保管して、展示して、そして深く調査することは膨大な時間と労力がかかる。
    それを実現させるには、学芸員さんはじめ博物館さんの情熱と努力にかかっている。

    だから、学芸員さんがマニアックというか、偏狂というか、いっそ変態であればあるほど、魅力的な博物館ができる。
    本書でも出てくる変な石ばっかり集めた「奇石博物館」みたいな、なんでそんな博物館作っちゃったの?なユニークな博物館ができるのだ。

    本書を読むと、そんなマニアックな学芸員さんを見ることができる。
    ぜひ、著者さんとともに、そんな変態な皆さんに恐れおののきながら〜〜

    「風俗資料館」(東京)をレポートした著者の感想

    ↓↓↓

    これほど専門的な図書館があっていいのか!私が犬だったら、地面に寝転がって腹を見せ、降参のポーズを取りつつ「うれション」をしているところだ。いずれは蔵書を元にBL(ボーイズラブ)図書館を作り、愛好家が集える場所を持ちたいと夢想する身としては、風俗資料館はまさに夢を具現化した先輩である。(p171)

    変態じゃないか!
    著者も十分に変態じゃないか!!


    博物館が好きな人も、変態な人も、博物館に行く前に読んでほしい一冊です。

  • いろんな博物館をしをんさんとめぐる、
    いえ、めぐったしをんさんの文章を読む。

    楽しかったぁ!!!
    さっすがだしをんさんの好奇心と
    しをんさんの勘所が
    もう、ツボ。

    ボタン博物館は行ってみたいけど、
    大阪はなくなっちゃったんだね。
    残念。
    いつか、東京で行ってみよう。

    めがねミュージアムも行ってみたいなぁ。
    藤岡陽子さんの「おしょりん」を思い出すねえ

    で、やっぱり、
    国立科学博物館だわねぇ
    謎めく、美しいあの建物。

    行ってみたぁい。

    と思わせる、楽しい楽しい本でありました。

  • しをんさんの文章は本当に面白い。何度声を出して笑ったか。日本は美術館や博物館の数が突出して多いと聞いたことがあって、それだけ知りたい、見たいという意欲の旺盛な国民性なんだろう、とは思いますがこれ読んだら巡礼のごとく全部行きたくなります♪間に日本製紙石巻工場が登場して、「紙つなげ」を思い出してちょっとページを撫でてみたり。どの博物館で働かれている方も熱意、情熱に溢れていて素敵♪国立科学博物館とボタンの博物館に特に行ってみたい。当分先になるだろうけれど。

  • しをんちゃんの博物館巡りがおもしろくないわけがないっ!

    土器にメガネに漫画にボタン···全国にはいろんな分野に特化した博物館があるのですね。
    奇石博物館は小学生の頃に行ったけれど、今はさらに展示に磨きがかかっている様子···これは行ってみなくては!
    職業柄気になるのは、風俗資料館。
    会員制のSM·フェティシズム専門図書館···どんな資料が並んでいるのか、見てみたくてうずうずするけれど、思い切って飛び込めるほどの度胸はないなぁ···。

    しをんちゃん、あいかわらず興味の対象へのテンションの上がり方がすてき。
    そのあふれでるわくわく感が、こちらの好奇心も刺激してくれました。

  • 博物館好きの筆者が全国各地の様々な博物館を巡る。
    知らなかった事もいっぱいあり、読んだら行ってみたい!と思うかなーと期待したけど、あんまりそそられる事なく…
    秘宝館は機会があれば行ってみたいかなーw

  • 本文に合わせて的確にカラー印刷の写真ページがその近くに配置されている。
    本文を読みながら写真を見て、ふむふむなど納得するのにすごく都合がいいのだ。
    あの光沢のグラビア印刷とかだと写真わ真ん中辺りとかにまとめて押し込まれてしまってて、すごく読みづらかった。
    が、この本わそんな理不尽?な事わ無くとても快適です。
    (いつもこう云う本の内容とわ関係無い天邪鬼的な感想をつい書いてしまって、しばしばイヤになりまするぅ(^^))

  • 博物館は旅行先でもあんまり行かないし、最後に行ったのはいつだろうってレベルの距離感です。でも、三浦しをんさんの言葉だとすごく面白そうな場所で行ってみたくなったから不思議です。
    めがねとかぼたんの博物館が特に気になりました。

  • 表紙の絵が楽しそう。収集欲の際限なさに人間らしさが感じられた。博物館は人間の進化の歴史なのだろう。

  • 三浦さんが行かれた全国の博物館の紹介。
    私はそのうち2館に行った事がある。
    博物館のイメージは専門性が高く、知識が無いとちょっと入り難いって感じ。
    だけどボタンやメガネなど身近な物の博物館もある。
    ひょいと覗いてみるのもいいよねと思った。

  • 各地にある色々な種類の博物館を紹介した本です。博物館好きにはたまらん内容で、さらに笑いと感動もアリ。もちろん考えさせられる場所もありで、全ての博物館に行きたくなること請け合い。

全43件中 1 - 10件を表示

三浦しをんの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

ぐるぐる♡博物館を本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

ぐるぐる♡博物館を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

ぐるぐる♡博物館を本棚に「積読」で登録しているひと

ぐるぐる♡博物館のKindle版

ツイートする