いのちのパレード (実業之日本社文庫)

著者 : 恩田陸

• 実業之日本社 (2010年10月5日発売)

感想・レビュー・書評

[まりんこさんの感想 · 2014年12月26日]

独創的なお話しの詰め合わせ☆
「観光旅行」、「夕飯は七時」、「蝶遣いと春、そして夏」が好き。独特の世界観は何回読んでも毎回違う解釈ができるから好き。

[M<Θ￥Θ>Mさんの感想 · 2014年8月13日]

未知なるものへの恐怖心と畏怖の念。が、さほど怖くもなく。

[sullyさんの感想 · 2014年7月24日]

面白かった。恩師に殺人の告白をする話は良かった。

[モンちゃんさんの感想 · 2014年6月5日]

当籤者。もうロトは買いません。

[ぬさんの感想 · 2014年5月20日]

不可思議で少し美しい物語を集めた短編集といったところか。短編を書き慣れてきた感があって悪くないな（偉そう）と思います。「あなたの善良なる教え子より」と「夜想曲」が気に入った。でも、同じ短編集でも「朝日のように〜」に比べると、全体のレベルは高くなっているけどピンとくる一作はなかったかもしれない。

[あおくじらさんの感想 · 2014年3月11日]

恩田陸の短編集。
なんか怖い話が多いなぁ、なんて思いながら読んでたら、ホラー系の短編集として企画された本だったらしい。
印象に残ったのは、蝶使いの話でした。人が亡くなった後に魂を安らかにしてあげるお仕事。切ない読了感が、余韻を引いて、良かったです。

[hitomimimimimiさんの感想 · 2013年12月30日]

ブラッドベリやジャック・フィニイには遠く及ばず。

[とささんの感想 · 2013年12月9日]

不思議な話の詰め合わせ。

[くろすけさんの感想 · 2013年11月25日]

裏表紙に不可思議空間にあなたをご招待、
とあるので幻想文学を期待して読んだが、
実際は幻想&シュルレアリスム、ホラー、感動もの、
とバラバラなものであった。
「観光旅行」「エンドマークまでご一緒に」「SUGOROKU」が
個人的にはおもしろかった。

[とめこさんの感想 · 2013年9月19日]

イメージの、広がって続いている物語の始まり、途中、終わりから、切り取ったようなものばかり。この設定でもっと読みたい。橋、夕飯は七時、SUGOROKUとか。
最後の書き下ろしは好き。恩田さんの、本や物語への敬意や愛情が滲んでるものは、ロマンがあっていいなと思う。

著者プロフィール

1964年宮城県生まれ。92年『六番目の小夜子』で、「日本ファンタジーノベル大賞」の最終候補作となり、デビュー。2005年『夜のピクニック』で「吉川英治文学新人賞」および「本屋大賞」、06年『ユージニア』で「日本推理作家協会賞」、07年『中庭の出来事』で「山本周五郎賞」、17年『蜜蜂と遠雷』で「直木賞」「本屋大賞」を受賞する。その他著書に、『ブラック・ベルベット』『なんとかしなくちゃ。青雲編』『鈍色幻視行』等がある。