白銀ジャック (実業之日本社文庫)

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著者 : 東野圭吾
  • 実業之日本社 (2010年10月15日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408550046

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白銀ジャック (実業之日本社文庫)の感想・レビュー・書評

  • 最近、緩い日常モノばかり読んでいたので、久々に東野さんの事件モノを読んでスピード感溢れる文章に酔いしれた。
    爆破予告されたスキー場と様々な人間関係を描く。犯人に関しては概ね予想がつく感じだが、その種明かしに色々な要素が加わって面白くて、読むスピードも早くなってしまった。ただ途中の展開で某パトロールの単純さと正義感だけの薄っぺらい姿が鼻についてイライラしたりもした。こういう男、苦手。
    でも、私のようにスキーもスノボも興味なく、行ったこともない人間でも楽しく読める作品でした。

  • あぁ~~~っ!

    キラキラと舞う粉雪の中を突っ切って、飛ぶように滑り降りてくこの感じ!

    こんな爽快感味わえたのはホント久し振りだったかもっ。
    (スキーはもう~ずっとご無沙汰してましたので♪)

    前を滑っている後姿の犯人(スキー場に爆弾を仕掛け、現金受け取りさっさと逃走中・・・)は、
    かなりベテランのスノーボーダー。


    猛スピードで追撃するも、
    するり、するりと身を交わし、なかなか追いつくことが出来ない。

    だが、物語のシュプールを辿って推理してみると、
    犯人が誰かの憶測は何とかつきそうなのだが・・・

    果たして
    本当に彼が犯人なのだろうか?

    迷いのなかの追跡途中、
    なんと犯人は30メートルもの幅のある崖を物ともせずに飛び越え、悠々逃走。。。

    華麗なる離れ業(真相)を魅せ付けられた私は
    もう~、
    ただただうっとり。。。

    ミステリー小説って、溶けない(解けない)事も魅力のうちなんだなぁ~
    と、これまた大満足の一冊でありました。

  • さすがです、完全に騙されました。私、こういうのでトリック見破れたこと一度もないです。それはともかく、スキーやスノーボードの描写がとても活き活きとしていて、つられて「私もスキーしたいな!」と思いました(小並感)。

  • 雪山、スキーと、この季節にぴったりの一冊。
    スピードに乗って犯人を追うシーン、風を切る音が聞こえてきそうでした。

  • や~っと図書館から廻ってきた。が、最近凄くやっつけ仕事的なものを感じるんだけど・・・。面白くない事はないし凄く読み易いとも思うんだが、何もかも予定調和で綺麗に収まり過ぎ。ガリレオシリーズや「マスカレードホテル」、加賀恭一郎シリーズ等に比べると面白さの質が違う。はっきり言って落ちる。そんなに沢山書かなくてもいいのでは?

  • 脅迫事件の真犯人を追っていく話ですが、あまりにも真相と終わり方が陳腐すぎました。

  • 読みやすさ、物語の構成、スピード感はさすが東野作品ともいえる物語だった。
    だが、何かが足りない。何故か残るものがない。
    書き慣れた作家が無難にまとめた物語のような気がしてしまう。
    東野作品の魅力がまったくないと言ってもいい。
    脚本の原案として書かれたものならばこれでもよかったのかもしれないが、ひとつの完成した物語として読むと物足りなさは半端ない。
    登場人物たちも事件に振り回されるばかりで、そこにあるはずの人間ドラマがまったく伝わってこない。
    というよりも、伝えようとする気配さえもない。
    犯人にはそれなりの思いがあったはずだ。
    贖罪、義憤、そして二度と後悔したくないという強い思い。
    にもかかわらず動機に関する場面はあっさりと描かれている。
    東野圭吾というネームが持つ力は、ときに読者に想像以上の期待を持たせてしまう。
    より進化したものを、より面白いものを、より楽しめるものを。
    どうやらこの物語に関しては期待が大きすぎたようだ。

  • 再読。
    疾風ロンドの前編、になるのかな。
    最近スキーしていないなぁ、とかぼんやり考えながら読みました。・・ありそうな、なさそうな展開。。

  • 疾風ロンドの後に読んだが、いまいち。同じスキー場が舞台の物語。話の展開や危機感がいまいちの作品だと思った。

  • 根津と同じ読みだったのに外れたわ〜。
    そんなに根性の曲がった人ではなかったということか、失礼。
    スキーやスノボーをするのなら、もっとよく状況が理解できて楽しめたかも。どちらも全然やらないので、そこんとこはピンとこなかったな。

  • 最後まで犯人が誰だかわからない、見当もつかないけど最後に「あぁ。なるほどね」と思わせてくれる。相変わらず巧みな文章。雪山ってそれ自体がなんだかただならぬことがおきそうだなって思ってしまうけど、本当にこういうことが合ったらいやだなあ。

  • ライトノベルに近い読後感。ストーリーを読まされた感じはあるが、読書の楽しみは少ない。
    東野圭吾はウィンタースポーツをやるのだろう、ゲレンデ描写はさすがである。
    ただし、肝心の物語のしかけが「子ども騙し」にしか思えない。
    本書のなか程に辿り着く前に犯人や顛末のほとんどが明らかになった。
    もうひとつのグループの正体についてはわからなかったが、犯人と思わせるフェイクまで思った通りだった。
    これ以前に『疾風ロンド』の方を先に読んでいたのだが、これの続編だったとは。
    あちらは舞台まわしどころかトリックもこちらに似た「二匹目のドジョウ」。
    起っている事象に比して登場人物の反応が非現実的なほどライトなのは拍子抜けする。
    ちなみに、冷温下で爆弾って発火するものなのだろうか?
    わりと肝心なところの疑問がはじめのほうに引っかかった。
    電波が届いても着火しないような気がしてならない。

  • 東野圭吾さんの作品は白夜行に続き2冊目です。
    うーん、何か途中までは凄い引き込まれるんだけどラストになるにつれてサラッとし過ぎてる感がありました。

  • なんと言うか… トリックに深みがないなぁ。大して面白くないのに映画化とかされそう。

  • いや~面白かった~
    スノボ行きたくなるわ~スノボ スキーもしたくなる~
    冬に読むのにピッタリな一冊です
    やっぱりラストは意外な犯人で、スピード感もある
    とっても面白い話でした 

  • 最初に言っておく
    「どうした東野圭吾先生!!」
    と。

    では、
    あらすじ

    ゲレンデの下に爆弾が埋まっている――
    「我々は、いつ、どこからでも爆破できる」年の瀬のスキー場に脅迫状が届いた。
    警察に通報できない状況を嘲笑うかのように繰り返される、山中でのトリッキーな身代金奪取。
    雪上を乗っ取った犯人の動機は金目当てか、それとも復讐か。
    すべての鍵は、一年前に血に染まった禁断のゲレンデにあり。
    今、犯人との命を賭けたレースが始まる。

    あらすじ終了

    と、あらすじを読めば、
    これは面白そうだ!!と、
    「いや~、東野圭吾先生が書きそうな話だな」
    と思うでしょう。

    でもね、こんな激しいあらすじですが、
    読むと思うんです。
    「あれ?パンチが弱いな」と。
    全体的にはなんだかんだで、東野先生だから話はまとまってはいます。
    でも、それはご都合主義もあった故のまとまった感なんです。
    しかも、犯人も
    「………え~っ」
    みたいな感じです。

    よくよく調べると、今回の白銀ジャックは、
    豪華版から、文庫本の流れでは無く
    文庫本のみの販売なそうな

    そうですか、やっぱり先生も分かっていたのですね、
    「これはあまり……だな」
    と。

  • ボード行きたくなってきたー。
    ハラハラする展開と黒幕が読めない東野圭吾さんの作品らしさは、やっぱり癖になります。

    金銭の取引や、真犯人との緊迫のやりとりに比べて、ラストがあっさりと終結したの少し心残りなので、星四つ。

  • ボード好きにはたまらん。

  • スキー場に仕掛けられた爆弾、身代金の脅迫状を前に人命と風評に揺れる経営陣営。
    忘れていた雪の感触が思い出されて雪山に行きたくなります♫
    ゲレンデマジック効果もあってか好感を持っていた根津なのに、軽率で短絡的な言動にがっかり。コンビを組む女の子も違反者の癖に正義キャラってのもねぇ…次作疾風ロンドにも登場するんでしょ!?う~ん。
    事件の真相も驚いたけど1番の謎は倉田&絵留…そんな要素あった!?

  • 本作、「疾風ロンド」ともホントにゲレンデへ行きたくなる感覚を引き出してくれる作品であった。事件の内容や伏線云々などははっきり言ってどおでもいいとさえ思えるほど、その空間に入り込んで疾走できたので、大満足‼

  • 東野圭吾、もちろん面白い小説も書くけど、この小説みたいにビジネスのために手抜きで書いているように思える作品もたくさんあるね。とはいえ一定以上のクオリティは確保しているのはすごい。

  • んーなんか、そんなにあっさり許せるもん?って感じ

  • 経営不振のスキー場に脅迫状が届いた。
    その脅迫状にはスキー場のどこかに爆弾を埋めた。
    場所を教えてほしければ、3千万を払えという趣旨の事が書いてあった。
    現場責任者である倉田は警察に通報し、スキー客の安全を確保すべきだと訴えるが、上層部の人間はその意見に反対し、犯人と取引する事となる。
    そして犯人との取引きは無事に終わったと思われたが-。

    別の話で、一年前にこのスキー場では事故があった。
    ルール違反を犯したスノーボーダーがスキーヤーの女性にぶつかりそのまま逃げた。
    ぶつかった女性は亡くなり、それをすぐ側で見ていた女性の息子は深い心の傷を負った。
    事件の一年後となる現在、被害者の父子はスキー場のホテルに宿泊していた-。

    物語の導入部分がシンプルで入りやすい。
    そして、そのまま緊迫感のある本筋ストーリーに入るのでスッと引き込まれる。
    本筋の話にいくまでにゴチャゴチャある話は退屈してしまう。

    犯人は誰なのか?
    それは途中で何となく分かりました。
    それでも面白く読める。
    白銀の世界で繰り広げられるスキー場ジャックという特殊な事件、そしてそこで働く人々の人間模様。
    直滑降のゲレンデを自由自在に滑るスキーヤーやスノーボーダーたちの描写にスピード感を感じ、それがそのままストーリーのスリル感にもつながっている。
    さらに、この話には私が想像した以上のラストが用意されていて「さすが!!」と思いました。

    個人的には心傷ついた少年の事がその後どうなったのか知りたいと思いました。
    ルール違反をした人間がどうなろうと知ったこっちゃないけど、そういう輩が全く関係ない人間に迷惑をかけたり、傷つけるのは許せない。
    少年の深い心の傷を描いた描写には胸が痛みました。

    ストーリーの舞台といい、スピード感といい、映像化したら面白いんじゃないかな?と思える作品でした。

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白銀ジャック (実業之日本社文庫)の作品紹介

「我々は、いつ、どこからでも爆破できる」。年の瀬のスキー場に脅迫状が届いた。警察に通報できない状況を嘲笑うかのように繰り返される、山中でのトリッキーな身代金奪取。雪上を乗っ取った犯人の動機は金目当てか、それとも復讐か。すべての鍵は、一年前に血に染まった禁断のゲレンデにあり。今、犯人との命を賭けたレースが始まる。圧倒的な疾走感で読者を翻弄する、痛快サスペンス。

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