年下の男の子 (実業之日本社文庫)

著者 :
  • 実業之日本社
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本棚登録 : 1433
感想 : 175
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  • Amazon.co.jp ・本 (464ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408550305

感想・レビュー・書評

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  • 著者はアラフォー女子の心情が読み取れるエスパーなんですかね。共感の飴霰。晶子さんと児島くん、この先どうなるのか興味津々。続編も楽しみ。ただ、このプロットは嫌な予感しかしない...。
    「食べたいものを、食べたい時に、食べたい人と食べる」が真理!

  • この本を読んだ時、自分自身の年齢が41歳で、
    会社に置ける主人公の立場とか、
    14歳も年下の男の子に対する気持ちだとか、
    すんなりと受け入れることができた。
    (いや勿論自分が14歳年下の子と付き合ったことが
     あるわけではないが)

    話もとても読み易く、何時の間にか主人公に感情移入してしまい、
    1日で一気読みしてしまった。

    最後のページを読み終わるとともに、
    全身に鳥肌が立ち、うっすら涙が滲んでいた。

    母心?何の鳥肌で何の涙だったのか。
    安堵の涙だったのか?
    兎に角、良かった。良かった。

  • 漫画(コミック)を読むようにサクサク読めました。小説が苦手って人にも、かなり読みやすいと思います。

    晶子さんみたいな人生、生まれ変わったら経験してみたい。会社ではそこそこの地位もあり、マンションまで購入して、13歳年下の可愛い彼がいるなんて…。別れが来た時の怖さに不安になる事、勿論痛いほど解る。だから、心の中で「ファイト!」って励ましながら読みました。

    羨ましくもあり、晶子さんになりきりながら、夢のような一時を過ごせて幸せでした♪

  • かわいい、幸せでいる方が幸せなんです

  • 2009.3.12
    乳業勤務の主人公は仕事のミスを年下の部下と徹夜で作業することになる。
    年の差14歳の2人の恋はどうなるのか。

  • キュンキュンしました!
    ハラハラするのは苦手なので順調に進むお話に安心感があり、共感も多く面白かったです。

  • 2011/4/8 Amazonより届く。
    2021/2/20〜2/24

    37歳の晶子に14歳年下の児島が猛烈にアプローチ。勢いでマンションまで買ってしまった晶子は様々な葛藤を抱えながらも、児島の気持ちを受け入れていく。最後に一波乱あルけれど、まあ予定調和的展開。でも、こういう小説はそれが気持ち良いのだ。雑誌連載が2007~2008年、単行本の出版が2008年ということなので、現在はこの当時よりも平均結婚年齢が上がっているだろうから、こういう問題も切実なんだろうな。シリーズ続くようなので、次作を楽しみにしよう。

  • 『年下の男の子』五十嵐貴久さん
    3年ほど前に読みました。
    いまもこうして記憶に残り感想をかける、印象がある小説です。
    僕はビジネス書7割です。気分転換に軽いもの、そう、こうしたタイトルからして柔らかな物語を手にとります。

    ハッピー度   ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
    応援したくなる度⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
    西武池袋線相性度⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
    あるある度   ⭐️⭐️⭐️⭐️

    もしも、こころがあったかになりたい、そして少しだけホロホロしたいならば、オススメの物語です。

  • 読みやすい

  • 37歳の女性課長代理と23歳の契約社員の14歳差恋愛のお話し
    年上の女性との恋愛は確かに増えているけどね
    実際私も10歳離れた人と付き合った事もありますし
    さらに奥様は4歳上ですし
    でもまぁ、14歳かぁ
    男が37で女が23歳は、まぁまぁ微笑ましい要素がまったくないわけではないけど、やっぱり性別が逆だと厳しいわなぁ

    そんな感情が晶子さんからひしひしと伝わってくる

    なかなか相手のことを信じられなかったりするのもわかる
    なかなか踏み込めないのもわかる
    別れた時の事を考えるのもわかる
    ただ、最後のあの行動だけはわからん
    なんでそんな非常識な事をしてしまったかね?

    でもまぁ、そこまで思いつめるほどの相手だったってことなのかな?

    なんか、最後のあの怒涛の展開がいまいち納得出来ないなぁ
    結局何も考えてないじゃんという感じがしてね

    二人とも、この後がもっと大変なんじゃないのかなぁ~ と思う

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著者プロフィール

1961年東京都生まれ。成蹊大学文学部卒業。『リカ』で第2回ホラーサスペンス大賞を受賞し、翌02年デビュー。以来、警察小説・青春小説・サスペンス・時代小説等、ジャンルにとらわれずに活躍中。

「2023年 『交渉人・遠野麻衣子 爆弾魔』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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