- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784408550442
作品紹介・あらすじ
元マル暴刑事・佐伯涼が環境犯罪に立ち向かう「潜入捜査」シリーズ第2弾。日本の商社が出資した、マレーシアの採掘所の周辺住民が白血病に倒れた。反公害運動封じ込めのため、暴力的な見せしめを住民に行う日本のヤクザに、佐伯の怒りが爆発する。見せしめを続ける者たちの正体は、佐伯の宿敵・泊屋組の若衆頭。佐伯の古代拳法と、ヤクザとの死闘が始まった-。
感想・レビュー・書評
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暴力団をとにかく撲滅させようとしている佐伯。
暴力団は残虐でなんら認める事の出来ない設定となっており、ハードボイルドアクションエンターテインメントと言える内容だと思います。
環境問題を軸に海外へも展開していく物語は、現在でも問題になっていることであり、興味を持ちました。 -
潜入捜査シリーズ第2弾。今回も佐伯さん頑張りました。ヤクザの非道さにはちょっと引いてしまったが。景子さんの出自も明らかになりつつ、内村所長はまだまだ謎のままでこれからも楽しめそうです。
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シリーズ第2作。
コッテコテの上にさらにコッテリとした“ステレオタイプなヤクザ像”に、失笑。
執筆されたのが20年以上前だと考慮すれば、許せる範囲内。
極端にデフォルメされた(まあ、“芯”は
外してないのだろうけど)環境犯罪の描き方も、どこか引っ掛かるものは残るが……ある意味では分かりやすい勧善懲悪なストーリーには、不思議な引力があるもので(笑)。
十分に楽しく読めた。
続きもきっと、買うだろうな。
★3つ、7ポイント半。
2013.11.07.了。
※格闘場面は、かなりの迫力があった。
※90年代のヤングジャンプやビッグコミックスペリオールあたりで漫画化されたなら、人気が出ただろうな。
(井上紀良とか、池上遼一とか、叶精作とか) -
2023.02.14 Audibleにて完聴
潜入捜査シリーズ第2弾。
in マレーシア
相変わらず、ヤクザの腐った描写がエグい。
爽快感はあるけど、ちょっと飽きてきた。
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潜入捜査第二弾です。
マレーシアまで行ってくださいと内村さんに言われて 海外でも大暴れの佐伯さんでしたが
とどめをささなくても よかったのでしょうか?心配ですよ。((((;゜Д゜))) -
飛び道具は卑怯
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潜入捜査シリーズの第2弾。
佐伯涼と白石景子は、内村所長の指示でマレーシアへ。
レア・アース採掘所がある村の住民が次々と白血病になり、村民が訴訟を起こします。採掘の邪魔をされた日本の出資会社は、ヤグザを現地に送り込み、彼ら仕込みの脅しで訴訟を取り下げようとする。
「ここまでヤクザを悪く描かなくても」と思ってしまうくらい、ヤクザが残忍なことをします。この小説を当時読んだヤクザが『今野、オラ!』ってならなかったのでしょうか。
私が佐伯なら、二度と同じことをさせないために、最後はアイツを……。
完全にハマっています。