- Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
- / ISBN・EAN: 9784408551159
感想・レビュー・書評
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清掃作業員キリコのシリーズ、やっと本当に読みたかった4冊目。新聞でこの本の広告を見て、近藤さんの本だし面白そう!読みたい!と思ったのが、このシリーズに出会ったきっかけ。結局、これがシリーズ4冊目と知り、後の3冊を読むのが先になってしまった。
今回はシリーズ初の長編で、キリコと大介が再びメインで登場する。テーマは重いものの、優しいタッチで書かれており、さくさく読めた。愛情って当たり前だと思っていたけれど、難しいものだなぁ…。
キリコの言葉はいつも読者をも元気にしてくれる。まだまだ、このシリーズ続いてくれたら良いな。 -
キリコシリーズ第4弾。
今回は、初の大介とのコラボ。
大介も探偵のような動きをするので、いつものキリコシリーズとは違っているし、ストーリー展開もいつもとは趣が違う。
そして、最後に明かされる「アルマジロ」の意味。
一言で言って、重い。
悲しく辛い。
でも、ひとつ思うのは、友也、真琴2人に幸あれと。
救いはあるし、救いの一端を見つけていると思うから。
力強く向き合ってほしいと思う。
そして、自分は。。「アルマジロ」に近い人間だと思う。
特に、真琴寄り。
だから、真琴の考えていること、いや!ってほどわかってしまうな。。
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読みやすかった。
そして最後、後書きでまさかの4冊目…。
全然気づかないくらい、この本から読んでも多分大丈夫で、でも、1冊目から読んで見たい気もガンガンする。 -
清掃人探偵・キリコシリーズ第四弾。
今回は長編でキリコの清掃活動があまり出てこなかった印象。
なのにサクっと読める。 -
大介の目を通したキリコが、これまでのシリーズタイトルじゃないけれど、天使か妖精かという感じに今にもすり抜けて消えてしまい兼ねなそうに思えて不思議だった。キリコ自体は快活に思えるのに、何だか儚くて危うい存在みたい。自分はいまいち冴えないと自覚していて、且つベタ惚れだからかな。きれいな服を、自分が着たらちぐはぐでみっともないことがばれてしまうと思って受け取れなかったと言う真琴のコンプレックスのシーンが、普段意識していないけれどわかる気がして印象的だった。
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2人で、事件を解決していくお話し。うーん、やっぱりキリコ一人のほうが好きかなー
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清掃人キリコシリーズ。第三弾にして初の長編。
なんとなくもやもやとして気持ちの悪い謎にずっと包まれてる居心地の悪さが。最終的な真相も・・・まあ・・そうなのかーくらい。長編にはちょっと間延びした話かもしれない。
というか、全編通して大介のキリコに対する愛情話が実に多い印象。のろけ小説か。