- Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
- / ISBN・EAN: 9784408551227
感想・レビュー・書評
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タイトルを呼んだだけのイメージではお金に関わる事が多いのかな?っと思っていたら。人生における判断の仕方のすすめ。などと大きく沢山のことを学びました!人生のバイブルとして、何度もよみなおしたいとおもますあ。
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文庫本があったので再読。
飾らない言葉で何度読んでも普遍でブレない人生哲学が学べる良書
・月給4分の1天引き貯金
・好景気は勤倹貯蓄、不景気には思い切った投資を、時機を逸せずに繰り返す。
・職業道楽論
・人生即努力、努力即幸福
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当たり前のことしか書いていない。
時代が違いすぎて、ん?となる箇所もある。
でも、じっくり読んでしまう。
そして、読了後。さて、少しばかり重いけれど自分も頑張るか。となる。
私が面白いと感じたのは「幸せ」について書かれた箇所。以下要約。
・所得が倍になろうと幸せが倍増するものでもない。
・親が譲れるものでもない。また、もらえるものでもない。
・教育や財産でなく、自分の努力と修養によって得られ、感じられるもの。
ですよね。としか言葉が出ない。
自分の人生、生きるのは自分。
仕事の鍛錬を怠らず、節約倹約しながら財を成す。
その上で自分のできることの範囲を広げていく。社会に奉仕する。
日々子育てと仕事で忙しく、時間もお金も足りない。
そんなことで悩んでいた自分がちっぽけに感じるほど気迫を感じる文章だった。 -
著者は職業道楽化することが、最大の幸福と述べている。大人になったらもちろんのことながら、仕事に時間を多く割かなくてはならない。そういう意味でも、仕事に全能感を感じるのは本当に素晴らしいことだと実感した。
あと、ケチと節倹は違うってこと。そこを履き違えてる人が多いということは、声を大にして言いたいところだが、心の中にしまっておきます、、笑
お金のことだけではなく、人生の進路を学ばせてくれる、輝かせてくれるそんな本、神本ってことです。 -
表紙の「伝説の億万長者が明かす、お金と人生の真実」に惹かれて、2013年初版2021年7刷の文庫本を購入
「私の財産告白」と「私の体験社会学」の2部で構成されています
1文字が大きく、1ページ14行・1行35字で読み易いです
「財産告白」では投資法や世渡り等について
「体験社会学」では人と人との問題等について書かれています
興味深いお話がたくさんありますが、天丼と職業道楽化の話が特に楽しかったです -
「いかに学者でもまず優に独立生活ができるだけの財産をこしらえなければ駄目だ。そうしなければ常に金のために自由を制せられ、心にもない屈従を強いられることになる。学者の権威も何もあったものではない。」
「貧乏を征服するには、まず貧乏をこちらから進んでやっつけなければならぬと考えた。貧乏に強いられてやむを得ず生活を詰めるのではなく、自発的、積極的に勤倹貯蓄をつとめて、逆に貧乏を圧倒するのでなければならぬ」
「苦しい苦しいで普通の生活を続けて、それでもいくらか残ったら…と望みをかけていては、金輪際余裕の出てこようはずはない。貧乏脱出にそんな手温いことではとうてい駄目である。いくらでもいい、収入があったとき、容赦無くまずその四分の一を天引きにして貯金してしまう。そうして、その余りの四分の三で、いっそう苦しい生活を覚悟の上で押し通すことである。」 -
■ ひとことで言うと?
経済的・精神的豊かさのカギは「職業の道楽化」
■ キーポイント
- 勤倹貯蓄に努めよ
- 自発的、積極的に取り組むこと
- 一度始めたら継続すること
- 財産の増やし方
- 貯蓄で種銭を作る → 投資で大きくする
- 国家社会の大勢を利用する
- 好景気時代は勤倹貯蓄、不景気時代は思い切った投資
- 職業の道楽化
- やらされる → 進んでやる
- 職業を楽しむ(精神的豊かさ)→ 認められる → お金が得られる(経済的豊かさ)
- 人生即努力、努力即幸福
- 職業の道楽化には勉強、努力の積み重ねが必要
- 勉強、努力 → 職業の道楽化 → 人生の最大幸福の達成