軍師の生きざま (実業之日本社文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408551333

作品紹介・あらすじ

実力次第で立身出世ができる時代、彼らはいかに生を全うしたのか?戦国時代に活躍した名参謀たちの「生きざま」を描く。豪華作家陣による傑作歴史アンソロジー。

感想・レビュー・書評

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  • フィクションとかノンフィクションとか、この際問題ではない。指導者を支える影の存在であるからこそ、稀有な人生物語につい心を奪われてしまう。特に山本勘助の数奇な運命は、どこか自分と重なる部分を感じて、つい涙した。

  • 戦国武将の軍師に焦点を当てたアンソロジーという設定が上手い。どれもさらりと書かれているので、読みやすいし、色々調べたくなってくる。

  • 柳生、真田太平記などをもう少し読んでみたい。
    司馬遼太郎の国盗り物語が坂口安吾の梟雄と結構似ていることに驚く。

  • 豪華なアンソロジー。
    読んだことのある作品も入っていましたが、楽しく読了。
    板垣、勘助、黒田官兵衛の話が特に良かった。

  • 直江兼続、山本勘助、石田三成等戦国時代に活躍した名参謀たちの生き様を豪華作家陣により描く一冊。知略を持って武将を支えた策士たちの戦いとその矜持!
    「軍師の死にざま」も楽しみ。

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著者プロフィール

大正十二(一九二三)年一月二十五日、東京市浅草区聖天町生まれ。昭和十(一九三五)年、下谷区西町小学校卒業、株式仲買店勤務。昭和十四年より三年ほど証券取引所にあった剣道場へ通い、初段を得る。旋盤機械工を経て昭和十九年、横須賀海兵団入団。敗戦の翌年、東京都職員として下谷区役所の衛生課に勤務。昭和二十三年、長谷川伸門下に入る。昭和二十五年、片岡豊子と結婚。昭和二十六年、戯曲「鈍牛」を発表し上演。新国劇の脚本と演出を担当する一方、小説も執筆。昭和三十年、転勤先の目黒税務事務所で都庁職員を辞し、作家業に専念。昭和三十五年、『錯乱』で直木三十五賞受賞。『鬼平犯科帳』『剣客商売』『仕掛人・藤枝梅安』の三大シリーズや『真田太平記』等、数々の小説で人気を博す一方、食や映画、旅に関する著作物も多く上梓した。受賞歴はほか吉川英治文学賞、大谷竹次郎賞、菊池寛賞等。平成二(一九九〇)年五月三日、入院していた東京都千代田区神田和泉町の三井記念病院で死去。小社では同じく単行本未収録のエッセイ集『一升桝の度量』(二〇一一)と初期戯曲集『銀座並木通り』(二〇一三)を刊行している。

「2022年 『人生の滋味 池波正太郎かく語りき』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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