軍師は死なず (実業之日本社文庫)

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  • 実業之日本社 (2014年2月5日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408551623

軍師は死なず (実業之日本社文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 太田道灌、竹中半兵衛、直江兼続、大谷吉継など、軍師の生き様をまとめ読みできる一冊。しかも、池波正太郎、吉川英治、津本陽などが一人一人を書いていて読み応えもある。軍師といっても怜悧なだけでなく、友情、愛情に厚く、それが原因で結果として身を滅ぼしているのだが、一本貫いているものがありとても清々しい。大谷吉継の本を探していたら本書を発見し、購入したものだが、興味を持った人物の本は別途読みたい。

  • 明石掃部様主人公の短編「片腕浪人」(激!オススメ♪)が収録されております♪
    明石様信者タナベ、むろん既に別の短編集で読了しているのですが、「片腕浪人」収録本は、家に何冊あってもイイ♪…と購入を決めました☆

    もちろん、それ以外にもお目当てが♪
    それは安国寺恵瓊さん主人公の「背伸び」です。

    想像していた以上に野心ギラギラな恵瓊さんに、ちょっと引き気味になりつつ、さすが手堅い清張作品、興味深く一気読み出来ました。
    執筆されたのがいつ頃なのか、パラッと見ただけでは記載が無くわからなかったのですが、近年読んだ最新の恵瓊さん研究書籍(渡邊大門著『戦国の交渉人』)の記載から見ても、史実的ツッコミどころは無い感じで、さすが克明に調べ抜いてから執筆される清張作品…と思いました。
    (『片腕浪人』は、最新の明石様研究書籍から判明の史実?からはけっこう離れておりますゆえ…)(でも、名作ですッ♪)

    好きか嫌いか…で申しますれば、「背伸び」の恵瓊さんは嫌いだな…とは思うのですが、『人間の業』の悲しさを感じるラストには独特の余韻が…。

    あの恵瓊さんの最期の『動作』は、しばらく私の中に住み着いてしまいそうです…。

    一流の作家が紡ぎ出す物語は、やはり『人間』が描かれているな…と、しみじみ思います。
    歴史小説であっても、心に残るのは『歴史』ではなく、その歴史を生きた『人間』…。
    歴史的事実の記載箇所に感動するのではない…と改めて感じました。

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軍師は死なず (実業之日本社文庫)の作品紹介

群雄割拠の戦国時代を、清冽に、したたかに駆け抜けた軍師たち。乱世を生きた、彼らの本懐とは。人生最後の恋、軍師の敗北、男の涙、命を賭けた友情、家族との絆…。太田道潅、竹中半兵衛、片倉景綱、大谷吉継、黒田如水、毛利勝永など名参謀たちの生きざまを豪華作家陣が描く傑作歴史小説集。

軍師は死なず (実業之日本社文庫)はこんな本です

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