煽動者 (実業之日本社文庫)

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著者 : 石持浅海
  • 実業之日本社 (2015年8月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (392ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408552439

煽動者 (実業之日本社文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 普段は一般人と同じように生活をし、決められた週末にのみテロ活動を行う反政府組織。
    お互いのコードネームしか知らないメンバーだが、同じ目的に向かい日々活動に励む中で、結束力は上がっていた。
    珍しくグループ全員が集められた任務の夜…メンバーの一人が死体となって発見される。
    誰かに殺されたことは明らかだが、外部の人間が入ることは不可能な場所。
    犯人はメンバーの中に・・・?


    任務に取り組むとき、犯人を捜すとき、メンバーの会話がメインでストーリーが進むのですが、そのテンポの良さに引き込まれました。
    優秀な人材を集めたというだけあって、会話のスムーズさというか、一歩先を読む感じがすごくいい。
    こういうやりとりを見るのって実際にも好きなので。

    仲間の中に被害者と加害者がいる状態。
    誰の何を信じればいいのかわからない恐怖感。
    人の本性とか建て前とかがよく見えますね。

    やっぱり石持さんの作品は読みごたえがあって楽しいです。

    最後の最後の結末が読めてしまったことだけが残念でした。

  • 反政府テロリストの「兵器」考案中に起きた殺人。相変わらず閉鎖空間の作り方はうまい。
    誰が?なぜ?殺したのかという謎よりも、反政府活動の詳細やメンバーの考え方の描かれ方が興味深い。「組織」に属しているが故の考え方が鍵になるのはわかるが、動機は共感しづらいな。
    でも、なんだかんだで楽しんで読んでしまった。

  • 優しい?テロ集団2作目は長編。
    密室で仲間が殺される=仲間が犯人。
    疑心暗鬼の推理ゲームの二転三転は毎度楽しい。
    そして、また優しい?テロ計画でした。

  • テロ組織内部での犯罪。警察は呼べない、証拠調べなどの捜査的行動は無理、使えるのはメンバーの頭脳のみ。読んでるこちらの頭脳はチョッピリついていけない。面白かったけど、熱が出そう。

  • テロリストシリーズの第2弾。

    個人的には石持浅海という作家は、中の中の上の作品を書く作家だと思っている。
    決して傑作は多くないが、良作が多いという印象だ。
    今回の作品もそれに違わず、中の中の上。
    殺人の動機は、正直なにそれというレベルだが、オチはとても石持氏らしくてよい。

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煽動者 (実業之日本社文庫)の作品紹介

テロ組織内部で殺人事件が起きた。この組織のメンバーは、平日は一般人を装い、週末だけ作戦を実行。互いの本名も素性も秘密だ。外部からの侵入が不可能な、軽井沢の施設に招集された八人のメンバー。発生した殺人の犯人は誰か?テロ組織ゆえ警察は呼べない。週明けには一般人に戻らなければならない刻限下、犯人探求の頭脳戦が始まった-。閉鎖状況本格ミステリー!

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