雪煙チェイス (実業之日本社文庫 ひ 1-3)

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  • Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408553238

感想・レビュー・書評

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  • 東野圭吾の雪山シリーズ③

    犯人と目された人物を追いかける刑事、
    無実を証明するために美女を追いかける容疑者、
    その背中が目前に迫っては離れていくタイトル通りの作品。

    シリーズの中で最初に読んでしまったが、人間模様の変化もわかるため、順番に読むのがおすすめ。

  • スピード感溢れる一作!

    スノボーしたくなる。たまらない。
    ハラハラドキドキするけど、展開は珍しく読めちゃう。
    刑事さんで、そんな簡単に被疑者の話聞いてくれたりする?殺害現場の話を被疑者に話す?
    ちょいこじ付け有りで、虚無。

    読みやすさとラストのハッピーエンドで良作。

  • タイトル通りのスピード感!

    あっという間に読めました。

    展開はある程度予想できるけど、
    それでも楽しめました。

  • 雪山シリーズ中、一番面白くなかったとの書評があり、あまり期待せずに読んだせいか、逆に気楽に読めて高評価を付けました。エンタメ好きにはいいかもとの書評もありましたが、確かにそのとおりかも。

  • 実は資格試験の勉強のため、
    数ヶ月本から離れていました。
    でも、寒い間に読んでしまいたくて…
    我慢しきれず読んでしまいました。

    ひょんなことから殺人の容疑者として追われる身になり
    自分の無実を証明するためスキー場で出会った「女神」を探す大学生の物語。

    東野さんの作品自体、数年ぶりなんです。
    それも初期のテーマの重いものしか読んだことがなく
    こんなスピードがある何も考えずに読めるものも
    書かれるんだなぁとびっくり。

    メインのスキー場の里沢温泉スキー場は
    きっと私の大好きな、あの初心者でも滑りやすい
    頂上からのロングコースがあるあそこ!だと
    想像しながら読みました。

    警察と時間と両方に追われるドキドキ感。
    スノボはしたことありませんが、
    疾走感が気持ちよかったです。
    欲を言えばもうちょっと温泉の気持ちの良さも
    伝えてもらいたかったなぁと。

    最後まで、誰?違うの?誰?というストーリーに
    ドラマを見るように楽しんだ読書も久しぶりです。

    実はこの本、資格試験のために行った講習会で
    隣の席になったイケメン読書男子が読んでいた本です。
    あまりに楽しそうに読んでいたので
    真似て読んでみたくなりました。

    雪山シリーズ3冊目で登場人物もつながっていたり
    するらしいですが、読書男子が言っていた通り
    この本からでも楽しめました。

    やっぱり本は縁ですね。
    読書男子君、楽しかったです。有り難う☆

  • 東野作品らしくテンポ良くさくさく読めた。自分がゲレンデで滑っているような爽快な気持ちになって、スキー場に行きたくなる。エンタメとして楽しく軽く読みたいときにおすすめ。学生に戻りたくなる。

  • ブックトレードにて入手。
    東野圭吾らしいテンポの良い作品。
    雪山シリーズはどの順番で読んでもいいのかもしれない。

  • 最初から最後まで気が抜けないストーリーでgood でした。

  • 【白銀ジャック】【疾風ロンド】に続く、スキー場を舞台にしたシリーズ。
    東野さんのミステリーの中では、軽い感じでさらさら~っと読めます。

  • 雪山シリーズがシリーズだったことに前回気付き、
    恋のゴンドラ→疾風ロンド→白銀ジャック→ 雪煙チェイスと順番がめちゃくちゃだったことを反省。

    タイトル的に爆弾魔とゲレンデをチェイスするのかと思ったら全然違った(笑)
    けど、このシリーズはウィンタースポーツをやらない自分でも情景が浮かぶしすごく読みやすいので一瞬で読み終わる。

    恋のゴンドラの小ネタが入っていたのも笑えた。

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著者プロフィール

1958年、大阪府生まれ。大阪府立大学電気工学科卒業後、生産技術エンジニアとして会社勤めの傍ら、ミステリーを執筆。1985年『放課後』(講談社文庫)で第31回江戸川乱歩賞を受賞、専業作家に。1999年『秘密』(文春文庫)で第52回日本推理作家協会賞、2006年『容疑者χの献身』(文春文庫)で第134回直木賞、第6回本格ミステリ大賞、2012年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(角川書店)で第7回中央公論文芸賞、2013年『夢幻花』(PHP研究所)で第26回柴田錬三郎賞、2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞を受賞。

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