終電の神様 (実業之日本社文庫)

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著者 : 阿川大樹
  • 実業之日本社 (2017年2月3日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408553474

終電の神様 (実業之日本社文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 書店の平台にあった1冊。
    本の帯に「第9回 エキナカ書店大賞受賞!」と書いてある。
    エキナカ書店大賞?
    そんなものがあったのか?
    全然知らなかった。
    それも第9回?

    エキナカ書店大賞って何だろう?と思ってググってみたら、2013年から年2回も開催されているとのこと。
    主にJR東日本駅構内にあるブックエキスプレスとHINT INDEX BOOKの書店員が面白い、お客様にも薦めたいと思った本の中から選ばれるものらしい。
    2013年からの受賞作品を見てみたが、ごめんなさい、1冊も知らなかった。

    この本を買ったのは新大阪のエキナカ書店。
    エキナカだけど、かなり大きい書店。
    こちらの書店員さんが、平台に並べなければ、私は手に取っていなかった一冊。
    新大阪の書店員さんもおススメの一冊だったのでしょうね。

    午後10時を過ぎた電車の車内。
    帰宅を急ぐ人々で満員。
    その電車が、本来止まるべき場所ではない所で停車。
    まもなく”お隣のK町駅におきまして、人身事故が起きました関係で、急停車いたしました”というアナウンスが流れる。

    ■化粧ポーチ
    会社帰り、妻に名は遺書の秘密の場所を経由して自宅に戻る会社員。

    ■ブレークポイント
    仕事をするために生きているのか?
    仕事優先の日々。
    ふと立ち止まることにして帰宅を急ぐ会社員。

    ■スポーツばか
    競輪選手との恋。
    その未来に自分で終止符を打とうとするOL。
    恋人と過ごす最後の夜のはずだった…

    ■閉じない鋏
    理容師一筋、職人気質の父。
    父の後を継がなかった息子。
    父に最後の時が近づき、父のもとへ急いで飛び乗った電車が急停車。

    ■高架下のタツ子
    恋人が乗る電車は人身事故のため停車中。
    タツ子から不思議な話を聞きながら恋人を待つのだが…

    上記4編が、人身事故で停車した社内に閉じ込められた人のお話。

    ■赤い絵の具
    この話は、ちょっと好みではなかった。

    ■ホームドア
    駅売店の販売員一筋25年、広田喜美子。
    彼女が駅売店で働くようになったきっかけは…

    『閉じない鋏』『ホームドア』が好きでした。
    書店に足を運ばなければ出会わなかった一冊でした。

  • 短編集なのかと思いました。
    でも短編集てはなく、何となく話が繋がっている。
    繋がっていても、繋がってなくても、どうでもいい感じの繋がり方。
    ストーリー的にもいまいち盛り上がりにかける感じでした。
    終電と神様のインパクトもなかった。

  • 何かまとまりの無い感じ。同じように人身事故で止まった電車に関わった人々のエピソードは出てくるが、それぞれの話に繋がりとかは無い。話の終わり方も解決の方向が見えたところではい終わりとなる。
    人身事故の原因の人って最後のホームドアの主人公?話に繋がりが無いのでよく分からない。
    終電の神様というタイトルも謎。女装した人の変な歌にちょこっと出てくるだけで話に何の関係も無い。

  • それぞれの場所に向かう人々を乗せた夜の満員電車が、事故で運転を見合せる。この運転停止が彼らの人生のターニングポイントになるという人間ドラマ。
    面白い題材だなあと思い手に取ったが、ドラマ性が浅くて期待外れ。キレはあるけど苦味というコクがないビールのようだ。

  • ファンタジなのかと思ってたら、ヒューマンミステリ。一日の終わりに訪れるささやかな事件の数々。なんだかホッとする。
    あらすじ(背表紙より)
    父危篤の報せに病院へ急ぐ会社員、納期が迫ったITエンジニア、背後から痴漢の手が忍び寄る美人―それぞれの場所へ向かう人々を乗せた夜の満員電車が、事故で運転を見合わせる。この「運転停止」が彼らの人生にとって思いがけないターニングポイントになり、そして…あたたかな涙と希望が湧いてくる、感動のヒューマン・ミステリー。

  • 帯に惹かれて読んでみたけど、悪くはないものの特に何も残らなかった。

  • 第9回(2017年) エキナカ書店大賞受賞。
    『化粧ポーチ』『ブレークポイント』『スポーツばか』『閉じない鋏』『高架下のタツ子』『赤い絵の具』『ホームドア』の7話。

    まずね、最初の『化粧ポーチ』が衝撃的。読み終わったら、必ず再読したくなるはず。で、分かった上で読むと、更に衝撃が(笑)。
    『赤い絵の具』は、描写が苦手。この本の中で、唯一、ささっと読み飛ばした話。
    最後の『ホームドア』が1番好き。昔、駅のホームから落ちた自分を助けてくれた恩人に会いたくて・・・というちょっといい話。
    全体的に読みやすくて、通勤のお供にはちょうどいいかも。

  • 短編集なのだが、一つ一つの話しがもっと終電というテーマで繋がってくるのかと思いきや、そこまででもなく、もう一つという感じ。一つ一つの話はそこそこ面白いだけに残念。

  • 電車絡みの全7話。事故で止まったり遅れたりしたことで乗客にどんな影響があったかの物語。帯にあるような涙や感動は特になかったけど、電車に乗る機会が多いので乗車中に思い出してじわじわ来そうだ。

  • 帯文:”たくさんの人生を乗せ今日も電車は走る―” ”・第9回エキナカ書店大賞・amazonミステリー・サスペンス部門第1位” ”20万部突破!” ”希望と感動のミステリー”

    目次:第一話 化粧ポーチ、第二話 ブレークポイント、第三話 スポーツばか、第四話 閉じない鋏、第五話 高架下のタツ子、第六話 赤い絵の具、第七話 ホームドア

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