砂漠 (実業之日本社文庫)

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著者 : 伊坂幸太郎
  • 実業之日本社 (2017年10月4日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (512ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408553825

砂漠 (実業之日本社文庫)の感想・レビュー・書評

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  • ノスタルジーは誰もが感じることなんだろうなと思う。大学生にはたしかに鳥瞰型と近視型がいて、西嶋のような奴もいて、南のような子がいて鳥井のような人間がいる。東堂だけは、なぜ自分の人生に出てこないのかと嘆くけれど。

    みんな何か成し遂げたいことがあって、それでもうまくできない嘆きや悲しみがあって。何かを変えるために動いたプレジデントマンをどこか讃えながら、それでも法律を犯した彼を捕まえる。
    だからこそ、プレジデントマンを捕まえた時の西嶋の言葉は妙に響く。

  • 2017/10/14

  • 504

    2017年では138冊目

  • 仙台の国立大学に入学した5人の大学生とその周辺の物語。
    夜は短し歩けよ乙女とか鴨川ホルモーとかを思い出した。

    構成はちゃんと考えられていて、最終的には卒業式まで描かれている。
    途中で東川篤哉の小説が浮かんだりもしたが、伊坂作品のユーモアと味のある文体も非常に良い。

    気づけば砂漠に放り出されてしまっている僕だが、このタイミングで読めて良かったのかもしれない。
    鳥瞰型から少しずつ地上に降りてくる北村くんも自分の正義を曲げずに臆せず飛び込む西嶋くんも無愛想で物好きな美人の東堂さんもプラマイゼロを好む陽だまりの南さんも鳥井くんや鳩麦さんも皆良い味出してて愛おしかった。

  • よかったー!!

    という一言しか出てこない読了直後。
    やっぱり伊坂さん作品好きです。

    北村も鳥井も南も西嶋も東堂も、鳩麦さんも
    それぞれの立ち位置が、干渉し合わない、だけど繋がってる関係性がすっごく良くて、みんな好きだなーって思う小説は久しぶりだった。

    大学1年の時にこれを読めていたら私の大学生活も今と違ってたのかな。なんて。
    私は莞爾とは確実に対極に属していたけれど、彼の言ったことはすごく分かる。

    日常に忙殺されながら合間にいい現実逃避になりました。

  • 買って読み始めて、あれ、読んだことある、、?
    曲げたり動かしたりの南ちゃんで確信。
    なぜ、いま実業之日本社から出直されたの、、?
    まあ好きだから久しぶりに読み直すつもりで読み進めます、、。

  • 913.6||I68

  • 西嶋はクセの強いキャラで中高ではいじめられていたが、大学ではその芯の強さを理解してくれる"みんな"に恵まれて。誰だって受け入れられる場所ってあるんだなぁと前向きになれた。

    卒業式での莞爾の言葉は読者の思いを代弁したものだな、と思う。

    甘酸っぱい青春物語よりも、こんな日常の中で程よい距離感の友人と一緒に過ごすみたいな大学生活。いいな。

    伊坂さんの中では1番好きな作品です。



    なんてことは、まるでない。

  • ほっこりする話。
    らしい言い回しがいっぱいでした。
    西島が良い。

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