- Amazon.co.jp ・本 (412ページ)
- / ISBN・EAN: 9784408553856
感想・レビュー・書評
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甘糟~~~!なんでしょう?
物語のピークを迎えることなく、
解決する893抗争事件の話詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
気弱で普通極まりない甘糟君が、マル暴の担当としてなぜか活躍する話です。
マル暴といえば、柚月裕子の「孤狼の血」のように自分自身が暴力団一歩手前というイメージを逆手に取ったニューヒーローという感じでしょうか。
さほどガツンとくるようなエピソードがあるわけではないのですが、意外な人物が有能な動きを見せる話はそれだけで胸がすく思いがするので、なかなか楽しく読む事が出来ました。
今野さんは読む前に勝手にハードル上げてしまっている自分がいる・・・。 -
甘糟さんと郡原さんと本署の梶刑事とのやりとり。読んでいて捜査が進むにつれて犯人が最期まで分からなかい展開。マルBの価値観や警察内部に思考を読み取れた。郡原さんのぶっきらぼうであるが、的確な判断、指示、人情味がある雰囲気が私にはグッときた。
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任侠シリーズのスピンオフなんですね。
マル暴に合わない甘糟のキャラが生きていて面白かったです。
でも本人が思っているだけで本当はマル暴が似合っているのかな。
次が読みたいですね。
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マル暴甘粕が主人公、任侠シリーズのスピンオフ作品。
いつもふんわりしていて、マル暴には向かないと本人は言う・・・樋口 顕シリーズもそうだが、氏は、この手の主人公を書くのがとても巧い。
スーパーマンではなく、どこにでもいそうな人物を描くことで、等身大の主人公として会社員目線で物語に入っていけるところが好感を持てるのかも。
甘粕に対して最後にアキラが言う、立場が違えば一緒に飲めたのかと訊ねる場面・・・とても良かった。 -
この作家さんの任侠シリーズに出てくるマル暴刑事甘糟さんが活躍する話。
マル暴刑事といえば、見た目はほぼ暴力団と変わらないイメージだが、主人公の甘糟刑事はサラリーマンのように無難に人生設計をしている。
その割に暴力団からの信頼はなぜか厚い。
そんな甘糟刑事と警視庁捜査一課が共同して事件を解決する話。
相変わらず、スカッとする話なのでこの作家さんの本は読みやすい。 -
全体的には面白く読みましたが、隠密捜査シリーズにはかないません。甘糟刑事もいいキャラです!
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とにかく仕事する甘糟が新鮮だった。なかなかやるじゃないの。任侠シリーズでの彼の見方も変わりそう。
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に任侠シリーズのスピンオフとしてマル暴刑事の甘糟が主人公として描かれているが、中々スピンオフではもったいないキャラクターである。
ヤクザにマル暴らしからぬ刑事として弄られるも、中々良い仕事をしている。
気楽に楽しい刑事物に座布団一枚!