不惑ガール (実業之日本社文庫)

著者 :
  • 実業之日本社
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408553962

感想・レビュー・書評

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  • 最初はみんなダメダメじゃないか、、
    と思ったけれど最後の追い上げは気持ちよかったし
    続きを読みたいと思った。

    こんなワクワクする気持ちになれるなら
    歳をとるのもいいなと思った。

  • 越智月子著 初、読了。
    「不惑ガール」というタイトルから、
    40代女性(大人になりきれない)の話かと思ってはいたけれど、その通りのお話でした。

    大学ミスコンで、ミスと準ミスを取った3人の人生模様と、いつまでも自分は若いと思っている心境がリアルに描かれいる。が、3人とも既婚、一人はバツイチ。いや、バツニ。というのは…
    3人いるなら一人は独身じゃないとね。と思ってしまった。
    まぁ、私自身も不惑のとしですから。思うところ多々ある作品でした。

    話の中盤までは面白くスラスラ読みましたが、終盤と結末がなんだか尻すぼみだと感じたので、星は3つにしました。

    視点が違えば面白いと感じられる作品だと思います。

  • 不惑ガール。
    越智月子さん。


    元、大学の準ミス。43歳の主人公。
    専業主婦で、過去を忘れられず、
    ドキドキしたい。
    あの日に帰りたい。的な話。
    でも、現実は、反抗期の娘が居て、
    何もしてくれない旦那が居て、
    お肉がたくさんついた身体のオバさん。
    少し、
    あー。わかる。
    気持ちはわかるよー。
    と読み続けたら、
    最後、えー!まさかー!
    そんなうまい話がー!って感じになり、
    うまくまとまりすぎてる感がありました。


  • いくつになっても女子でいたいのか、いくつになったら女子を降りられるのか、、、

  • 2018/03/09

    装丁が可愛かったので購入。

    もうひと花咲かせたい!アラフォーの女たち
    痛快ストーリー
    などなど書いていたけど、ただただ苑子が痛く感じる。
    私が主人公達の年齢で読むとまた違ったのかな。

    読んでいても苑子の痛さ加減に、ひーっとなるばかり。
    一番輝いていた頃と同じように可愛い可愛いと自分の事を肯定しまくっているのは旦那や娘に無下にされているからなんだと思うけど、現実を受け止めきれていない辺りが怖い。
    由美子が苑子を引き入れた本当の理由も中途半端に感じたし、ここで??ってとこで話は終わる。
    ここまで都合よくササっと上手く進んだのなら、ご都合主義というかシンデレラストーリー的な感じで良いからミュゲがらどうなったのかスッキリ終わらせて欲しかった。

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著者プロフィール

一九六五年、福岡県生まれ。女性誌のライターなどを経て、二〇〇六年に『きょうの私は、どうかしている』でデビュー。他の著書に『モンスターU子の噓』『花の命は短くて…』『帰ってきたエンジェルス』など。

「2020年 『咲ク・ララ・ファミリア』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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