中国の哲学・宗教・芸術

著者 :
  • 人文書院
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  • Amazon.co.jp ・本 (250ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784409040171

作品紹介・あらすじ

「道」の哲学の壮大な眺め。老荘の「道」の哲学の「斉」「即」の論理とその現代的意味を論じ、老荘道教の土壌に育った漢訳仏教の特質を考察し、書芸術に「元」の哲学を見出す。中国思想哲学研究の結晶。

感想・レビュー・書評

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  • 老荘思想について書かれた本。まずは「道」についてを明らかにし、そこから他学派、宗教、美術について言及していく。前半を読むだけでも老荘の思想を理解できる。よく老荘思想を学びたい人は、まずこの本の前半を読み、また別の本を読み、次にこの本を最後まで読むと良いかもしれない。

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著者プロフィール

1918年大分県中津市生まれ。 1942年京都帝国大学文学部哲学科卒業。  同年10月熊本野砲兵聯隊入営。戦争末期に中国大陸に渡り、広東省で終戦を迎え、47年上海から復員。東方文化研究所(京都)助手、大阪府立北野高校教諭、愛知学芸大学助教授、京都大学人文科学研究所教授を歴任。 1974-79年京都大学文学部教授。 1980-82年京都大学人文科学研究所所長。  定年退職のあと関西大学文学部教授、北九州大学外国語学部教授を勤める。その後、故郷の中津に住み、執筆・講演活動を行う。 2001年没。 著書に、『荘子』(中公新書)、『老子』(ちくま学芸文庫)、『道教思想史研究』(岩波書店)、『魏晋思想史研究』(岩波書店)など多数。人文書院刊行の書籍に『道教と日本文化』『道教と古代日本』『中国の哲学・宗教・芸術』『「馬」の文化と「船」の文化 古代日本と中国文化』『タオイズムの風 アジアの精神世界』がある。

「2018年 『「馬」の文化と「船」の文化 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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