逃走の権利: 移民、シティズンシップ、グローバル化

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  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784409241035

作品紹介・あらすじ

欧州への移民・難民40万人(2015年)、日本への難民認定申請5000人(2014年)。

世界を揺るがす喫緊の課題、現代移民研究の第一人者による力作。

いま世界は、かつてない規模で流動している。グローバル化の影響を潜り抜けた移民は、ただ保護される対象ではなく、移動元、移動先の社会を様々に変えていく下からのグローバル化を体現する存在でもある。市民権、国境、法、植民地主義、資本主義、移民の自律性など、制度的問題から思想的課題まで、現代世界を覆う多様な問題を「移民」という視角からクリティカルに読み換える、イタリアから届けられた現代社会論の重要作。

感想・レビュー・書評

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  • 境界と移民レジームと交差する数々の闘争、緊張、暴力は移住家庭の全体に刻み込まれているし、移民たちの様々な主体的経験が形作っている。

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著者プロフィール

サンドロ・メッザードラ(Sandro Mezzadra)
1963年生まれ。ボローニャ大学政治・社会科学研究科教員(現代政治理論、社会理論)。ヨーロッパの移民研究の第一人者として、ポスト・オペライズモを牽引する。翻訳された著書に『逃走の権利』(人文書院)、『金融危機をめぐる10のテーゼ』(共編、以文社)など。

「2016年 『資本の専制、奴隷の叛逆』 で使われていた紹介文から引用しています。」

サンドロ・メッザードラの作品

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