- Amazon.co.jp ・本 (518ページ)
- / ISBN・EAN: 9784409310038
感想・レビュー・書評
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「これほど多くの文化敵視というこの奇妙な考え方に到達したのは、どういう理由によるのだろうか。私が考えるに、その時々の文化にたいして長時間にわたって培われた深い不満感がまず存在し、ついでその土壌の上に、一定の歴史的事件を契機として、文化一般を否定する考え方が生まれたのだ。」(文化への不満)
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しかし読む時間を作れないな〜
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引き続き。テクスト分析、芸術論、文化批評といった晩年の著作を含む巻。このころからおかしくなるとよく言われるが、それでも主張の一貫性はある。ただ、やはり西洋中心の世界観でしかない。一神教の限界。
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「ある日のこと、追放された兄弟たちは力を合わせて、父親を殺しその肉を食べてしまい、こうして父群にピリオドをうつにいたった」」(P.265)
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「トーテムとタブー」には非常に感動した。
「ある幻想の未来」では「宗教は依存性を増大し、人間を退行した状態のままにしておく」という主張で、とても考えさせられた。
「ミケランジェロのモーゼ像」もそれなりに。 -
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