ケータイ「万能」フランス語文法

著者 : 久松健一

• 駿河台出版社 (2000年8月1日発売)

作品紹介・あらすじ

フランス語文法のポイントを簡明にまとめた本書は_授業の予習・復習用に_合格をみすえた仏検対策に_フランス語の難所をしっかり理解するためにマルチ対応する“新世紀の文法書”です．

感想・レビュー・書評

[prie-ezさんの感想 · 2023年11月17日]

私はフランス語を勉強し始めてかれこれ10か月になります。この10か月でおそらく仏検3級レベルにまで伸びたかな、と思うのですが、勉強の仕方は文法に関してはもっぱらこの本に頼っています。おそらく私のようなフランス語初心者に必要な文法事項はすべてカバーしていますし、本屋で立ち読みした中ではもっともわかりやすく解説されていました。フランス語を勉強したての最初の1年間に関して言えば、この本と仏和辞典があれば十分ではないかと思います。

[angeさんの感想 · 2012年8月2日]

コンパクトな文法書。
今は、初級レベルからフランス語検定２級を目指して勉強中です。
そんな学習者にとっては、一通り読み終えたものの、「中級」の後半はこれだけでは理解が進まず…。
これで学ぶというよりは、文法書などで躓いたりした時にこれを参照（して抽象概念として理解）するという使い方なのかなと思います。
もう少し勉強したらもう一度一通り読んでみようと思います。

本書の良さは、英語との対比があることでしょうか。また、フランス語でのその文法事項の訳があるのも、フランス語でフランス語を学ぶつもりでいる私にとっては嬉しいです。
逆に英語で文法に躓いている人には小難しい文法用語が満載なのでおすすめできません。もっと地道に手で書いて憶えるタイプのものをおすすめします。

あと、カタカナでよみがなを振る趣旨はわかったものの、発音の頁だけは、片仮名だけでなく、発音記号を併記してほしかったです。

[teddyさんの感想 · 2011年5月18日]

ケータイって言うから小さいかと言えばそうでもない。
18.2 x 13.2 x 2 cm

[朱鈴さんの感想 · 2010年4月16日]

個人的には一番稼働率の高い本です。
独学者にとっても心強い一冊。
「読み終わった」としてあるものの、ずっと使い続けています。

[みとっちさんの感想 · 2009年12月8日]

仏語なんて全くの初心者のあたくし。
『超初心者向け』と銘打つ仏語本を買い漁ったけどどれも？？？
そんな中、検定の為に買ったこちら。
わかりやすい！この久松さんがとてもわかりやすい！
しかも検定のメドも立ちます。（章ごとに○級だと合格率○％と記載）

超初心者でおバカなあたしでも、これで１ヶ月勉強して４級に受かりました♪
今でも愛読しております。

[chinopuさんの感想 · 2008年12月12日]

B6サイズ。持ち運びしやすそう。まだぱらぱら眺めただけですがかなり気に入りました。
久松先生は、英語と仏語を対比させながら学ぶスタイルでたくさん本を書いていますが、、
第一外国語の財産を生かして第二外国語を学ぶというのはいいですね。

[Mariさんの感想 · 2007年10月23日]

英語の文法と比べて書いているので分かりやすい☆
詳しい解説あり！

[JIPPOさんの感想 · 2007年7月16日]

すごく分かりやすくまとめてあり、仏検2級くらいまでは便利だと思います。
でも、それ以降はちょっとこの本だけでは足りないことがちらほら・・・

[きゃさりんさんの感想 · 2006年5月14日]

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[naoqookさんの感想 · 2005年9月29日]

１年の時の、文法の教科書。教科書どうこうじゃなくて、授業が退屈すぎたので悪印象。

著者プロフィール

東京、浅草生まれ。中央大学大学院文学部博士後期課程満期退学。現在、明治大学で教壇に立つ。ＮＨＫラジオ講師としても出演。『英語がわかればフランス語はできる』（中国語版『懂英語就會說法語』）、『ケータイ〈万能〉フランス語文法』や英仏・英西・英伊を扱った「バイリンガル叢書」ほか、これまでに語学書・参考書を中心に60冊近くを執筆。『フランス語動詞宝典』『クラウン フランス語熟語辞典』、Dictionnaire Assimil Kernerman Japonais ‹japonais-français, français-japonais› といった辞書類の編集、監修も行う。研究書・エッセイ集として『ぱざぱあるいは文学時空間の迷路』、『書物奇縁』があり、書誌学的な成果に『光の序曲 町田市民文学館遠藤周作蔵書目録（欧文篇）』などがある。

「2017年 『原稿の下に隠されしもの』 で使われていた紹介文から引用しています。」