天と地の予言書―聖なる予言者〔聖徳太子〕の“救いの創世記” (プレイブックス)

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著者 : 五島勉
  • 青春出版社 (1995年5月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (227ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784413016421

天と地の予言書―聖なる予言者〔聖徳太子〕の“救いの創世記” (プレイブックス)の感想・レビュー・書評

  •  聖徳太子が残したとされる予言書『未来記』。五島氏は『未来記』を調査し、今にその予言書を守っているというお坊さんにたどり着く。
     大阪の近くの太子ゆかりの古い寺にいる身分の高い“上人”である。
     その“上人”から『未来記』の記述は『古事記』に埋め込まれている、と教えられ、著者は『古事記』の予言を解読していく。
    『古事記』は、日本の古い歴史を伝える歴史書でもあり、日本人の未来を予言する予言書でもあったのである……!

       
     なかなか興味深いレポートでした。
    『古事記』もこんな風に読めば予言書とも読めるのです。
     しかしそれは解釈論のことであり、無理やりこじつけているのではという疑問も。
     そもそも、「大阪の近くの太子ゆかりの古い寺にいる身分の高い上人」は実在するのでしょうか。バリバリの大阪弁で話しているようですが、それがかえって嘘くさい感じも。
     上人とのコンタクトを禁じられた後、著者は調査を続け、聖徳太子の残した『先代旧事本記』を守る2つのグループを発見する。
     一つは、藤原家の直系の子孫の古文書の研究者をリーダーとするグループ。
     もう一つは、皇室の流れをくみ、富士宮市に住んで研究を続けるグループという。
     本当にそんなグループは存在するのでしょうか。

      
     確かにダン・ブラウンの小説を思わせるスケールの大きな話です。小説や映画にできそう。
     一昔前の私なら絶対にのめり込んで信じたでしょうが、私も色々と騙されて賢くなっています。
     私も子どもの頃からオカルトが大好きで信じる方で、『第三の選択』も本気で信じていました。
     ノストラダムスの大予言も本気で信じていて、1999年で私の命も人類も終わりだと本気で思い込んでいました。重要なので繰り返しますが、1999年の人類滅亡を本気で信じていました。
     どうせ死ぬのなら何をやっても同じだと、将来設計も立てずにいい加減に生きてしまったのです。
     だからノストラダムスの大予言は私が人生から落伍する一つの大きな要因なのです。
     しかし、1999年が過ぎても何も起こらず、かつて私が本気で信じていたオカルトがインチキだったと次々に明らかになりました。
     だから本書もとても本気で信じることはできません。
     しかし、古事記の解釈論として、或いはフィクションとしては非常に面白く読めました。

       
     聖徳太子の予言については他にも色々な説があるようで、興味あるところです。
       http://sfkid.seesaa.net/article/451385664.html

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