新人OL、つぶれかけの会社をまかされる (青春新書PLAYBOOKS) (プレイブックス 916)

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  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784413019163

感想・レビュー・書評

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  • 読み直してみたが、新鮮。
    読了後、何も身についていないことに愕然。
    でも、分かりやすく具体的な説明でマーケティングがわかった気になる。
    著者の実力がわかる本だ。

  • 非常にわかりやすくあっという間に読めました!

  • 少し難しい表現はあったがストーリーをもとにわかりやすく解説してあり読みやすかった!

  • ドリルを売るには穴を売れと殆ど一緒

  • 主人公の成長と共に、マーケティング理論を学べる本です。主人公の悩みが、ケーススタディーの問いになっています。読者が共に、その悩みに向き合うことで、アウトプットしながら理論を学べます。

    〜以降ネタバレ有〜
    【感じたこと】物語はフィクションですが、主人公のように良いサイクルを回すことが成長や成功に繋がるのだと感じました。具体的には、①学んだことを②自分なりに考えて、③すぐ実践するというサイクルです。なぜなら、①成功例を学ばないと、自分の考えの枠から抜け出せないですし、②自分なりに考えた上で失敗しないと、失敗の理由がわからないので、よいフィードバックが得られません。そして、③行動しないと、失敗(フィードバック)までたどり着けずに終わりますし、「すぐ」行動しないと、成長や成功の機会を逃すことになるのだと思います。

    〜以降自分用〜
    【本書を読んで得た気づきや学びは何か、今後それらをどう活かすか。】①強みを活かして勝てる市場、②儲かる市場で、③道義的な方針と行動をもって④購買動機に沿って徹底的に一貫した訴求をすることがマーケティングの基本だと学びました。そして、これらは単独で満たしていても駄目で、全てを満たす必要があることが理解できました。

    学んだことを活かすために、将来の事業に必要な戦略を考えるために、私は所属する事業の強みを調べようと思います。方法は、本書にあった通り「なぜ他社の製品・サービスではなく自社の製品・サービスを選んだのか」について、SNSメディアを通じて調べてみようと思います。これを自社と他社の両面から調べることで、それぞれの会社の差別化軸が見えてくるのではないかと考えています。そして、調べた結果を比較することで、自社の本当の差別化軸が客観的にみれるようになり、戦略を考えることに、活かせればと思います。(自社の平均点を取れていない部分や、差別化軸に対する矛盾、競合のいない差別化軸が見つけたい。)

  • 『ドリルを売るなら穴を売れ』を読むつもりが、図書館で待ち行列が長かったので、続編を先に読んだところで、この本が、『ドリ穴』の新装バージョンアップ版であることを知って、さっそく読み終えた。

    平易な普段着の言葉で書いてあるので、兎に角分かり易い。自分の場合、これをB2Bのビジネスにどのくらい活かせるか。あらゆる業界の人は、『自分の業界は特殊だ』と主張するが決してそんなことはない、と思うことが第一歩だろうか。

  • こんなの基本だよ、と思われる方も多いかもですが、楽しいお話を読みながらマーケティングの基本を学べます
    書いてあることは納得のいくことばかりですが、この本を読んだだけではフンワリ解ったような感覚じゃないかなと思います
    私はこの著者のメルマガに登録して毎週、楽しくて為になる文章を読んで、この本に書いてある事の深い所まで理解できたかなと思っています

    続編も面白いですし、白いネコも面白かったです
    難しい書き方も無く、誰が読んでも理解できるよう簡単に書いてあるのが素晴らしいですね
    そして著者のメルマガにはこの真子ちゃんの続編や、高校生向けなお話しも載っています
    本一冊分の分量のお話しもあり、全て無料で読めるので、この本が気に入った方にはお薦めだと思いますよー(*^^*)

    何だか佐藤さんのまわし者みたいになっちゃった(^o^;

  • もともと、「ドリルを売るには穴を売れ!」を読むつもりだったが、図書館での取り扱いがなく、バージョンアップ版として売られている本書を手に取った。

    ストーリー形式で、マーケティングの要点を解説しており、基本を学ぶには良書だと感じた。

    キーワードは「価値」であり、それを5つのテーマで語られる。
    1. ベネフィット
      →商品・サービスを使って、お客へ提供する価値はどんな項目に分けられる?
    2. セグメンテーションとターゲティング
      →お客さんに訴求する価値は何?
    3. 強み・差別化
      →競合と比較してより提供できる価値、3つの軸 (手軽軸、商品軸、密着軸) で
    差別化する※
    4. 4P
      →Product, Promotion, Place, Priceの観点で価値を現実化する
    5. 想い
      →価値を提供することで、世の中に対しどう貢献するかの想いをたぎらせる。

    ※聞きなれたQCDとは違う分け方で新鮮

  • マーケティングの考え方の基本がコンパクトに分かりやすく書いてある。初学者向け。

  • マーケティングの基本が分かりやすく学べた。

    レストランで提供しているものは、料理ではなく、消費することで得られる体験(価値)である。

    ファミレスや立ち食いそば、フレンチ、近所の食堂はそれぞれ提供する価値(差別化軸)が異なるため差別化ができていることがわかった。

    自社の方針を考えたらそれにあわせた一貫性、具体性をもたせることも大事である。
    身近な食堂で高級料理や高級ホテルの対応をすることは顧客は望まないだろう。

    マーケティング理論のように理論を体系化することはPDCA行う上でも大事なことであると思った。本書にもあった感覚や勘という現場肌だけでは、客観的な視点がないため改善策があげられない。

    現場感覚ももちろん大切ではあるが、理論で整理することも課題を捉える上でとても有用であろう。

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著者プロフィール

マーケティングコンサルティング会社、ストラテジー&タクティクス社代表取締役社長。米国ペンシルバニア大ウォートン校MBA(2022FT紙ランキング世界1位、経営戦略、マーケティング専攻)。中小企業診断士。大手通信会社、外資系メーカーのブランド責任者、外資系エージェンシーの営業ヘッド、コンサルティングヘッドを歴任。実戦的で効果の高いコンサルティングには定評がある。豊富な現場経験と理論体系に基づく企業研修(経営戦略、マーケティング、企画力など)はわかりやすく実戦的と好評でリピート率が極めて高い。2万4千人が購読する無料メルマガ「売れたま! 」(www.uretama.com)の発行者としても活躍中。

「2022年 『弱みで勝つ!マーケティング戦略』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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