新書3冊でできる「自分の考え」のつくり方 (青春新書PLAY BOOKS)

著者 :
  • 青春出版社
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  • Amazon.co.jp ・本 (204ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784413019729

作品紹介・あらすじ

会議に、提案に、目標達成に「誰も考えつかない思考」で差がつきます。いつもと違う発想を生み出す、問題の本質を見極める…新書3冊を"踏み台"にして、自分だけの太くて頑丈な指針をつくる本。

感想・レビュー・書評

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  • 【由来】


    【期待したもの】

    ※「それは何か」を意識する、つまり、とりあえずの速読用か、テーマに関連していて、何を掴みたいのか、などを明確にする習慣を身につける訓練。

    【要約】


    【ノート】


    【目次】

  •  内容自体は平成21年に出た「だから、新書を読みなさい」(サンマーク出版)に大幅加筆・修正したものだが、以前、「だから、新書を~」を図書館で借りて読んだ際に「『新書を読め』と勧めている本自体が、どうして新書じゃないんだ!!矛盾してるだろ!!」とツッコミを入れたことがあるが、その声が著者の耳に届いたのか、反省したのか、本当に新書で出し直したのは評価。

  • ロングセラー、最新本、やさしい本、の3種を読む。
    1 本のキャラ付け
    1930年生まれの作家が15年の会社生活を振り返った本は
    2 メッセージ
    会社員の不自由さも人間の成長には必要
    3 質問してみる
    しんどい働き方はイヤなのですが?
    答えを3つ
    4 ピンときたことのまとめ
    感情的でOK
    5 自分の考えをまとめる

    具体例があって、プロセスがわかりやすかった。
    最後のチャプターを読んでから、中身を振り返る読み方がよいと思う。

  • 新書3冊でできる「自分の考え」のつくり方 (青春新書PLAY BOOKS)2012/10/10 著:奥野 宣之

    著者は、同志社大学でジャーナリズムを専攻後、新聞記者を経てフリーに。2008年独自の情報整理術をまとめた「情報は1冊のノートにまとめなさい」でデビュー。「100円ノート整理術」はシリーズ累計50万部を超え、ノート術ブームの火付け役となる。

    安くて手に入りやすく、あらゆるテーマを扱っている新書は、思考の踏み台にもってこいと言える。
    3冊を選び、読み込んで知識と刺激を得て、自分の中で議論を交わす。そんな過程を経て、はじめて「こう書いてありました」「こういう説があります」というところから飛躍した「自分の考え」というものを練り上げることが出来る。

    そんな3冊の新書から自分の考えを作り出す方法を以下の5章にまとめあげている。
    ①できるビジネスパーソンは、新書をこう使う
    ②ロングセラーがある、多岐にわたるテーマ。だから、新書を読みなさい
    ③奥野式「新書ザッピング術」もすすめ
    ④新書3冊で「自分の考え」をつくる
    ⑤探す・選ぶ・買う・使う、新書を活かす13の技

    本を読むことはインプット。
    誰もが大切だと感じているアウトプット。
    しかし、それがなかなか難しい。

    もちろんそれ以外にも本自体を楽しむことが目的であることもある。
    しかし、ビジネス書を読む人の多くは今の自分を変えたい、もっと成長したいという思いを持って読まれていることだと思う。

    目的を持った読書は非常に疲れる。
    本書のようにテーマを絞って3冊を読み、そこから横断的かつ行ったり
    きたりでそれを踏まえて自分の考えを生み出すというのは、やはり通常は難しく、ハードルも非常に高い。

    しかし、言っていることはよくわかるし、そこから得られるものや成長出来るかどうかというと、本気で取り組めば一生の自分の財産にもなると思う。

    楽しみながら読む。
    楽しみながらインプットし時にはアウトプットする。
    しかもそれは人並みではなく、自分オリジナルのモノに。
    そうなれば一番であるがそう簡単な話ではない。

    本書により新書のイメージはがらりと変わった。
    一度やってみて自分なりのやり方を探す参考にできればと思う。

  •  前作『だから、新書を読みなさい』(サンマーク出版)の改訂・増補版。

     「三冊を選び、読み込んで知識と刺激を得て、自分の中で議論を交わす。~この本で示したのは、思考法における空手や剣道などで言うところの型だ」。まえがきより

     著者の新聞記者としての経験がベースになっている。

    【メモ】
    1.タテメモ(ダイジェスト)とヨコメモ(本への疑問・質問)

    2.頭の中の棚卸し~頭の中の声をすべて紙に書き出す。

    3.自分の考えを練り上げる。~手を動かしながら考える。

  • 20131229

  • 読書をより豊かなものにするためのまとめ方が具体的に書かれていて真似したくなる!

    この本のおかげでアウトプットを意識した読書をする習慣がつきました。

  • 1000円とは思えない、中身の濃い本です。大雑把な本書の構成としては、①なぜ読書が重要か②本の選び方③本の読み方④本の深め方、といったところです。著者は、読書を「情報の逆張りインプット」であると述べています。つまり、ベストセラーや話題の本ばかり読んで、「情報の順張りインプット」をしている人というのは、人と違う発想や優れた思考ができないと言っています。新書だけ読んでいればいい、というわけではありませんが、費用対効果という点では間違いなく有効な方法を説いていると思います。

  • 読書はすれど、自分の考えがなかなかまとまらないと感じていたので、ドンピシャ!と思い購入するも、これまでの作品とほぼ同じ内容で残念。

  • 新書で課題を解決する方法は役立つはず。やってみたい。フォトリーディングとスマートノートのエッセンスが入っている。著者の仕組み化は毎回素晴らしく頭が下がる。
    ただ、たまたま読んだ3冊を元に自分の考えをまとめるのは、考えが浅くなるリスクがある。
    そのため、常に意識・教養・情報は高めておくべき。

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著者プロフィール

奥野宣之(おくの・のぶゆき)
1981(昭和56)年、大阪府生まれ。
同志社大学でジャーナリズムを専攻後、出版社、新聞社勤務を経て作家・ライターとして活動。
読書や情報整理などを主なテーマとして、執筆、講演活動などを行っている。
『情報は1 冊のノートにまとめなさい[ 完全版]』『読書は1 冊のノートにまとめなさい[ 完全版]』(以上、ダイヤモンド社)、
『学問のすすめ』『論語と算盤(上)自己修養篇』『論語と算盤(下)人生活学篇』(以上、
致知出版社「いつか読んでみたかった日本の名著シリーズ」現代語訳)など著書多数。

「2022年 『心をつかむ文章術 無敵の法則』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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