頭のいい人は「場の空気」が読める!: たった1分で“うまくいく流れ”をつくるノウハウ
- 青春出版社 (2005年3月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
- / ISBN・EAN: 9784413035330
感想・レビュー・書評
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KY。空気読めない。
空気を読むにはどうしたらいいかと考えたら、この本にたどり着くかもしれない。しかし、書いてある内容は実に単純だ。
目次
<blockquote>第1章 「場の空気」さえ読めれば、うまくいく!
第2章 なぜか話がまとまる人、話がこじれる人
第3章 どんどん成果が上がる“場”の読み方とは
第4章 どんな相手も思いのまま“空気”を動かすヒント
第5章 「場の空気」が読める人の9つの視点
</blockquote>
微妙な変化を感じ取る9つの思考法
・定点観測する
<b>・つねに疑問を持つ
・人に聞く
・直感を信じる
・場数を経験する
・あえて結論を避ける
・面白いほうに動く
・未来をイメージする
・原理原則に照らす</b>
基本はこれだけなのだ。ただ、単純だが奥は深い。
もっとも、ここに書いてある内容だけでは厳しいかもしれないが、ものすごくタメになる話は書いてある。
例えば、説明力の話。
<blockquote>1.難しいことを難しく言う人……不親切タイプ
2.易しいことを難しく言う人……ばか者タイプ
3.易しいことを易しく言う人……そのまんまタイプ
4.難しいことを易しく言う人……理想的タイプ</blockquote>
この四つの区分けは結構衝撃的だった。
ネットの文章も様々なものがあるが、理想的タイプのように、様々な事柄を誰にでも解りやすく書けるだろうか?
漢字・カタカナ語を安易に使い、自己陶酔に酔っているかのような文章が多いように思う。言葉遊びをしても、本当の知識にはならないと思うなぁ。
結局は、頭を使うことなのだ。そして、人との関係を頭の中でイメージすることなのだ。
しかし、9つの思考法は当ってると思うな。
その為に買ってもいい本だと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
<印象に残ったこと>
*「場の空気」に逆らう。だから印象が悪い
*「話し合い」ならむ「聞き合い」をマネジメントに取り入れる
*「積極的にチャレンジできる空気」
*アクティブリスニング・・心を汲みながら、相手の話を鏡のように返していく
*パッシブリスニング・・真剣に話を聞いていることを相手に示す -
場の空気を読むには、場をきちんと意識し、関係者の状況・立場を理解しようとしたり、関心をもつことが必要です。場の空気をコントロールするには、ウィン−ウィンの関係を模索することが大切です。場の空気って、結局、人間関係だなぁと感じました。<BR>
事例や引用は、分かりやすくする工夫なのでしょうが、そこでの主張のポイントを整理・明示してくれるともっと有難かったように思います。 -
フツーの人なら楽しく仕事したいとおもうかな。そうすれば、まあ自ずとこのような考えに行き当たるだろうなあ。キーワードは「北風と太陽」。