頭のいい人は「場の空気」が読める!: たった1分で“うまくいく流れ”をつくるノウハウ

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  • Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784413035330

感想・レビュー・書評

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  • KY。空気読めない。
    空気を読むにはどうしたらいいかと考えたら、この本にたどり着くかもしれない。しかし、書いてある内容は実に単純だ。

    目次
    <blockquote>第1章 「場の空気」さえ読めれば、うまくいく!
    第2章 なぜか話がまとまる人、話がこじれる人
    第3章 どんどん成果が上がる“場”の読み方とは
    第4章 どんな相手も思いのまま“空気”を動かすヒント
    第5章 「場の空気」が読める人の9つの視点
    </blockquote>

    微妙な変化を感じ取る9つの思考法
    ・定点観測する
    <b>・つねに疑問を持つ
    ・人に聞く
    ・直感を信じる
    ・場数を経験する
    ・あえて結論を避ける
    ・面白いほうに動く
    ・未来をイメージする
    ・原理原則に照らす</b>

    基本はこれだけなのだ。ただ、単純だが奥は深い。
    もっとも、ここに書いてある内容だけでは厳しいかもしれないが、ものすごくタメになる話は書いてある。

    例えば、説明力の話。

    <blockquote>1.難しいことを難しく言う人……不親切タイプ
    2.易しいことを難しく言う人……ばか者タイプ
    3.易しいことを易しく言う人……そのまんまタイプ
    4.難しいことを易しく言う人……理想的タイプ</blockquote>

    この四つの区分けは結構衝撃的だった。
    ネットの文章も様々なものがあるが、理想的タイプのように、様々な事柄を誰にでも解りやすく書けるだろうか?
    漢字・カタカナ語を安易に使い、自己陶酔に酔っているかのような文章が多いように思う。言葉遊びをしても、本当の知識にはならないと思うなぁ。

    結局は、頭を使うことなのだ。そして、人との関係を頭の中でイメージすることなのだ。
    しかし、9つの思考法は当ってると思うな。
    その為に買ってもいい本だと思う。

  • <印象に残ったこと>
    *「場の空気」に逆らう。だから印象が悪い
    *「話し合い」ならむ「聞き合い」をマネジメントに取り入れる
    *「積極的にチャレンジできる空気」
    *アクティブリスニング・・心を汲みながら、相手の話を鏡のように返していく
    *パッシブリスニング・・真剣に話を聞いていることを相手に示す

  • 場の空気を読むには、場をきちんと意識し、関係者の状況・立場を理解しようとしたり、関心をもつことが必要です。場の空気をコントロールするには、ウィン−ウィンの関係を模索することが大切です。場の空気って、結局、人間関係だなぁと感じました。<BR>
    事例や引用は、分かりやすくする工夫なのでしょうが、そこでの主張のポイントを整理・明示してくれるともっと有難かったように思います。

  • <気になったポイント(抜粋)>
    結局、いろんなところから抜粋したいい言葉をまとめた本。ためにはなったがたいした内容ではない。

    ・「そうですね」「それはわかります」などと納得を示すあいづちを打ったり、提案などしてみれば、上司と信頼が得られる。
    ・長所伸展の法則 ⇒ 長所を見つけて伸ばしていけば、他の欠点をおぎなう。
    ・部下がの伸びる空気 ⇒ 「キミはどうしたいんだ?」最後に「それならばやってみろ」

    ・相手の問題を解決する2つの方法
     1.アクティブリスニング ⇒ 相手の話を鏡のように返す。
                   聞くことによって相手に答えを出させるのが大事。
     2.パッシブリスニング ⇒ 真剣に話を聞いていることを相手に示す。

    ・ほめる方法
    1.ささいなことでもほめる
    2.どれだけ貢献したかを具体的にほめる
    3.部下が自覚しているポイントをほめる
    4.みんなの前でほめる必要はない
    5.タイミングは関係ない
     例えば、情報をほんの少しだけ与えたらほめられると、部下は些細なことでも報告してくるようになる。

    アルバート・メラビアンの法則
    ・ボディランゲージ(表情や態度) 55%
    ・パラランゲージ(声の調子、話し方) 38%
    ・ランゲージ(言葉・話の中身) 7%

    相手を笑顔にさせれば自分も笑顔になる。

    <感想>
    相手を笑顔にさせれば自分も笑顔になるというように、
    相手とのコミュニケーションを大事にしないといけないですね。
    そんなテクニックやノウハウがいろいろ書いています。

    以前、読んだ本に書いていましたが、『ほめる方法』がいくつかあります。

     1.ささいなことでもほめる
     2.どれだけ貢献したかを具体的にほめる
     3.部下が自覚しているポイントをほめる
     4.みんなの前でほめる必要はない
     5.タイミングは関係ない
     
    以前の本にはタイミングが重要と書いていましたが、
    こちらではタイミングは関係ないとあります。

    個人的にはタイミングも重要かなと思います。
    何かを成し遂げたり、仕事が完了したりと、ベストなタイミングを
    選ぶことにより、印象に残るし、効果も大きくなります。
    タイミングを選ばず、ほめることも大事ですけど、、、

    具体的にほめることはやはり大事ですね。

    勤務先の部下だけでなく、家族もほめていきたいです。

  • フツーの人なら楽しく仕事したいとおもうかな。そうすれば、まあ自ずとこのような考えに行き当たるだろうなあ。キーワードは「北風と太陽」。

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著者プロフィール

中島孝志(なかじまたかし)

東京生まれ。早稲田大学政治経済学部政治学科卒業、南カルフォルニア大学大学院修了。PHP研究所、東洋経済新報社を経て独立。経営コンサルタント、経済評論家、ジャーナリスト、作家、大学・ビジネススクール講師。
・原理原則研究会(全国7カ所)、投資研究会を主宰。
・著訳書は500冊(電子書籍100冊含む)。要人プロデュース延べ500人超。読書は年間3000冊ペース。落語、宝塚歌劇、シャンソンの熱烈なファン。
・投資メルマガ「V字反発する“どん底銘柄 特急便”」毎週配信。
・「聴く!通勤快読」「読む&見る!通勤快読」平日毎日配信。
・「中島孝志の経済教室メルマガ」週3回配信

「2023年 『70歳からのやり直し英会話』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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