- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784413036078
感想・レビュー・書評
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村上龍って人のエッセイが好き。
なぜかというと、今まで私がした経験全てが、この人の経験の中に包括されているかのように感じるから。
だから、人生の先輩だなーと、しみじみ感じる。
・言い訳しないで自分で動く
・フェアであることを大切にする
・リスクを取った上で、楽しんだり勝負する
・強く美しいものをたたえ、弱く醜いものに厳しい
こういった態度で、何事に対しても対処できるってすごいことだと思います。
OLの質問に、こんな態度で、シンプルかつ合理的な答えを与えている本でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
嘆いてないで自分を磨けってことよね。
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題名にギクリと惹かれて読んで見た。一問一答村上龍への悩み相談。どの悩みもある程度共感したし、あぁ女性ってそうだよね。どうしても、そうだよね、っていう女子会でも言えない真っ黒な悩み。それに男性目線でしかと応え、バッサリ切るのではなくそれでいて肩を持たない返しができるこの人はすごいのではないかと思った。いつもハルキムラカミばかりだけど、龍さんの本も手にとってみようと思った一冊。
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村上龍、好きです。「13歳のハローワーク」は、子供の13歳の誕生日に渡しました。娘が二十歳になったら、この本を渡すことは、あり得ません!つまらん、こんな悩みに真剣に?答えてんじゃない、こんな事で悩める幸せを噛み締めて生きて欲しい。というか本になってて、最後まで読んだ自分も、病んでいて、読むことで救われた部分もあるのかも。
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美大中退で、社会人経験もそんなにないような著者が社会人と呼べる人間に対してどういう話をするのか気になって読んだけど(批判的な意味ではない)普通だった。仕事で悩んだり、妙齢で生きがいもない…みたいな人が読めばスッキリするかも。
私自身も「みんなそうなのね」となんとなく腑に落ちた。 -
女性への相談に答えたもの。(月刊SAYで連載されていた内容らしい)
男性目線で読んだけれど特に感想無し。将来的に風土記的な価値が出る可能性がなきにしもあらず。 -
自分への投資なのか、ただの浪費なのか
→これ、そのとおり。飲み会で人脈つくるとか、いい服かってオシャレにみせるとかは、自分への投資と思いがちだけど、よく考えたらただの浪費になってる場合もあるだろーな。ほんと、お金と時間割く前によく考えなきゃ。
40代になって容姿も衰えて何もなくなった人が、20代楽しんだからいいやと言えるだろうか
→言えないとおもう!40代でみじめだったら、あ〜あの時は楽しかった、戻りたいばっかりで、決して楽しんだからいい!にはならない。20代も楽しかった、でも今も楽しい☻って言えるような生き方をしたい。
どっちの男にしようかということは、どっちもそんなに魅力がない
→これ、あたしまだわかんない。2人を選ぶ状況になったことないから。でも、もしそうなることがあれば、この言葉を思い出そう。
仕事を一生懸命やっていたほうが、いい男と出会うチャンスも多いのでは
→そうなのかな?仕事がむしゃらに頑張ってる人はキラキラしてる=ふとした出会いがあったときにチャンスを掴みやすいということかな?まぁ、どっちにしろ、頑張ってる人は素敵やもんね。