日本人の源流―幻のツールをたどる (プレイブックス・インテリジェンスシリーズ)

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制作 : 小田 静夫 
  • 青春出版社 (2001年12月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784413040068

日本人の源流―幻のツールをたどる (プレイブックス・インテリジェンスシリーズ)の感想・レビュー・書評

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  • 骨格から、血液型から、遺伝子から、食から、風習から、言葉から、日本人のルーツを探る。

    人類発祥の地アフリカから、東西に分かれたうちの東に向かった方。
    ヒマラヤ山脈にぶつかって、南を行けば東南アジア型のモンゴロイド。
    目がぱっちりで彫りが深い。
    ヒマラヤ山脈の北を行けば中国北部方のモンゴロイド。
    凍傷にならないように扁平な顔で目は一重。

    縄文人は東南アジア型。
    弥生人は中国北部型。

    弥生人が関西に進出して、縄文人がどんどん南北に追いやられていく。
    血液型の分布や指紋の方の分布でも、データがそれを証明している。
    犬の血液型ですら、同じような分布をしてる。
    つまり弥生人が連れてきた犬と、縄文人が生活をともにした犬は、種類が違うということ。
    ふむ。なるほど。

    弥生時代になると、戦いの専門家ができて、人を殺すための武器ができて、それの強い者が支配的な立場に立っていたのではないかと考えられている。

    母子のつながりが強かった縄文時代。
    稲作が伝えられたことにより労働時間が格段に増えて、親子の触れ合いが少なくなった弥生時代。
    ふむ。ふむ。

    結論としては、縄文人と弥生人が混血を重ねることで今の日本人になったということ。
    結論に目新しい発見はなかったけれど、多角的にデータの検証をすることで説得力は増し、結果から原因を推察することによって、もっと深い洞察の余地ができる。

  • 私はどこから来たかがわかる。

  • 勉強になる。読んでいて、納得する事が多かった。

  • アイヌと沖縄の人がなぜ近いかという話、血液型の分布のなぜ?という話、人種、食、言語、文化、起源を探ると面白い。謎が謎を呼び、俄然色々興味が生まれた。下手なミステリー読むよりこれは面白いぞ。

  • 私たち日本人はどこから来たのか。その民族の一員である以上、興味深いテーマであろう。


    もともと、人類アフリカ起源説によると、日本人の源流もアフリカにあることになるが、その後、どのようにして「日本人」なるものが形成されたのか。よくよく見てみると、日本人の顔つきも人は地方によって随分と違う印象を受ける。


    どちらかと言うと色黒で二重瞼、堀の深い顔立ちを特徴とする、いわゆる「濃い顔」の日本人。それに対してどちらかと言うと色白で一重瞼、のっぺりした顔立ちを特徴とする、いわゆる「薄い顔」の日本人。


    これには明確な起源があり、元々アフリカからやってきた旧日本人は、北と南のそれぞれから流入し、この日本列島に定住するようになった。その時代がいわゆる「縄文時代」である。


    その後、大陸から新たな「薄い顔」の人たちがやってきたの時代が、いわゆる「弥生時代」である。その人たちは寒冷を逃れて、北アジアから朝鮮半島をへて日本の中国地方や北九州へとやってきた。そしてそれらがの混血が現代の「日本人」につながるわけだ。同じ日本人でも「濃い顔」と「薄い顔」があるのは、このような理由によるものである。


    確かに沖縄や鹿児島など南方系の人たちと、アイヌの人たちの顔つきはよく似ているおり「濃い顔」であるのに対し、それ以外の地域はどちらかと言うと「薄い顔」が多い。遺伝子的には、いわゆる薄い顔の日本人と韓国人は関係は、南方系・アイヌ系の関係よりも近いのだそうだ。




    最終章では「日本語の起源」についても触れられており、極めて興味深いテーマではあるが、いかんせん不十分な感じは否めない。ただ、興味深い知識としては、確かに日本語には「ラリルレロ」で始まる和語(外来語ではなく)がほとんどないが(苗字となるともっとない)、これは朝鮮語、満州語、蒙古語も同じらしい。


    ただ、語族的(ウラルアルタイ語族)にはあまりにも広範であるため、ひとくくりにするには無理がある。それに日本列島には北海道のアイヌ、本州の本土日本人、南方の琉球人が、別ルートから定住しているため、元々違う言葉であった可能性は高い。


    そう考えると、同じ「日本語」と言えど、地方によってあまりにもバラエティ豊かな方言が存在するのもうなずける。アイヌ語や琉球語はあまりにも日本語と離れている事実もあるのだから。


    いずれにせよ、実のところ「日本人の源流」も「日本語の源流」も定説はないそうで、今後、もしかしたら明らかになるかもしれないが、そういうことである。


    ただ、日本人のアイデンティティを確認する上でも、様々な説に接することは示唆に富むし、本書は専門書程のボリュームも説得性もないのだろうが、それでも私たち日本人とはそもそも何かを考えるきっかけにはなる。とにかく興味深いテーマには違いない。

  • やや古い本ではありますが、日本人がどこからきたのか、日本語の起源はどこにあるのか、詳細に調べています。縄文人はアフリカから南方をまわって日本にたどり着いたホモサピエンス(ヒト)であり、弥生人はアフリカからヒマラヤの北側をまわってたどり着いたヒトでした。北側を回ってきたヒトは時間がかかっていただけにいろいろな技術をもっていた、そのため縄文人は中国地方にたどり着いた弥生人によって北海道と琉球に特化されていったしょせん日本人は海外からの移民の民族ということがあらためてわかりました。


  • 都庁見学待ち時間の暇な時間に衝動買い(ぇ

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