日本人のしきたり―正月行事、豆まき、大安吉日、厄年…に込められた知恵と心 (青春新書インテリジェンス)
- 青春出版社 (2003年1月7日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
- / ISBN・EAN: 9784413040464
感想・レビュー・書評
-
最近こういう日本人なら知っておきたい的なものに興味があって読んでみた。日本には本当に細かい決まり事がたくさんあって、それらは今となっては守らなければどうという事はないのだけど、一つ一つの決まり事に込められた想いや気遣いみたいなものは日本人が大事にし、受け継いできたものだから、それを学び、次の世代に引き継いで行きたいなと思う。本書は繰り返して読みたい。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
■日本のしきたり
A.土地の神である氏神はそもそも、その地域の豪族であるある氏一族の祖先を祀った守護神。
B.お宮参りはかつて、自分の氏神を祀っている神社に連れて行き、新しい氏子として認めてもらうのが習わしであった。
C.いまでは年男といえば、その年の干支に当たる人をいいますが、本来は正月行事全般を取り仕切る人のことを指していた。
D.初夢の一富士二鷹三なすびはいずれも駿河(静岡)の名物である。これは当時、天下を取った三河国出身の徳川家康にあやかりたいという庶民の願望もあって、こうした夢をみようとしたのです。
E.もともと結納とは、婿方が女性の家に持参する縁起の良い酒肴、もしくはその儀礼をそのものを指していた。
F.門松は年神様が降りてくる目印として木を立てたのが始まり。
G.日本は言霊の国であり、言葉の持つ意味に対してとりわけ敏感なため、手紙の中でも忌み言葉を避けてきた。
H.7福神はインド、中国、日本、各国の神々の集まり。 -
知っといて損はない話しだけど、使う場面はないかなww豆知識集。
-
一つ一つの説明があまり長くないのでさくさく読めると思います。
そういうわけですので、載ってる事柄は薄めの本ながら意外と多いです。
気になったり興味をもった行事やしきたりはまた個人で調べて見ると面白いかもしれません。 -
これ、すげぇよかった。
ちょっと気にかかってた言葉が簡単に説明してある。 -
海外の方とやり取りする機会が増えた時にふと思って読んだ本。やはり日本の事をちゃんと説明できるようにならねば。
-
海外に行く前には、さらっと読み返す。
由来を知らず習慣行事で行っているものがあるから
知っておくと気持ちが入る。
☆披露宴開演前 桜湯 お茶は「濁す」から
☆初夢 なぜ二日の夜か
☆水引とのし -
『日本人のしきたり』と言う「四季を重んじ、人生の節目を大切にする人生儀礼や年中行事等」の新書本が『女性の品格』や『鈍感力』と並んでベストセラーになっているとは驚きました。
私自身も4年前の発売当初に購入したお気に入りの一冊で、調べ物をするとき等には大変参考になっています。
このような伝統行事や人生儀礼等を重視した書籍がベストセラーになることは大変素晴らしいことだと思います。 -
日本を大好きになれる1冊。