マネーロンダリング: 汚れたお金がキレイになるカラクリ (青春新書INTELLIGENCE 154)

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  • Amazon.co.jp ・本 (217ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784413041546

感想・レビュー・書評

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  • マネーロンダリング四方山話。「これさえ読めば明日から君もマネーロンダリングが!」みたいに詳細に手順が書いてあるわけではなく、ニュースになった事件半分、筆者のみが知っている業界事情半分を題材にマネーロンダリングでのお金の流れについての解説が主題。業界規模の試算もあるが、そもそもの大本営発表のベース値からして怪しいのにそれを元に数字をこねくり回しても説得力に欠け、参考にし難い。勉強になるわけでも参考になるわけでも裏話が面白いわけでもない、中途半端な一冊。

  • マネロンとはなにかの概説書。コレ関係の犯罪の質と量についてはくわしいが、対策は薄い。

  • [ 内容 ]
    某投資ファンド・IT企業、独裁国家、政界のドン…がこっそりやっていた驚きの現実。

    [ 目次 ]
    序章 最新マネーロンダリング事件
    第1章 汚れたお金が、なぜキレイになるのか?
    第2章 マネーロンダリングは「この場所」で行われる
    第3章 諸外国のマネーロンダリング最前線
    第4章 政・官・財・ヤミ勢力-ツワモノたちの錬金術
    第5章 日本経済の裏でうごめくアングラ・マネー

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    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • マネーロンダリング事件の総集編って感じで、正直分かりやすい本ではなかった。

  • 門倉氏の本は大層分かりやすく読みやすいです。
    ご本人が真面目な方なのか、文章に遊びが少ないのがちょっとつまらない。

    マネーロンダリングと、税率の関係とか面白かった。
    真面目に生きてる人にどんどん負担がかかる仕組みはなんとかならんもんでしょうか。強くてあくどい人が得する世の中を見ていると、人間は動物の一種だからしょうがないのかなぁとガッカリしますね。

  • 仕事でマネーロンダリングについての注意がありましたので、興味をもって購入しました。
    中身は特に新しい事が書かれているわけではありません。
    また新鮮な知らない事が書かれているわけでもありませんでした。

    そこが、マネーロンダリングの恐いところだと気づかされました。
    普段、TVのニュースで報道されている色々な汚職、収賄、架空講座、振込詐欺などが全て絡んでくるのが恐いことです。
    紹介されている事例が記憶にある事件ばかりでした。

    実際、この本を読むまでは、北朝鮮、暴力団、地下組織などのイメージがあり、私の仕事では関係無いと感じていましたが、どこでもマネーロンダリングが行われる可能性があると解かり、驚きました。

  • 面白いし詳しいし読みやすい。

  • ほんとにあるのかしらー?

  • マネーロンダリングとは何ぞやという所から、日本、世界のマネーロンダリング事情が記述されている。またマネーロンダリングされるアングラマネーについても記述あり。裏の世界の事だけになかなか統計が取れていないからかデータが少し古かったり、推測のデータであったりするが、全体像を把握するには問題ないと思われる。

  • 「マネーロンダリング」と言うようりも、「アングラマネー」というタイトルにしたほうが、中身をあらわしているような気がします。



    マネーロンダリングの巧妙な手法を知りたいのであれば、橘さんの作品のほうがオススメかな?

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著者プロフィール

神奈川県立横須賀高等学校出身。慶應義塾大学経済学部卒業。浜銀総合研究所入社。1999年日本経済研究センターへ出向。2000年シンガポールの東南アジア研究所(ISEAS)へ出向。2005年6月まで第一生命経済研究所経済調査部主任エコノミスト。2005年7月からBRICs経済研究所代表。2007年同志社大学大学院非常勤講師。日本で初めて地下経済の研究に取り組み、地下経済に関する著作も多数発表している。またワーキングプアの啓蒙書も多数発表。BRICsに続く経済発展が見込まれる国々として、ベトナム・インドネシア・南アフリカ・トルコ・アルゼンチンを総称したVISTAという造語を提唱した。

「2018年 『日本の「地下経済」最新白書』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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