- Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
- / ISBN・EAN: 9784413041799
作品紹介・あらすじ
タブーなき"青い瞳のジャーナリスト"だからこそ書ける、この国の情報を操る本当の権力とは。
感想・レビュー・書評
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県立図書館で借りて読んだ
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外交官の息子としてカナダに生まれ、毎年発表される「世界長者番付」で有名なアメリカの経済誌“Forbes”(フォーブス)のアジア太平洋支局長を務めたジャーナリストが暴く「アメリカの正体」と「マスコミの陰謀」。市場原理主義という偽りの経済原理により日本に経済戦争を仕掛ける一方で自作自演の「9.11テロ」によって世界を欺き続けるアメリカ、新聞やテレビなどで真実を捻じ曲げ日本を貶(おとし)めてその弱体化を図る反日メディア、少子高齢化という危急の課題を放置し国民を見殺しにする日本政府... 自らの危険も顧みず、世界の「陰謀」を暴き続けるフルフォード本の入門に最適な一冊。
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2008/10/29開始
常に陰謀論者として語られがちなフルフォード氏であるが、この本を読んだ感想としてはそれほどハードな論調でなく、私自身が既に知っていた事柄などについても別の角度から言及されていたため、彼は悲観的な評価を出す人間が言うほど、盲信的な人間ではないと私は思う。
この本で語られている事柄が、すべて事実であるとは思えないが、それでも考えてみる良い機会となった。特に、自分がメディア報道などで知って当たり前だと思っていたかなりの数の事象が、すでに間違っていることとしてこっそり訂正報道されていたことに驚いた。やはりメディアリテラシーというものをはっきりと持って情報に接するべきだと改めて思った。
また、日本が米国をはじめとした諸外国にいいように使われていることは、京都議定書のイカれた内容にサインしたことからも知っていたが、まさかアメリカにここまで指図され、しかもそれをそのまま鵜呑みにしていたことに怒りさえ覚えた。
情報の真偽はさておき、リベラルを気取りながら、大手企業や政治家によってしっかりと報道統制され、どんどんとアメリカ化が進んで行っている今の日本の情勢をざっくりと知るには良書だと思う。
これから、彼の関連する作品に目を通すとともに、同じカテゴリの別の作者の書籍を読んでみたいと思う。 -
[ 内容 ]
タブーなき“青い瞳のジャーナリスト”だからこそ書ける、この国の情報を操る本当の権力とは。
[ 目次 ]
第1章 誰が真実を歪曲しているのか(“知っているのに書かない”という罪 大本営発表を垂れ流す大手メディア ほか)
第2章 騙しに加担する日本のメディア(裏取りのレベルを上げる「記事潰し」 「自殺の連鎖」を止める簡単な方法 ほか)
第3章 世界を欺き続けるアメリカの論理(「年次改革要望書」はアメリカからの命令 郵政民営化の実態は「米営化」 ほか)
第4章 国民を見殺しにする日本政府(まやかしの経済成長に騙されるな 誰が日本を格差社会にしたのか ほか)
第5章 日本人が身につけるべき本当のメディア・リテラシー(すべての情報は何らかの加工がされている 「陰謀論」に真実が含まれることもある ほか)
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
この人にも騙されないようにしないといけないけど、本書の内容はタイトルから思うより全然まとも。
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マスコミの報道を鵜呑みにしてはいけないよ、自分で考えましょうって内容。広く読まれたらいいな、と思う本でした。
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この国から真実を遠ざけ、欺き続けているのはいったい誰なのか?“青い目のニッポン人”が情報操作の実態を告発し、騙されないためのメディア・リテラシーを伝授する。
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我々の目の前にダダ流しになっている情報がいかに検閲され操作されいているかを説いているため、目を覚ましてくれる1冊(若干、基本的な内容にはなっているが)。
個人的に、日本の内情を救うために移民を入れるという意見には反対だが(←根本解決にならないから。ダイエットを変えずに脂肪吸引するイメージ?)、外国出身者で真のジャーナリストだからこそ書けるのであろう内容は面白い。読んで損なし。 -
メディアリテラシーって言う言葉を意識する切欠をくれた本。
この人についてはまだよく知らないけれど
虚言家では無い様に思う、そしてそれはつまり怖いことだと思う。
Newsweekにもあったようにメディア