お金持ちほど「捨て方」がうまい! (青春新書インテリジェンス208)
- 青春出版社 (2008年7月2日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (204ページ)
- / ISBN・EAN: 9784413042086
感想・レビュー・書評
-
堀之内社長二冊目。
非常に面白かった。
かつての発明と、今の発明は違う。かつての発明はもっと良くなったらいいな、もっとこうなったら便利だなという思いから発明がなされていた。
しかし今は違う。商業主義、商売主義から、利益重視の風潮から新しい発明がなされる。それは所詮金を儲ける作業をして
いるだけだと指摘する。
消費者も本当にいいものを求めたりはしない。重視されているのは金でしかない。本当に物が大切だというものが欠如している。
だからこそ「福袋」なんてものが日本ではもてはやされる。そこでは具体的な求められてる物、なんてのはありはしない。
そこで重視されてるのはただひとつ、値段と値段以上の何かが袋に入っていることでしかない。
そう言って堀之内社長は警鐘を鳴らす。
リサイクル・リユースの観点から非常に鋭く指摘している一冊。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
[ 内容 ]
これが成功する人の目のつけどころ、考え方だ!
常識アタマから抜け出す、リサイクル現場からの成功のヒント。
[ 目次 ]
プロローグ “捨てない”お金持ち、“使い捨てる”庶民
第1章 「人が捨てる」モノに価値を見出す!
第2章 このひと工夫で仕事の価値は10倍になる
第3章 思いがけないアイデアが“現場”に落ちている
第4章 人生まるごとリサイクルのすすめ
第5章 「金儲けのノウハウ」より「心儲けのノウハウ」を
第6章 つねに“ホンモノ”が分かる人であれ!
エピローグ リサイクル現場から見えてきた日本
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
日本人のモノの価値観について、著者が商いに対する考えなどが主に述べられていて、ホームレスを体験しただけあってか、言葉から伝わるリアルさが強い。昨今のエコブームに疑問符がある方へも推薦。
-
----------------------------------------------
▼ 100文字感想 ▼
----------------------------------------------
学歴・資金・人脈ゼロから年商102億円まで上り詰めた、
リサイクル業界の虎、堀之内九一郎氏。極貧生活からい
かに成功したのか、その考え方がズバリと分かる。特に、
成功者と貧乏人のモノの買い方の違いに、深く納得した。
----------------------------------------------
▼ 5つの共感ポイント ▼
----------------------------------------------
■へたくそでもいいから、絵を描くと商品の陳列方法、配置
の仕方なども自ずとどうすればより魅力的なのかが分かっ
てくる
■お客さんを喜ばせたい。それがうれしい、という単純な部
分が、この商売には非常に大切です
■運には「運がいい」運と、「運が強い」運がある。強い運
は努力と人間性なくしてはもたらされない
■人間のもてる潜在能力の発揮は、本気になるかどうかに
かかっていると思う
■ホンモノ、いい物を欲しいと思うこと、手に入れようと頑張
ることが大事なんです -
ばいぶる!
ほりのうちさんすげー!
尊敬した本です。 -
お金持ちほど「捨て方」がうまい! (青春新書INTELLIGENCE 208) (青春新書INTELLIGENCE 208)