一年は、なぜ年々速くなるのか (青春新書INTELLIGENCE)

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著者 : 竹内薫
  • 青春出版社 (2008年11月5日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784413042185

一年は、なぜ年々速くなるのか (青春新書INTELLIGENCE)の感想・レビュー・書評

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  • 時間の流れは、人間が作り出して、区切ったもの。左脳のある部分に異変が発生すると、自分と自分以外の境界線があいまいな感じになるそうだが、そうなると時間の流れに関しても、過去や未来に対する認識が薄れ、現在だけになるそうだ。 "人生に変化をつけ、充実度、達成感をあげることにより時間を堪能することができる
    記憶に残るような手続きの積み重ねが、一日、一年の体感長さを決める。
    いろんなことをやってみよう!ということだね。"

  • 著者が最後に「正確さとわかりやすさのギリギリの線を狙って書いたつもり」と書いているとおり、きわめて平明、そして軽くしようとしているのがよくわかる。薄くて文字も大きく、同じような話が何度も出てくるので内容が豊富とは言えないけれど、自分にとってはこのテーマで必要なポイントを要領よく提示してもらえてありがたい1冊だった。紹介されている何冊かの本を読みたくなった。参考文献、または竹内さんのお勧め本のリストを付けてほしかった。

  • 歳をとるにつれて一年が速く感じてくるのはなぜか、いくつかの答えを挙げて、分かりやすく面白く説明しています。
    アインシュタインの相対性理論についても少し分かってきました!Googleの入社試験問題についてはびっくり。ネズミの実験で摂取カロリーを65%にしたら寿命が延びたというのも初耳で、勉強になりました。
    特に「時間には2種類ある」ということに納得。ふと、「人が生きているうちの大半は、人生じゃなくて、ただの時間だ」という言葉を思い出しました。やっぱり変化って大切なんですね。

  • 結婚して15年、子供の成長に対する自分の成長度合いを見ると少しさびしい気持ちになることもありますが、40歳を過ぎた頃からでしょうか、月日の経つのがもの凄く速くなってきている感じがしています。

    この本はまさにそのような疑問を解決してくれるような本でした、我々が使用している時間というものは地球に住んでいる人間が、その中でのみ使うことができるもので絶対的なものではないこと(p43)、動物の大きさによって時間の感じ方が違うこと(人間とペット、大人と子供等)が解説されてありとても興味深く読むことが出来ました。

    年をとると、時間の進み方がゆっくりになる(今の持続時間が3→5秒になる)ので、結果として時間が足りなくなり、結果として早く過ぎ去るように感じるということのようです(p92、110)。

    平均寿命で考えても更に、社会人生活で考えても折り返し点を通過したと思われる私ですが、素晴らしい?ゴールを目指して毎日を充実させ、かつ楽しく生きて生きたいと思います。

    以下は気になったポイントです。

    ・相対性理論において、空間の長さや時計の刻み方に違いが出てくるのは、「互いに光速に近い速さで動いている場合」もしくは「重力の強さが違う場合」に限られる(p21)

    ・きれいに整っていた肌が皺くちゃになり、最後は死んで細胞もバラバラになるのが、エントロピーの増大という法則に従うので、低いエントロピーの食べ物を体内に摂りいれて、自分のエントロピーを低く保とうとする(p32)

    ・身体の密度が変わらずに、そのまま身体が小さくなったら、すばしこくなり身長の何十倍もジャンプが可能になる、というのがスケーリング学による考え方となる(p37)

    ・時間の経過の仕方は、身長の平方根に比例するので、子供の時の刻みは速く、大人のときの刻みは遅い、子供にとっては世界はスローモーションで動いている(p46)

    ・殆どの生き物は、心臓が20億回鼓動すると、その一生を終えるように設計されている(p56)

    ・人間が感知できる一番短い時間は100分の3秒(1秒間に33回の処理=33ヘルツ)、遅い時間は3秒(今の持続時間)である(p59、62)

    ・年をとると、今の持続時間が3秒から5秒へと間延びするため、若者と比較して時間が足りなくなる、左脳よりも右脳が支配的となり全体像を重視するようになるため、若者と比べて時間のペースがゆっくりとなる(p92)

    ・夜のほうが時間がゆっくりと流れるように感じるのは、夜は環境の変化が少ないから、年を取ると環境変化が少なくなることと似ている(p104)

    ・何かをやっているときの時間の感じ方と、後になって回顧するときの時間の感覚は、往々にして逆になる(p110)

    ・人生に変化をつけ、充実度・達成感をあげることにより、時間を堪能できる、記憶に残る手続きの積み重ねが時間の体感長さを決める(p128)

  • [ 内容 ]
    『99.9%は仮説』の著者が、脳科学、物理学、生物学、哲学etcの最新エッセンスから現代人の時間感覚を科学する。

    [ 目次 ]
    第1章 子供と大人で時間感覚が違うのはなぜか?―物理学からのアプローチ(「人は時間を直接はかれない」とはどういうことか;振り子の腕の長さと往復にかかる時間の関係 ほか)
    第2章 体内時計は、身体のどこにある?―生物学的時間からのアプローチ(生きものの時間について考えてみよう;ヒトの1日はネコの3日? ほか)
    第3章 実感から立てた「5つの仮説」を考える(アンケートに表れた大人の意外な感覚;鈴木光司の時間―「時間が速くならない工夫」とは? ほか)
    第4章 一年は、なぜ年々速くなるのか(物理学の難所「ブラックホールの時間」;「体感時計」はどこにあるのか? ほか)

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    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
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    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 誰もが体感する時間。しかしそれは幻想なのか・・・と思いつつ本を手に取る。

    結論は常識的だけど、ただ、旅に出ようかなどと考えてしまう。
    なにしろ、ひたすら死に向かって進んでいるだけだものなぁ。

  • おそらくほとんどの人が感じている「年をとると時間がたつのが速くなる」のは何故か。という疑問とそれへの対策、改善を提案する本。

    ページ数が少なく読みやすかったが、内容が薄い。

    「速く感じるのは何故か」という疑問に対しては、アンケートの分析や脳科学的な視点からの考察もあり、著者のこの疑問への姿勢が伺えるが、本書冒頭で述べられる「どうすればそれを防げるか」という防止策に関しては想像の域を出ておらず、最終章で提案されるものにはがっかりさせられた。

    脳科学的には未知の分野らしく、専門書ではない本書に画期的な回答を期待していたわけではないが、この本を読む時間を他の作業に当てる方が、大人の短い時間の過ごし方としては正しいように思う。

  • 年齢を重ねるごとに「あっという間に一年が過ぎた」「時間の経つのが早くなった」という感覚を、科学的になおかつ素人でもわかりやすく説明しています。
    20代以上なら一度は感じたことがあるであろうテーマで興味を引きましたし、科学系と肩肘張らずに読みやすかったのが良かったです。

  • 特に前半部分が面白かった

  • サイエンスライター竹内薫さんにはまってきました。

    元々は理系志向だった自分は、進学や就職を優先して文系畑を歩んできました。
    科学や物理は関係ないと思い始めてから、全く興味を抱かなくなっていたのに、
    竹内さんの本を読むほどに、興味が増し、実務とは関係なくとも学びたいという意欲が湧いてきたことに
    非常に感謝したい。


    時間の感じ方は充実度によって

    与えられた1日24時間をより多く感じ、充実した人生をおくれるように、自らの行動を見つめ直したい。

    まずは脱テレビだな。

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