日本人の心を伝える 思いやりの日本語 (青春新書INTELLIGENCE 232)

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  • Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784413042321

感想・レビュー・書評

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  • 読むときも書くときも、人と関わるときはいつでも「思いやり」は必要だし、そのためには「想像力」

  • ご縁という言葉。もともとは織物の端に垂れ下がった部分を表し、そこから物事の発端、めぐりあわせという意味になった。著者は、単なる糸の切れ端として終わらせるか、美しく壮大な織物に織り上げていけるかは自分次第と続ける。160もの言辞に丁寧な解釈が施されており、一言一言に山下氏の素敵な思いが添えられている。心が爽やかにすっと癒される。

  • 日本人が、相手を思いやり、相手への心配りを大切にしてきたかがうかがえる一冊。

    たくさんの素敵な言葉を、最近は耳にしなくなってきていることが残念です。
    人を思いやり、使うたびに心が豊かになる言葉。
    思いやりの日本語が話せる、似合う人になりたいですね。


    ●内容を伝えるためというよりも、つながるために言葉を交わす。
    この一面のほうが、大切な言葉の役割かもしれません。
    ●「心配」はひとりよがりになりがち。
    「どうしよう」と思えば「心配」に。「何ができるか」と思えば「心配り」に。
    そして、相手の心配や心配りに気づくということも、心配りにつながっていくことでしょう。

  •  ご縁、癒し、祝福、お詫び、感謝……それぞれをテーマに、日常使われる言葉から今は忘れられつつある美しい日本語まで、由来や用法、言葉に秘められた意味などが、一語につき一ページで簡潔に解説されています。
     日本語の辿ってきた歴史や文化の変遷に思いを馳せつつ、少しずつ読み進めていくと良いかもしれません。

     過去は違う意味で使われていた言葉が、時代とともに意味や形が変わって今に至るものはかなりあります。
     普段、特に考えず何気なく使っている言葉の成り立ちや意味を改めて考えてその言葉を使うと、また新鮮な気持ちで相手と接することができそうです。

  • シチュエーションごとの言葉(由来や使い方)を集めた本。
    日本語って美しいなあ。1日一語ずつ読んだ。

  • 読んでる。
    読んでるんだけど…、あれ?何でかな?途中で読むのやめちゃってなかなか先に進まない。

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著者プロフィール

■山下 景子(ヤマシタ ケイコ)
兵庫県神戸市生まれ。
武庫川女子短期大学国文科卒業後、作詞家を目指し、「北海道・北賛歌コンクール」「愛知・名古屋マイソング」で最優秀曲など、数々の賞を受賞する。
初めての著書『美人の日本語』(幻冬舎)は26万部を超えるベストセラーに。
他に『花の日本語』『ほめことば練習帳』(幻冬舎)、『しあわせの言の葉』(宝島社)、『日本人の心を伝える思いやりの日本語』(青春出版社)、『大切な人に使いたい美しい日本語』(大和書房)、『手紙にそえる季節の言葉365日』(朝日新聞出版)などがある。

「2021年 『万葉の鳥』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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