ニッポンの底力がわかる本 (青春新書インテリジェンス) (青春新書INTELLIGENCE 246)

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  • Amazon.co.jp ・本 (215ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784413042468

感想・レビュー・書評

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  • 現在日本の産業面や資源や技術といった面で世界に誇る日本の底力を紹介している。前半に100頁に書かれる怒涛の日本の底力は圧巻。後半はゲームやアニメや文化や観光といったサブジャンルを中心に構成されているが、十分見応えあり。巻末は明治における使節団の様子やお雇い外国人から見た日本人論、ペリーが率直に感じた日本の未来などで綴られる。

    およそ200頁の親書ですが、現在日本を多面体で知る上では最高の内容でした。欲を云えば日本を巡る経済論の記述ももしかったが、素晴らしい一書でした。

著者プロフィール

昭和24年(1949)宮崎市生まれ、日本大学芸術学部文芸学科卒業。読売新聞社出版局図書編集部、学習研究社人文企画室「フェミナ」編集部、角川書店雑誌局「小説王」編集部、ケイエスエス書籍編集部などを経て、日本大学芸術学部研究所教授。2020年度で退職。主な著書に短編小説集『ジュニアは戦場へ行った』『生き方の練習』、長編小説『死に方の実習』、社会評論『マインドコントロールに勝つ 今を生きぬく最強の哲学』『記者クラブって何だ⁉』、ノンフィクション『優勝祈願 山本功児監督と千葉ロッテマリーンズ』、野坂昭如との対談『亡国の輩 昭和ヒトケタと団塊の世代の責任を問う』、文章読本『わかる・読ませる 小さな文章』等。

「2021年 『ZOOMに背を向けた大学教授』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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