突破する力 (青春新書インテリジェンス)

著者 :
  • 青春出版社
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本棚登録 : 1181
感想 : 170
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  • Amazon.co.jp ・本 (187ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784413043069

作品紹介・あらすじ

孤独を友として仕事と向き合った時間は、けっして自分を裏切らない。ギリギリまで自分を追い込めば仕事力が磨かれて、それが閉塞状況を打ち破る武器になる-道路公団民営化をはじめ、作家として、東京都の副知事として、さまざまな世間の"壁"を突き破ってきた著者が、自らの体験を踏まえて綴る、人生を面白くする本気の仕事&生き方論。

感想・レビュー・書評

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  • 感銘を受けた一文。
    部下に教えるべきことは、技術や考え方以上に仕事の面白さだ。

  • 自分が仕事でできなかったことを鋭く突いてくる。心当たりが有るだけに厳しい。でも章の終わりで「~じゃないかな」と猪瀬さんが優しく語り掛けてくれて、何となく自分にもまだできるのではないか、頑張れるのではないかと思わせる。ある程度仕事をした30代にオススメ

  • 割と普通の内容。目新しいことではなかった。

  • まず、読みやすさは抜群だと思った・・・簡潔明快、だからこそ繰り返し読みたいという読者が多いのかな。さまざまな項目で似たような内容を繰り返し述べる書籍もあったりするけど、それとは対照的。
    印象的な箇所は自分の武器、中間管理職のビス役などいくつもある。その中で敢えてマイナー(?)な部分を挙げると、「IV 10人の知人より、1人のの信頼できる見方」の『2 部下が使えないのか、部下を使えないのか』冒頭にある、予定より20分早い新幹線で帰れたことで事務所に連絡を入れ、そのスタッフの対応に激怒するところ。一瞬えっ!?と思った。理由はわかるけど、それでいきなり激怒ってシビアだなぁ…と。
    あと、「V いくら稼いだかなんて、二流の発想」の『3 人生にはなくしてはいけない無駄がある』の睡眠時間。猪瀬氏の場合は8時間寝ないと頭がシャープに働かないとのことだけど、氏のtweet見てると本当にそれだけ寝てるの?と思ってしまった。
    よく知ってるなぁ、確かにわかるけど…と共感できるものもあれば、当然そうでない場合も。でも、実用的だし得るパワーは大きいのではないかな。
    (過去の読書記録登録のため評価なし)

  • ・自分の強みをみつけ,自分の道を進んで行くべし.
    ・すぐに負けるな.粘り強くいけ.

  • 感銘を受けた。時々振り返りたい本。
    ちょっとまとめて手帳に書いておこう。

  • 頑張り方に迷いが生じる20代、30歳前後に勧めたい。一見他の本にも書いてありそうなことも多いが猪瀬氏の実績、現在の取り組みを知りながら読めばより腹に落ちる。

  • Twitterで筆者を知ったので読んでみました。筆者の経験を基に書かれていて、厳しさの中に温かみのある文章が好きです。壁にぶつかったときに読み直したい一冊。

  • フランスの哲学者アランは、「悲観主義の根底は意志を信じないことである。楽観主義は全く意志的である」(『定義集』)と言いました。(p.90)

    帳簿をつけるのは税理士や経理の専門家に任せておけばいいし、手間のかかる複雑な計算はパソコンや電卓を使えばいい。ビジネスマンに求められるのは、計算の正確さよりも、数字を道具にして物事を考える力。それが数字に強い人と弱い人を分けるのです。(p.92)

  • 作家であり東京都副知事も務める筆者の仕事論。

    「孤独を抱える覚悟ができた人にしか、未来を切り拓くことはできない」
    「孤独を友として仕事に向き合った時間は、けっして自分を裏切らない。ギリギリまで自分を追い込めば仕事力が磨かれて、それが閉塞状況を打ち破る武器になる。」
    孤独厨の私がホイホイ釣られクマー
    一つ一つの場面では自分と志を同じくする仲間と共に歩むことは出来ても、生まれてから死ぬまでを自分と共に歩んでくれるのは自分しかいなくて、
    やっぱり自分は自分一人と共に頑張らなあかん、てのは人生の大前提やと思います。個人的に。

    ウナギの稚魚の話とか面白かったです。
    あと、評価されなくても凹むのではなくて「評価させる」というくらいの気概で行け、とか、
    組織で必要とされる人間になるには長所を活かしてナンバーワンになるのではなく短所からオンリーワンになれ、とかも印象的でした

    仕事がんばろ!

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著者プロフィール

猪瀬直樹
一九四六年長野県生まれ。作家。八七年『ミカドの肖像』で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。九六年『日本国の研究』で文藝春秋読者賞受賞。東京大学客員教授、東京工業大学特任教授を歴任。二〇〇二年、小泉首相より道路公団民営化委員に任命される。〇七年、東京都副知事に任命される。一二年、東京都知事に就任。一三年、辞任。一五年、大阪府・市特別顧問就任。主な著書に『天皇の影法師』『昭和16年夏の敗戦』『黒船の世紀』『ペルソナ 三島由紀夫伝』『ピカレスク 太宰治伝』のほか、『日本の近代 猪瀬直樹著作集』(全一二巻、電子版全一六巻)がある。近著に『日本国・不安の研究』『昭和23年冬の暗号』など。二〇二二年から参議院議員。

「2023年 『太陽の男 石原慎太郎伝』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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