- Amazon.co.jp ・本 (170ページ)
- / ISBN・EAN: 9784413043090
感想・レビュー・書評
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役員の本棚から取り出して勝手に読んだ本。
商店街、確かに何処もシャッター通りと化している感があるが、
復活を遂げた3つの商店街を例に解説している。
スーパーやショッピングモールの発展によって衰退していった商店街。
しかし、今後は郊外のショッピングモールなどのほうが、高齢化・晩婚化・少子化・独身化が進むことにより無用のものになる可能性があるという論点は目から鱗だった。
やはり、コミュニケーションを求めるんですよね、人は。
うちの近くの商店街も復活してほしいなー!
個人的に、名古屋には何年か住んでいたので、大須商店街は
いってみたかったなーと。笑
目次
第1章 商店街の歩んできた道
第2章 「ここに来れば何か楽しいことをやっている」
第3章 地方と都市を結ぶ“架け橋”に
第4章 時代遅れを“強み”に変える
第5章 繁盛商店街が教えてくれること詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
図書館で別の本を探していたら、目に付いて手に取る。
多くの商店街が「シャッター通り」化する中、名古屋の大須商店街、板橋の大山商店街、那覇の栄町商店街の事例をもとに、現代における商店街繁栄の本質を探っている。
名古屋の大須は、コメ兵に行く際、活気のある商店街だなと思っていたが、なるほど商店街としての他にはない独自性を常に追求している点、かなりの努力の結果であることがうかがい知れる。
商店街の衰退の要因は、大型店やショッピングモールの進出だけではないことを、考えさせられる。