人に強くなる極意 (青春新書インテリジェンス)

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著者 : 佐藤優
  • 青春出版社 (2013年10月2日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784413044097

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人に強くなる極意 (青春新書インテリジェンス)の感想・レビュー・書評

  • さすが佐藤先生。
    最近買ったと思ってたが四年前の本だし、結構前に買っていた。色々示唆に富んだ実用書

  • この本は日本が大きな変化に飲み込まれる時に一人ひとりが生き残るにはどうすればいいのかというノウハウが書かれている。

    1つ目は自分の中の怒りの出所をはっきりさせることである。
    怒りとは非生産的なものであり感情的な行動です。
    だからこそこれを理性で抑えることが肝要です。だからこの怒りという感情が出てきた際はできる限り合理的に説明し、自分の感情を書き出し、図解し分析するといい。
    2つ目は世の中はビビらせることで成り立っていると知ることである。
    経済はビビらせることで購買意欲を刺激し成り立っています。
    だからこそ必要以上にビビらないために相手を知ることが大事です。
    また映画や小説で代理経験することも良い手である。
    3つ目は自分の力を見極めることである。
    人は普通自分を大きく見せたがり、その結果取り返しのつかない失敗をすることがある。
    こうならないために「内省ノート」で人の忠告や批判をしっかりと落とし込むことが大変重要である。
    4つ目は目標は「終わり」がイメージできるものにする事である。
    超えられない壁を設定し、何年もかけて乗り越えようとするのは無駄である。
    だからこそ期限を決め、頑張るべきものに頑張ることをするといい。
    5つ目はできる人は「仕事の遠近感」を持っているという事である。
    仕事にはそれぞれ期限があり、目の前にあるものからしゃかりきにやるのは思考が硬直化してしまう。
    順位をつけ、効率化を図ることができる柔軟性を養う必要がある。

    以上のことを踏まえ
    思考の硬さを意識的に柔らかくすることがこれからの社会を生き抜くためには重要と著者は述べている。

  • [図書館]
    読了:2017/5/22

    やっぱり頭のいい人だなぁと思いながら読んだ。社会のカラクリを認識して引いた目で組織を、世の中を見ることが大事。そうして、優劣意識から離れれば、知らないことを知らないと言えるようになる。飾らずありのままの自分をさらけ出すことに抵抗感もなくなってくる。

    シンプルさを追求すると仕事も人間関係も楽になる。仕事ができない人や実力のない人に限って、物事を複雑に考える。自分を大きく見せようと飾り立てたり嘘をつく。するとますます状況が複雑になっていく。そういう人は結局信頼を失い、仕事も人をしなっていきます。約束事やルールを少なくすること、シンプルにすること、ビジネスにおいてはそれが自分を飾らず、嘘をつかず、心地よいリズムで仕事をするための必要条件です。

    組織を侮ってはいけない。突然の「スローガン」には要注意。経理や庶務、人事において、それまでの流れが変わる、潮目が変わる時がある。その瞬間が1番危険なので過日ごろから社内の動きにアンテナを張っておくことが大切です

  • 積ん読チャレンジ(〜'17/06/11) 36/56
    '17/02/17 了

    この手の本は苦手なのに、本書は一気に読み切ってしまった。

    建前論が少なく、内容が主張がストレートなので頭に入ってきやすかった。

    この本は今後の人生で読み返す事がありそうだ。

    この本は父親から「これあげるよ」と言われて貰った本だが、僕は自分が読みたくて買った本ですら積んでしまって読まない男だ。
    人から与えられた本など読むわけがない。

    そんなことを思っていたが、かなり気に入ったので食わず嫌いせずにもっと早く読んでしまえば良かった。


    「お金そのものがすでに自然物ではないバーチャルなものなのに、そのお金がいまやIT化で形を失ったデジタルな数字と化し、ますますリアルから遠ざかっているのです。」(P153)

    「国家の裁きに執行猶予はつくかもしれませんが、自分の良心の裁きに執行猶予はありません」(P187)

  • 「怒らない」「びびらない」「飾らない」「侮らない」「断らない」「お金に振り回されない」「あきらめない」「先送りしない」この8つがこの本の要諦です。

    感情のコントロールが出来ていればわざと怒るのはテクニック。

    人間は限界のわからないものに対して恐れを抱く。
    だからビビらないために知ることから始める。

    お金に限界効用逓減の法則は通じない。
    お金は国の信用力なんで腐らない。
    持てば持つほど安心はできるけど必要以上に持つ必要は僕もないと思う。

    逆に返報性の原理があるので人に借りを作らない方が僕もイイと思います。
    少なくとも金で借りを作るのは面白くないと思います。

    諦めないことと諦めるべきことの選別が重要。
    固執は表裏一体。
    どこで見切るか
    能力を磨く必要があると思います。

    佐藤優さんの本はかなり読んでるのでもう少し詰めていこうと思います( ̄^ ̄)ゞ

  • 元外交官でインテリジェンスに関する多くの著作がある著者が、みずからの体験を織り込みながら、新自由主義が席巻するこれからの世界でビジネスマンの生き方について分かりやすく語っている本です。

    よくある自己啓発本と似たり寄ったりという印象です。類書と比較して決して悪い本ではないと思うのですが、現実の世界の動きを見据えながら、キリスト神学とナショナリズムとマルクス主義を架橋する活動をおこなっている著者の本だけに、期待するものも大きかったので、ちょっとがっかりしてしまいました。

  • 良い物語で人生を疑似体験する。
    職場で飾り過ぎ大きくみせない。
    人間関係も断らない力で広げることができる。
    突然のスローガンには要注意、組織では急に方針が変わりみせしめに処罰されることも。

  • 内容は瀧本さんの本や、ワークシフトの内容と似ている箇所があった。改めて勉強になった。

  • 「人」に限らず周囲の環境に流されずに自分に誠実に生きていくための心得を書いた本。続編の「ズルさのすすめ」は、周囲に合わせて柔軟に対応する心得を書いたものであるという印象だから、それとは一見反するようだけれど、要はケースバイケースで、絶対曲げられない部分と、曲げてうまくやる部分を持てということかなと解釈した。生きていく上での基本ですね。でもその基本を、時には忘れてしまいそうになる。とてもわかりやすい内容で思い出させてくれる本。

  • 雑誌BIG tomorrow連載に加筆。著者の本の中ではかなり読みやすい本。
    実体験をもとに「びびらない」「侮らない」などテーマを定めて人間力を強化するための基本技法が記されている。
    理想論ではなく現実的な事例によって述べられているので、説得力がある。中間管理職としての仕事術のように書かれているが、生きていくうえで基本の考え方として使えると思う。

  • 読みやすい本ですが、内容は深いです。
    8つのテーマごとに、自分が弱い部分が意識できます。

  • 「元ロシア外交官」+「圧倒的な知識量」で知られる作家が書いたビジネス本。
    タイトルから「対人」との交渉を中心に書かれている本かと思っていたが、そこも含めて広く一般的なビジネスに関する内容となっていた。
    期待していたほどの内容ではなかった。
    以下、記憶に残った内容。

    ・戦場、工事現場etc場合によっては「怒り」によってフリーズさせるべき局面がある
    →動物「車道に飛び出した猫」、「驚いたウサギ」も状況は同じ

    ★鈴木宗男 役人に値踏みされ、なめられないために激しく怒る(パフォーマンスとして)
    →自身の仕事でも意識すべきだと感じた

    ★人間は「よく分からないもの」、「不可解なもの」にびびる。
    交渉では「相手の内在的論理を知る」ことが重要
    ※相手の価値観を理解し、どんな意図・論理で行動しているか?

    ★「組織」でのマインドコントロール
    少年犯罪、オウム真理教等では、組織独自のルールによって、進んで犯罪を犯すような構図になっている。

    ・お金には「限界効用逓減の法則」が当てはまらないため、限界なく欲しくなる
    ※ある程度手に入れたら満たされるというもの

    ★「コモディディー」ではなく「スペシャリスト」になるべき
    →自身の仕事はどうなのか・・・?考える必要がある

    ・返報性の法則 → 何か施しをもらうと、お返ししなければという気持ちになること

  • 本書は「近未来、日本が大きな変化に巻き込まれることを想定したうえで、われわれ一人ひとりが生き残るには、どうすればよいかというノウハウを記している」(P3)
    実社会でうまくかわしていくにはどうしたらいいのか、元外務省に勤務していた頃の話を交えて経験豊富さからの極意を伝授。

    しかし、鈴木宗男事件で検察にとらえられていた時のことを話題にし、鈴木さんを裏切ることはできなかったなどと弁解がやたらと出てくるのが気になった。
    「もしも、検察の圧力に屈して嘘の証言をしていたら、拘置所を出た後も一生、鈴木さんの顔をまともに見られないし、スズキのバイクを見ただけで憂鬱になったかもしれない」(p186)と、義理堅いお人柄なのでしょうか。
    実体験の例として蒸し返したのでしょうけど、言い訳がましいのがなんとも…。

  • 怒らない。どんな怒りかたか違いがあること。メタ認知により冷静になること。
    びびらない。びびる相手をよく観察すること。相手の状況を理解できるとびびる必要はなくなる。
    飾らない。自分を大きく見せる必要はない。
    侮らない。畏れの気持ちを持つこと。
    断らない。自分の力量を知り、明日延ばすことができる仕事は今日しない。仕事のメリハリをつけること。
    お金に振り回されない。お金を貯めることが重要なことではない。
    あきらめない。目標と執着を区別すること。目標は終わりをイメージできるものに。
    先送りしない。仕事を時間軸におとしこむこと。

  • 気づきはありました。

  • 内容は妥当だと思うが、面白さや新鮮さという点ではいまひとつ物足りない。就職活動中の学生や新卒社会人には参考になるかもしれない。

  • 1 よい物語で疑似体験をする
    普通の社会人に経験できることは限られているので、小説や映画をみるといい。それらを通して代理経験できるという事。実際に体験しなくても本当に良い本や映画に触れることで疑似体験できる。特に喜怒哀楽を描いた作品で登場人物の内面や葛藤があらわになっているもの。
    ⇒小説か映画月1本見る

    2 いくらあっても満足できないのがお金の本質
    お金には「限界効用逓減の法則」が当てはまらないということ。普通、腹いっぱい飲み食いすれば満たされることで欲望が減少するがお金は違う。100万円手にすれば1000万円、次は1億円が欲しいと際限がなくなる。つまり「限界効用が逓減しない」ということ。これがお金の怖いところで麻薬に似ている。
    ⇒気を付ける

    3 お金を受け取ることで主従関係ができあがる
    人間には「返報性の法則」と呼ばれる心理があり、施しをされるとお返しをしたくなる。タダで物を受け取るとそこで主従関係が発生するということ。田中角栄が強固な派閥を作ったのもそれによる。
    ⇒これからも返報性の法則をやっていく

  • 人と接する上では、相手を上っ面で無く、よく観察して、本質的な中身を重視して、コミュニケーションをはかって信頼関係を気付く。

    そのためにも自分自身が薄っぺらいと信頼して貰えず、
    自分自身を磨くべし。

    但し、周りに流されず、本当に必要だと思うものを取捨選択して、学び、実力をストレッチすべき。

    といった内容を自ら他の体験談で肉付けしている。

  • 雑誌の連載をまとめたものとのことで、内容はわるくはないのですが、他の著書にくらべるとちょっと期待していたものと違いました。

  • さらっと読める本。いちばん印象に残ったのは、人間の能力は負荷をかけるほど鍛えられ、思いがけないほど伸びる、という箇所。ちょっと頑張るわ。。。
    あとは、「あきらめない」の章で、仏教的などの「執着するな」という価値観と、「あきらめない」価値観との折合いをどう考えればいいかという点について参考になった。

  • 生きるパワーをくれる書です。
    それも筆者の実体験に基づいてアドバイスがなされているため説得力もあります。
    いくつか自分がやっていてふむふむと納得しながら読む箇所もありました。
    忘れた頃に再読するのにはもってこいの本です。

  • 結構参考になる。仕事始まったら、持ち歩いて読みたい。

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人に強くなる極意 (青春新書インテリジェンス)の作品紹介

どんな相手にも「ぶれない」「びびらない」「怒らない」――。ビジネスでも人生でも、人と相対したときにどう振る舞えるかが結果を大きく左右する。いつでも最高のパフォーマンスをするには、どんな心持ちでいることが重要なのか。外国の要人、日本国首相、そして特捜検察などに対してギリギリの交渉力を発揮してきた著者が、現代を“図太く”生き残るための処世術を伝授する。

人に強くなる極意 (青春新書インテリジェンス)のKindle版

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