- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784413045124
作品紹介・あらすじ
クラシックコンサートや美術展、古典芸能鑑賞をする際、「よかった」「すごかった」と言うだけでは、教養を疑われてしまう。音楽・文学・美術・芸能…人生の楽しみが増える知性の磨き方とは?見る・聞く・読む・コメントする――頭のいい教養入門書。
感想・レビュー・書評
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この本は、ひどい… 教養という言葉を使ったインチキ本に認定。
これだけ知っておけば〜通、
「ツウ」と思われる感想の話し方 、
レビューを発信しよう
という構造でクラシック音楽、文学、美術、日本芸能と章を重ねているが、深みゼロ。
読者の好みを共感系、謎系という分類にして、この本の評価を高くレビューしたら馬鹿丸出しみたいな作りにしているあたり、読者を馬鹿にした作りになっている。
なんとか、良い方向に読んでみようと努力しのだが… 一応各章で代表的な作品の羅列があるが、その紹介文は機械で自動的に作ったのかというくらい味気ない。
著者の樋口裕一氏は、受験生の小論文の書き方がうまくて有名な人らしく、著作も異常に多い。引っかかった自分に腹が立つ。
教養ブームに乗っかっただけの本。金メッキの人生で充分という人向け。
西洋絵画であれは、三浦篤 『まなざしのレッスン』とか、背景にある思想文化歴史まで踏み込んだ、骨のある本を読んだ方が、興味も湧くし、楽しめる。
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筆者が良いと思う、音楽などの商品の羅列。
結局詳しい読み方などわからない。 -
芸術初心者に向けての指南書のような一冊。
さすが樋口さん。博学!
まずそのことに感心させられます。
クラシック音楽、オペラ、文学、美術、能や歌舞伎などの日本芸能の、それぞれ第一歩を踏み出すコツ、何からみると良いか、これさえ知っておけばツウ、鑑賞のエチケット、ツウと思われる感想、ブログ例、などを事細かに説明してくれている。
この一冊を押さえておけば、あらゆる芸術の分野の触りを知ることができるし、ツウぶれる(笑)というお得な本。
私が個人的に、見てみたいな!と興味を持ったのは、以下のオペラ。
モーツァルト「フィガロの結婚」「魔笛」
ヴェルディ「アイーダ」
ヨハンシュトラウス2世「こうもり」
ロッシー「セビリアの理髪」
です。
樋口さんの一言解説も本当に上手く、惹きつけられる。
歌舞伎や能もいつかちゃんと見てみたいなぁ。
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芸術通になるといってそれエセでしょっていうような方法をオススメするんだけど、とりあえず文化的なものに触れるとっかかりを作るという意味ではいいと思う。クラシック音楽、文学、絵画、日本芸能について、どう一歩を踏み出してどう楽しみ、果てはそれを通してどう自分をツウに見せるか、が書かれている。
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大人だから教養は持っていたいものです。
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想像していた本と違った。
上辺だけ取り繕ってもね。