40代でシフトする働き方の極意 (青春新書インテリジェンス)

著者 :
  • 青春出版社
3.43
  • (15)
  • (54)
  • (66)
  • (13)
  • (3)
本棚登録 : 514
感想 : 59
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784413045292

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 39歳です。途中にある書籍紹介に興味惹かれました。内容は薄いです。

  • 初めて著者の作品を手にしました。

    結論から申し上げると、少なくとも私にとっては今年初のハズレ本でした。著者の主張ひとつひとつは至って正しく、もっともです。テストだったら100点の内容でしょう。でも教科書を読んでいるかのように退屈で、全く心に響きませんでした。そのため途中から中身云々ではなく、納得できない理由が何かを考えながら読了しました。

    その理由は圧倒的に説得力が欠けていることです。特にそう感じた箇所には、「だそうです。」「だとか。」「とのことです。」などの伝聞形の言い回しが散見されました。

    例えば40歳の時点で管理職になれなければ、会社はその人の適性を評価しておらず、出世競争からは脱落している。地方にも優秀な経営者がいるので、これからは中小企業が面白い。などの主張には具体的な根拠が示されていません。著者に民間企業の就業経験は無いため現実性に欠けるし、外務省という独特で閉鎖的な環境での出世競争と、民間とでは同じ組織でも意味合いは随分異なるのではないでしょうか(ある知人によると、官僚は特に気味が悪い程に“序列“に拘るとのことです)。自身の体験からは語れないのなら、少なくとも民間の大手人材会社が発表しているこんなデータがあるとか、〇〇大学で行ったこんな研究結果があるとか、それなりの根拠(because)を示さなければダメだと思います。

    個人的には、著者は頭脳明晰な方(であるが故に官僚時代に一連の事件に巻き込まれた不遇な方)だと思っていますので、何故このような作品が出来上がったのか一層理解に苦しみます。頁数を減らして読み易くするなど、出版側の余計な横槍が入ったのでしょうか?

    当たり障りの無い内容なので、受け止め方も評価も読者次第でしょう。現役またはこれから外務省や国家公務員を目指す学生には、参考になるかもしれません。少なくとも私は本書からは自分が求めていた答えを見つけられず、漠然とした不安だけが募りました。

    【追記】Amazonのレビューを見て、商品状態が「非常に良い」だったため、マーケットプレイスで古本で購入したのですが、到着後開けてみると表紙はボコボコで傷だらけ、横から見ると歪んでいるし、カビ臭くて最悪な保存状態でした。Amazonにレビューを投稿したところ、『お寄せいただきました送信内容を慎重に確認した結果、お客様のレビューをウェブサイトで公開することはできませんでした』との返信が来ました。

    店舗は【買取王子 清洲店】です。本書の感想ではありませんが、少しでも参考になれば幸いです。

  • ちょいと古い時代の男の人向け。
    だって40代で向けだもんね。

    三十代だが、アラフォーになったので、読んでみた。
    が、わたしは時に対象者ではなかった。(女だし)

    ちょっとマッチョな男性発言にイラッとしつつも、なんかだんだんそのマッチョさや古さが面白くなって来る。

    とは言え、
    ☆1日一時間は。。。インプットの時間を持とう。
    ☆健康のために何かしよう。
    ☆40代までは色々やってみて広げてみよう。
    ☆ちゃんと古典は読もう。
    ☆二十代、三十代はしかってはいけない。

    などなど、改めて思わせてくれはしました。

  • 完全にタイトルで買わされた。内容は「分かってます」「すでにやってます」ばかり。たまに「実現は非常に困難です」もある。記憶に残っていることを記す。
    ・これから年収を増やすのは大変。今から老後の資金計画を立てろ
    ・40代でも成長できる。本を読む、スクールに通うなど挑戦し続けろ
    ・ゲーム「A列車で行こう」で経営感覚を磨け
    ・40歳を過ぎたら友人を絞り込め
    ・プロを味方に付けろ。お金に関しては資産家と知り合いになってアドバイスをもらったり投資してもらう
    ・女性目線には気づきがある。女性の友だちを持とう。「セクハラ」「パワハラ」「えこひいき」はご法度

    この本を読んで、資産家と知り合いになって、投資してもらえる人は何人いるのだろう?

    著者はもっとキレる人だと思っていたので残念。

  • あんまり新しく鮮烈な気づきはなかったかな。

著者プロフィール

1960年1月18日、東京都生まれ。1985年同志社大学大学院神学研究科修了 (神学修士)。1985年に外務省入省。英国、ロシアなどに勤務。2002年5月に鈴木宗男事件に連座し、2009年6月に執行猶予付き有罪確定。2013年6月に執行猶予期間を満了し、刑の言い渡しが効力を失った。『国家の罠―外務省のラスプーチンと呼ばれて―』(新潮社)、『自壊する帝国』(新潮社)、『交渉術』(文藝春秋)などの作品がある。

「2023年 『三人の女 二〇世紀の春 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

佐藤優の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×