- Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
- / ISBN・EAN: 9784413096409
作品紹介・あらすじ
いま、はちみつの“薬効”に注目が集まっています。甘味料としてだけでなく、知られざるパワーがいっぱい! のどの痛みやすり傷をカンタンに安全に治療する。お疲れぎみの体のエネルギー補給に。便秘をやさしく、自然に解消。血液サラサラ、内臓元気。体調管理に。洗顔料に、化粧水に、パックに、リンスに…肌・髪・体がしっとり。就寝前のハニードリンクで、イライラ気分もリラックス。そして、料理のおいしさをUPする隠し味として…。はちみつには元気とキレイをくれる魔法がいっぱいなのです。本書では、いろいろなはちみつの使い方を紹介します。
感想・レビュー・書評
-
料理する人や化粧する人は、実際にこの本を手に取ったら、
とても参考になると思います。
それらの分野はほとんど割愛してのまとめたので。
「薬いらずのはちみつ生活」
清水美智子著 青春出版社
はちみつに含まれる過酸化水素水が強い殺菌力を発揮する
はちみつの中のコリンやパントテン酸などの物質は強肝作用がある
果糖がアルコールの分解を促進
レモンのビタミンCは、果糖が分解したアルコールの排出を促してくれる
はちみつは赤ちゃんにはNG
「乳児ボツリヌス症」
原因となるボツリヌス菌は、空気が苦手な嫌気菌で、おもに土の中で生きています。(略)空気を避けるために硬い殻をかぶった芽胞の状態を保ち、活動を休止しています。(略)はちみつは高濃度の糖であり殺菌力も強いため、ボツリヌス菌は発芽できません。(略)腸内のビフィズス菌など多くの細菌に阻まれて芽胞のまま体外へ出てしまうので、全く問題は起きません。しかし、1歳未満の乳児の場合は、まだ腸内の細菌類が未発達なため、稀に菌が腸内で発芽して毒素を出し、中毒する恐れがあるのです。(略)
神経伝達物質・セロトニンには、興奮や緊張をやわらげて、精神を安定させる効果があります。セロトニンは、必須アミノ酸の一つであるトリプトファンから作られますが、このトリプトファンを脳内に運ぶ手助けをしてくれるのが、はちみつの主成分であるブドウ糖なのです。
ドイツやフランスでは、眠る前のはちみつが絶好の睡眠剤になると唱えている研究者もいますし、不眠症の患者さんにははちみつとレモン汁を混ぜたものを飲ませると、ぐっすり眠ったという報告もあるのです。
天然の防腐剤
すぐに食べきってしまわない食品の保存性を高めてくれます。(略)
お正月のおせち料理や行楽のお弁当作りにも (略)
ごはんをふっくら炊き上げる
はちみつの浸透性の良さ はちみつの酵素・アミラーゼの作用で、でんぷんの一部が麦芽糖に添加するため。
ごく少量のはちみつ(お米1合に対し、はちみつ小さじ1の割合)詳細をみるコメント0件をすべて表示