- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784413096614
作品紹介・あらすじ
大ヒット『ハリー・ポッター』とそれに続く『ファンタスティック・ビースト』をはじめ、ファンタジー小説の金字塔『ロード・オブ・ザ・リング』や大人気海外ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』、はては『ファイナルファンタジー』や『ドラゴンクエスト』といったゲームまで、剣と魔法が織りなすファンタジーの世界を舞台にした物語が大人気だ。本書は、こうした作品の世界観を形作った要素を、歴史や伝承、文化の側面からやさしく紐解くことで、裏に隠れた秘密を解き明かす。図解イラスト満載の、不思議で謎に満ちた「魔法の世界」をもっと深く楽しむための大講義!
感想・レビュー・書評
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魔法や魔術についてのウンチク本です。魔法にもそのルーツによって概して、近代魔術・魔女術・新異教主義魔術・呪術の4つに分けられると説明しています。このへんの系統をもっと知りたかったですが全体的に広く浅く、散文的な印象。
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フィクションで描かれる魔法使いのルーツから、現代の魔法使いがどう魔法を学んでいるのかまで、歴史と科学の話をしつつ魔法を空想の中だけのものとも断じない、バランスのいい語り口で教えてくれる。面白かったです。
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『ハリー・ポッター』を入り口とした魔法とその周辺のファンタジー世界の解説書であるが、近代魔術や魔女狩り、人物ではジョン・ディーやアレイスター・クロウリーにも触れている。特に後半は現代社会と魔術、というそれだけで1冊の本にできそうなところにまで足を踏み入れていて、タイトルからは想像できない、意外としっかりとした内容になっていた。
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魔術、魔女について興味があるけれども知識が全くなくて何から読めばいいのかわからない。
という方向けです。
講義形式で、一節さっと読めます。
本格的に魔術や魔女などについて学びたい方にはものたりないでしょうが、初心者の方に概要を知ってもらうにはとてもよい本だと思います。
うんちく本ですので、気をはらずにさくっと読めました。魔術関連の本は翻訳だからかややこしく重い内容が多いので息抜きしたい方にも。